株
株式会社アクセルスペースホールディングス
カブシキガイシャアクセルスペースホールディングス上場情報・通信業402AEDINET: E40500決算期: 05月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
15.9億円
24.82%営業利益 (FY25)
-24.9億円
1.69%経常利益 (FY25)
-18.2億円
27.33%純利益 (FY25)
-19.5億円
38.53%総資産
95.2億円
29.51%自己資本比率
31.8%
—ROE
0.0%
0.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社アクセルスペースホールディングスは2008年創業の日本の宇宙スタートアップで、「Space within Your Reach」をビジョンに掲げる。事業は2本柱で構成される。第1の柱「AxelLiner事業」は顧客のペイロードを搭載した小型衛星をワンストップで開発・製造・打上げ・運用するサービスで、売上高の約84%を占める。汎用バスシステムと専用ソフト「AxelLiner Terminal」により開発期間を従来の2〜3年から最短1年に短縮することを目指す。第2の柱「AxelGlobe事業」は自社の地球観測衛星コンステレーション「GRUS」から取得した画像データ・ソリューションをエンドユーザーに提供するダウンストリームビジネスである。FY2025の売上高は16億円(前期比-24.8%)と減収となったが、これは前期に計上した大型案件の進捗が一巡したためであり、構造的な問題とは性質が異なる。一方で受注残高は114億円超と大幅に積み上がっており、防衛省の2,832億円規模の衛星コンステレーション予算やJAXA宇宙戦略基金など政府支援の拡大が追い風となっている。ただし営業損失25億円・純損失20億円と赤字が継続しており、みずほ銀行・三井住友銀行からの借入46億円で資金を確保している段階にある。汎用バスシステムの技術実証(GRUS-3α)が完了するかどうかが、収益化加速の最重要分岐点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: AxelLiner事業(衛星開発受託)が売上高の約84%、AxelGlobe事業(地球観測データ販売)が約16%を占め、補助金収入も一定割合を占める。
- 2顧客: 政府系機関(NEDO・経産省・防衛省等)が売上の大部分を占め、民間宇宙関連企業向けにも受注を拡大している。
- 3価値提案: 汎用バスシステムにより衛星開発期間を最短1年・低コストで実現し、設計〜運用までをワンストップで提供する。
- 4コスト構造: 研究開発費・人件費を中心とした固定費が大きく、売上原価率は93%と高く、黒字化には売上規模拡大が不可欠な構造である。
Risks · リスク要因
- 1技術実証リスク: 汎用バスシステムの実証機PYXIS(2024年3月打上げ)が電源故障で断絶し、GRUS-3αでの再実証も成否が不確定で、収益化計画が遅延するリスクがある。
- 2資金調達リスク: 継続的な営業赤字(FY2025で25億円)のもと有利子負債が急増しており、追加資金調達ができない場合は開発継続が困難になるリスクがある。
- 3顧客集中リスク: 売上高の大部分を政府系機関に依存しており、予算削減・方針変更・国際情勢変化により受注が急減する可能性がある。
- 4競合激化リスク: 国内外の大手企業・スタートアップが小型衛星市場に相次いで参入しており、技術革新や補助金獲得で優位性が失われるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1開発実績: 創業2008年以来11機の小型衛星開発・運用を通じ、低コスト・短期間の衛星開発ノウハウを国内最高水準で蓄積している。
- 2両事業シナジー: アップストリーム(製造受託)とダウンストリーム(データ販売)の両事業を持つ企業は世界的に希少であり、相互フィードバックで競争力を高める。
- 3受注残高の厚み: FY2025末時点で受注残高は114億円超と前期比116.9%増であり、防衛・宇宙戦略基金の追い風を受け中期的な売上基盤が形成されている。
- 4政府との関係: NEDO・JAXA・経産省・防衛省など主要官公庁と複数の大型委託契約・補助金採択関係を持ち、安定した政府収入源を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1汎用バスシステム確立: GRUS-3α(2025年6月打上げ)での軌道上実証を経て汎用バスシステムを確立し、最短1年・低コストでの衛星開発受注体制を2026年度中に整える方針である。
- 2GRUS-3コンステレーション構築: 2027年5月期打上げ予定の中分解能衛星GRUS-3の開発に向け、FY2025に部材調達・前渡金支出を進め、地球観測サービスの高度化を図る。
- 3政府大型案件の獲得: 防衛省2,832億円の衛星コンステレーション予算やJAXA宇宙戦略基金(10年1兆円)を活用した大型受注を戦略的に獲得し、売上規模を拡大する方針である。
- 4製造効率化アライアンス: ミスミ・由紀ホールディングスなどとの宇宙機製造アライアンスを活用し、並行製造の実現とリードタイム短縮によりコスト競争力を高める計画である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高16億円(前期比-24.8%)・営業損失25億円と減収増損となったが、補助金収入7.4億円の計上によりAxelLiner事業のセグメント損失は前期の12.3億円から2.1億円へ大幅に改善した。
銀行借入の実行: 2024年9月にみずほ銀行、2025年3月に三井住友銀行と借入契約を締結し、長期借入金を合計46億円超実行、期末の現金残高は41億円を確保した。
GRUS-3α打上げ成功: 2025年6月24日に汎用バスシステムを搭載した衛星GRUS-3αの打上げに成功し、軌道上で汎用バスシステムの技術実証を進行中である。
受注残高が急拡大: FY2025の受注残高合計は114億円(前期比116.9%増)に達し、NEDOによる光通信等コンステレーション基盤技術開発等の大型政府案件が主な要因となった。
02
業績推移
売上高
15.9億円▼24.8%FY25
営業利益
-25億円▲1.7%FY25
純利益
-19.5億円▲38.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.8 | 4.1 | 13.1 | 21.1 | 15.9 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -25.4 | -24.9 |
| 経常利益 | 0.0 | -10.9 | -13.3 | -25.1 | -18.2 |
| 純利益 | 0.0 | -16.8 | -13.4 | -31.7 | -19.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 53.9 | 33.4 | 28.7 | 73.5 | 95.2 |
| 純資産 (自己資本) | 52.8 | 23.3 | 19.1 | 49.8 | 30.3 |
| 自己資本比率 (%) | 97.8 | 69.6 | 66.5 | 67.7 | 31.8 |
| 現金及び預金 | — | 16.5 | 13.6 | 42.4 | 41.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | ▲13.1 | ▲12.3 | ▲25.8 | ▲43.3 |
| 投資CF | — | ▲1.0 | ▲0.4 | ▲9.8 | ▲1.9 |
| 財務CF | — | — | 9.3 | 64.3 | 43.9 |
| FCF | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
AxelGlobeBusiness0.0兆16.4%
AxelLinerBusiness0.0兆83.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
32人
平均年齢
42.4歳
平均勤続
2.5年
単体 平均年収
713万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。