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株式会社トクヤマ
カブシキガイシャトクヤマ上場化学4043EDINET: E00768Tokuyama Corporation
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
3431億円
0.32%営業利益 (FY25)
300億円
16.89%経常利益 (FY25)
296億円
12.54%純利益 (FY25)
234億円
31.76%総資産
4762億円
4.12%自己資本比率
57.5%
—ROE
9.2%
1.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
トクヤマは山口県徳山市を本拠とする総合化学メーカーで、苛性ソーダ・塩化ビニル・ソーダ灰などの化成品、セメント、電子先端材料(半導体用多結晶シリコン・乾式シリカ・放熱材)、歯科充填材などのライフサイエンス、そして廃棄物リサイクル等の環境事業を展開している。FY2025(2025年3月期)の売上高は3,431億円(前期比+0.3%)とほぼ横ばいだが、半導体関連製品の販売増と製造コスト改善が奏功し、営業利益は300億円(+16.9%)、純利益は234億円(+31.8%)と大幅な増益を達成した。牽引役は電子先端材料セグメントで、営業利益は前期比+186.8%と急拡大した。 中期経営計画2025では「電子・健康・環境」を成長3領域と定め、2025年度に売上4,000億円・営業利益450億円・ROE11%以上を目標に掲げている。ただし現状の売上3,431億円・営業利益300億円はいずれも目標に対し大幅な未達であり、2025年度最終目標の達成には相応のハードルが残る。ベトナムでの多結晶シリコン子会社設立、インドへの営業拠点整備、太陽光パネルリサイクル事業や水素化マグネシウムの量産開始など、海外・新領域への布石は着実に打たれており、ポートフォリオ転換の実現度が今後の評価軸となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 化成品33.5%、電子先端材料25.4%、セメント18.8%、ライフサイエンス12.2%の4本柱で構成される。
- 2顧客: 半導体メーカー・電子部品メーカー・歯科材料市場・建設業向けに日本・アジア・欧米へ幅広く供給する。
- 3価値提案: 100年超の電気化学技術を基盤に、高純度多結晶シリコンや乾式シリカなど差別化素材を提供する。
- 4コスト構造: エネルギー多消費型製造業であり、石炭火力・原燃料コストが収益を左右する典型的な装置産業である。
Risks · リスク要因
- 1脱炭素規制リスク: 石炭火力発電所を自社保有し、カーボンプライシング導入時のコスト増加が業績・財務に直結する可能性がある。
- 2電子材料の需要変動: 半導体市況の急変により電子先端材料セグメント(売上の約25%)が大幅に落ち込むリスクがある。
- 3為替・原燃料コスト: エネルギー多消費型のため円安・原燃料高騰が製造コストを直撃し、利益率を圧迫しやすい構造である。
- 4自然災害・設備事故: 徳山製造所への生産集中により、大規模地震や設備火災・爆発が長期操業停止につながるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1多結晶シリコンの高シェア: 半導体用高純度多結晶シリコンで国内トップ級の地位を持ち、半導体市場拡大の恩恵を直接享受できる。
- 2素材の一貫生産体制: 徳山製造所に電気化学プロセスを集約し、苛性ソーダ起点の副産物連携で原料コストを低減できる。
- 3歯科材料のグローバル展開: 子会社トクヤマデンタルが欧米で需要拡大中の歯科充填コンポジットレジンで高い存在感を持つ。
- 4財務健全性: 自己資本比率54.9%、ネットD/Eレシオ0.13倍と低レバレッジを維持し、成長投資余力を確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1成長事業比率の引き上げ: 「電子・健康・環境」3領域の売上比率を2025年度50%以上、2030年度60%以上へ拡大する計画である。
- 2多結晶シリコン生産拠点の拡充: ベトナム子会社設立・マレーシアでのOCIとの合弁を推進し、国際供給体制を2020年代後半に整備する。
- 3カーボンニュートラル対応: 2030年度にGHG排出量(Scope1・2)を2019年度比30%削減し、2050年度CN達成を目指す。
- 4インド・新興国市場の開拓: インドに販売子会社を設立し、電子・健康・環境製品のマーケティングを強化して海外成長を取り込む。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025増益: 売上3,431億円(+0.3%)、営業利益300億円(+16.9%)、純利益234億円(+31.8%)と製造コスト改善が大幅寄与した。
電子先端材料が急拡大: 同セグメントの営業利益は前期比+186.8%の96億円となり、半導体向け多結晶シリコン販売増が主因である。
ベトナム多結晶シリコン子会社設立: FY2025中に設立を完了し、将来の半導体需要拡大に備えた生産拠点の国際分散を開始した。
中計最終年度目標は未達水準: 2025年度目標(売上4,000億円・営業利益450億円)に対し現状は大幅未達であり、1年での挽回が課題である。
02
業績推移
売上高
3,431億円▲0.3%FY25
営業利益
300億円▲16.9%FY25
純利益
234億円▲31.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3247 | 3161 | 3024 | 2938 | 3518 | 3420 | 3431 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 245 | 143 | 256 | 300 |
| 経常利益 | 334 | 328 | 308 | 259 | 148 | 263 | 296 |
| 純利益 | 343 | 199 | 245 | 280 | 93.6 | 178 | 234 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 3796 | 3834 | 3868 | 4332 | 4783 | 4574 | 4762 |
| 純資産 (自己資本) | 1635 | 1804 | 2053 | 2329 | 2416 | 2599 | 2739 |
| 自己資本比率 (%) | 43.1 | 47.1 | 53.1 | 53.8 | 50.5 | 56.8 | 57.5 |
| 現金及び預金 | 680 | 809 | 831 | 825 | 676 | 479 | 749 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 385 | 524 | 433 | 260 | ▲118 | 558 | 524 |
| 投資CF | ▲162 | ▲205 | ▲193 | ▲338 | ▲338 | ▲304 | ▲235 |
| 財務CF | ▲211 | ▲183 | ▲225 | 51.2 | 302 | ▲465 | ▲11.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
325.08
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.2%
自己資本利益率
ROA
4.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Cement0.1兆18.7%0.01兆11.6%
Chemicals0.1兆33.5%0.01兆9.4%
EcoBusiness0.0兆1.4%0.00兆1.1%
ElectronicAndAdvancedMaterials0.1兆25.1%0.01兆11.1%
LifeScience0.0兆12.2%0.01兆18.6%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆9.0%0.00兆7.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
2,593人
平均年齢
41.4歳
平均勤続
17.0年
単体 平均年収
732万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
150.00円+35
配当性向
22.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
105
FY21
105
FY22
105
FY23
105
FY24
115
FY25
150
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。