神
神島化学工業株式会社
コウノシマカガクコウギョウカブシキガイシャ上場ガラス・土石製品4026EDINET: E00763Konoshima Chemical Co.,Ltd.
決算期: 04月期
業種: ガラス・土石製品
売上高 (FY25)
274億円
5.51%営業利益 (FY25)
17.9億円
15.64%経常利益 (FY25)
17.2億円
17.12%純利益 (FY25)
14.3億円
11.54%総資産
307億円
3.31%自己資本比率
42.2%
—ROE
11.6%
2.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
神島化学工業は、兵庫県を本拠とする無機化学素材の専業メーカーで、窯業系サイディングや軒天ボード等を手掛ける建材事業(売上比55%)と、マグネシウム化合物・蛍光体等セラミックスを製造する化成品事業(同45%)の2本柱で構成される。FY2025売上高は274億円(前期比+5.5%)と7期連続で増収基調を維持したものの、化成品事業での大型設備の減価償却費増加やセラミックス棚卸資産の廃棄処分が重なり、営業利益は18億円(同-15.7%)と減益となった。建材事業では高付加価値の「ドレッセプレミアム」や「プライケイカル」が牽引し増収を確保した一方、非住宅向けは工事遅れで苦戦した。中期経営計画(2026-2028年度)では、自社工場排ガスCO2を固定化する独自のCCU技術を軸にした資源循環型製品の展開と、xEV向け難燃水酸化マグネシウム等の成長市場への注力を両輪として、社会貢献と利益拡大の両立を目指している。自己資本比率42.0%、有利子負債92億円と財務健全性は概ね良好であり、設備投資が一巡した局面での利益回復が今後の注目点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 建材事業155億円(55%)と化成品事業123億円(45%)の2セグメントで274億円の売上を構成する。
- 2顧客: 建材は国内住宅・非住宅向け建設業者、化成品はサプリメント・xEV・半導体向け国内外メーカーへ供給する。
- 3価値提案: 99.9%以上の高純度素材と窯業成形技術を組み合わせ、環境規制強化に対応する高付加価値製品を提供する。
- 4コスト構造: LNG・電力・苛性ソーダ等のエネルギー・原材料費と大型設備の減価償却費が主要コストを占める。
Risks · リスク要因
- 1住宅着工減少リスク: 少子高齢化・人口減少により中長期的に新設住宅着工戸数の構造的縮小が避けられず、建材事業売上に直接影響する。
- 2原材料・エネルギー価格変動: LNG・電力・苛性ソーダ等の調達コスト高止まりが続けば、製造コストを押し上げ利益を圧迫する恐れがある。
- 3アスベスト訴訟リスク: 過去にアスベスト含有製品を製造しており、損害賠償請求訴訟が拡大した場合に多額の費用が発生する可能性がある。
- 4法的規制強化リスク: 建築基準法・食品衛生法・大気汚染防止法等の改正により追加設備投資や対応コストが発生する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1CCU独自技術: 自社排ガスCO2を原料に固定化製品を製造する独自技術を保有し、2030年ゼロCO2目標を競合優位に転換している。
- 2高純度マグネシウム: 99.9%以上の酸化・水酸化マグネシウムでサプリメントおよびxEV難燃材の需要増を取り込む供給体制を整備している。
- 3東西2拠点分散: 国内東西2製造拠点を保有し、地域的な製造リスクを分散しながら安定供給体制を維持している。
- 4多角的製品ポートフォリオ: 建材と化成品の2事業で住宅景気の単一依存を回避し、収益の安定化を図っている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1CO2ゼロ排出: 2030年までに自社工場排ガスCO2排出ゼロを目指し、CCU技術による資源循環型製品を建材・化成品の双方に展開する。
- 2成長市場深耕: xEV向け難燃水酸化マグネシウムや核融合・グリーンエネルギー向けセラミックスを2026-2028年中計の重点拡販品に位置付ける。
- 3スマートファクトリー化: AIやIoT・KIP活動を深化させ、労働力不足に対応しながら生産性向上と省人化を2028年度までに実現する。
- 4人的資本投資: ジョブ型雇用制度・エキスパート職・再雇用上限撤廃を活用し、多様な人材確保と従業員エンゲージメント向上に継続投資する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増収減益: 売上高274億円(+5.5%)の一方、化成品の大型設備減価償却費増と棚卸廃棄が響き営業利益18億円(-15.7%)と減益となった。
化成品設備投資一巡: 前期稼働の大型マグネシウム設備が寄与し、海外サプリメント向け酸化マグネシウムと難燃水酸化マグネシウムが増収を牽引した。
SBTiコミットメント実施: FY2025にSBTiへのコミットメントを表明し、2年以内にパリ協定整合の温室効果ガス削減目標を申請する予定である。
中期経営計画策定: 2026-2028年度の3カ年計画を公表し、ROE改善と資本コスト意識経営を明示、自己資本比率は42.0%まで改善した。
02
業績推移
売上高
274億円▲5.5%FY25
営業利益
17.9億円▼15.6%FY25
純利益
14.3億円▼11.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 222 | 212 | 198 | 218 | 240 | 260 | 274 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 20.8 | 21.7 | 21.2 | 17.9 |
| 経常利益 | 9.2 | 8.7 | 15.6 | 20.8 | 21.4 | 20.7 | 17.2 |
| 純利益 | 6.6 | 6.0 | 10.9 | 13.6 | 15.3 | 16.2 | 14.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 196 | 191 | 186 | 247 | 294 | 297 | 307 |
| 純資産 (自己資本) | 71.6 | 75.5 | 85.4 | 93.7 | 106 | 119 | 130 |
| 自己資本比率 (%) | 36.5 | 39.6 | 45.9 | 37.9 | 35.9 | 40.0 | 42.2 |
| 現金及び預金 | 12.8 | 14.4 | 9.7 | 18.7 | 21.5 | 11.7 | 14.4 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 23.3 | 10.9 | 30.1 | 20.6 | 18.2 | 33.4 | 30.9 |
| 投資CF | ▲16.6 | ▲7.3 | ▲11.4 | ▲23.7 | ▲41.7 | ▲56.4 | ▲12.4 |
| 財務CF | ▲3.2 | ▲1.9 | ▲23.5 | 12.2 | 26.3 | 13.3 | ▲15.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
158.16
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.6%
自己資本利益率
ROA
4.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
672人
平均年齢
40.9歳
平均勤続
14.3年
単体 平均年収
573万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
66.00円+3
配当性向
27.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
30
FY21
40
FY22
54
FY23
60
FY24
63
FY25
66
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。