片
片倉コープアグリ株式会社
カタクラコープアグリカブシキガイシャ上場化学4031EDINET: E00789Katakura & Co-op Agri Corporation
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
414億円
0.33%営業利益 (FY25)
6.5億円
176.29%経常利益 (FY25)
6.7億円
185.50%純利益 (FY25)
3.5億円
155.56%総資産
501億円
2.98%自己資本比率
47.6%
—ROE
1.5%
4.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
片倉コープアグリは、肥料事業を主軸に化学品・不動産・その他を展開する農業関連メーカーである。売上高414億円のうち肥料事業が約330億円(約80%)を占め、販売先の約62%は全国農業協同組合連合会(全農)に集中する。FY2025は前期(FY2024)に計上した肥料在庫の売買差損が一巡したことで営業損失852百万円から営業利益650百万円へ黒字転換し、純利益350百万円を確保した。一方、安価肥料へのシフトや施肥量削減という構造的需要低迷は続いており、肥料事業のセグメント利益は55百万円と薄利にとどまる。成長ドライバーとして期待される化学品事業は売上高626億円・セグメント利益637百万円と前期比45%増益と好調を維持した。中長期目標として純利益20億円以上・ROE8%以上を掲げ、2025年8月末に新中期経営計画を公表予定。バイオスティミュラント資材の全国展開、インドネシア化粧品原料市場への参入、渋谷再開発ビルの稼働(2025年8月完工予定)など複数の成長施策を推進するが、現状のROE1.5%・自己資本比率47.5%の水準から長期目標達成には相応の時間を要する見込みである。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 肥料事業が売上高330億円(約80%)を占め、化学品626億円・その他308億円が補完する。
- 2顧客: 全農への依存度が62%と高く、系統流通ルートを通じて国内農業者に肥料を供給する。
- 3価値提案: 創業100年の肥料技術とバイオスティミュラント・化粧品原料等の機能性素材で付加価値を提供する。
- 4コスト構造: 主要原料の多くを海外に依存し、国際市況・為替・運賃がコストを大きく左右する構造である。
Risks · リスク要因
- 1肥料需要の構造的低迷: 農業者の高齢化・耕地減少・安価肥料へのシフトが続き、主力事業の収益回復を阻む恒常的リスクである。
- 2原料の海外依存と為替リスク: 肥料・化学品の主要原料を輸入に依存し、円安や中国の輸出規制が原価を直撃するリスクがある。
- 3全農への売上集中リスク: 売上の62%が全農向けであり、系統流通シェア低下や取引条件変更が業績に即座に影響する。
- 4在庫評価損リスク: FY2024に在庫損失が発生したように、肥料価格急落時に多額の売買差損が業績を大幅に悪化させる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1全国21工場の生産網: 全国規模の製造・物流インフラが参入障壁となり、系統組織との長期取引関係を支えている。
- 2全農との強固な取引関係: 売上の62%を全農が占め、系統流通の安定的な販売チャネルを確保している。
- 3化学品事業の技術優位: 発酵・抽出技術を活かした化粧品原料や合成マイカで海外展開を進め、利益成長率45%を達成した。
- 4不動産資産の活用: 渋谷区再開発商業ビル(2025年8月完工予定)により、安定的な賃料収入源を新たに確保する見込みである。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 12030年ビジョン: 「農業ソリューションカンパニー」を目指し、純利益20億円以上・ROE8%以上・DER0.5程度を長期目標とする。
- 2肥料事業の構造改革: 全国21工場の生産品目・設備を最適化し、バイオスティミュラント資材を2025年4月より全国販売開始した。
- 3化学品事業の成長投資: 2024年12月にインドネシア化粧品原料商社へ出資し、東南アジア展開を軸にM&Aも含め積極投資を行う。
- 4資本効率の改善: 配当性向50%目標を維持しつつ、渋谷再開発ビルの稼働や保有資産見直しでROE向上とPBR改善を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025黒字転換: 売上高414億円(前期比+0.3%)、営業利益650百万円と前期の営業損失852百万円から大幅に改善した。
化学品事業が牽引: 工業用リン酸・無機素材の販売増と原価改善でセグメント利益637百万円(前期比+45.2%)を達成した。
新中期経営計画を2025年8月公表予定: 2025年5月15日に骨子を開示し、ROE8%以上・純利益20億円以上の長期目標を示した。
インドネシア出資: 2024年12月にインドネシアの化粧品原料販売商社へ経営参画し、東南アジア市場開拓の第一歩を踏み出した。
02
業績推移
売上高
414億円▲0.3%FY25
営業利益
6.5億円▲176.3%FY25
純利益
3.5億円▲155.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 383 | 376 | 354 | 390 | 510 | 412 | 414 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 11.2 | 35.6 | -8.5 | 6.5 |
| 経常利益 | 12.7 | 13.8 | 12.6 | 12.1 | 35.3 | -7.9 | 6.7 |
| 純利益 | 10.0 | 8.8 | 8.3 | 10.2 | 21.7 | -6.3 | 3.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 434 | 414 | 405 | 431 | 494 | 486 | 501 |
| 純資産 (自己資本) | 225 | 224 | 223 | 230 | 248 | 236 | 239 |
| 自己資本比率 (%) | 51.9 | 54.0 | 55.0 | 53.4 | 50.3 | 48.4 | 47.6 |
| 現金及び預金 | 40.0 | 33.4 | 27.5 | 19.4 | 18.4 | 22.8 | 20.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 11.7 | 17.0 | 27.2 | 3.4 | ▲12.1 | 15.2 | 1.5 |
| 投資CF | ▲6.5 | ▲10.5 | ▲20.1 | ▲5.3 | ▲12.4 | ▲22.1 | ▲24.8 |
| 財務CF | ▲12.0 | ▲13.1 | ▲12.9 | ▲6.2 | 23.5 | 11.2 | 21.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
39.09
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.5%
自己資本利益率
ROA
0.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ChemicalProducts0.0兆14.6%0.00兆10.5%
Fertilizer0.0兆79.8%0.00兆0.2%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆4.9%0.00兆4.7%
RealEstate0.0兆0.7%0.00兆1.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
614人
平均年齢
46.6歳
平均勤続
19.4年
単体 平均年収
561万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
20.00円
配当性向
58.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
50
FY21
50
FY22
57
FY23
121
FY24
20
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。