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GMOフィナンシャルゲート株式会社

ジーエムオーフィナンシャルゲートカブシキカイシャ上場情報・通信業4051EDINET: E35642
GMO Financial Gate, Inc.
決算期: 09月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
179億円
4.15%
営業利益 (FY25)
22.3億円
45.63%
経常利益 (FY25)
22.2億円
46.93%
純利益 (FY25)
16.3億円
61.11%
総資産
138億円
2.64%
自己資本比率
45.2%
ROE
27.5%
8.30%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

GMOフィナンシャルゲートは、対面決済市場向けにマルチ決済端末・決済センター機能・IoTキャッシュレスサービスを提供するフィンテック企業である。三井住友カードと共同運営する次世代プラットフォーム「stera」を軸に、クレジットカード会社・銀行・POSベンダーをパートナーとして加盟店網を拡大し、ストック・フィー・スプレッドの3区分で安定的なリカーリング収益を積み上げるビジネスモデルを構築している。FY2025の売上収益は179億円と前年比-4.2%に留まったが、これは一過性の端末販売(イニシャル)が前年比-24.6%と落ち込んだことが主因であり、ストック+21.3%・フィー+41.8%・スプレッド+16.6%とリカーリング3区分は軒並み高成長を維持した。結果として営業利益は22億円と前年比+45.6%を達成し、ROEは27.5%と高水準を維持している。2019年から2024年にかけて売上が24億円→187億円と急拡大した成長企業であり、政府が掲げるキャッシュレス比率80%目標(現状42.8%)の追い風を受けて中長期の市場拡大が見込まれる一方、特定顧客への依存(三井住友カード39.4%・VJA19.4%)や端末販売の変動リスクが課題として残る。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: ストック(月額固定)・フィー(処理件数連動)・スプレッド(GMV連動)・イニシャル(端末販売)の4区分で構成され、リカーリング3区分合計が売上の約50%に拡大している。
  • 2顧客: 三井住友カード(売上39.4%)・VJA(19.4%)を筆頭にカード会社・銀行・POSベンダーをパートナーとし、その先の多様な業種の加盟店に端末とサービスを提供している。
  • 3価値提案: 1台でクレジット・電子マネー・QR・非接触・銀聯・免税など全決済手段に対応するオールインワン端末と、決済センター機能・データ還元で加盟店の省人化ニーズに応えている。
  • 4コスト構造: 端末調達コストが変動費の中心で、システム開発・セキュリティ維持が固定費の主体となり、リカーリング比率向上に伴い営業レバレッジが効きやすい構造に移行中である。
Risks · リスク要因
  • 1特定顧客依存: 三井住友カード1社で売上の39.4%を占め、同社の戦略変更や取引条件の見直しが生じた場合、業績に深刻な影響を及ぼす可能性がある。
  • 2端末販売の変動: FY2025のイニシャル売上は前年比-24.6%(約30億円減)と大幅に落ち込み、大型案件の受注タイミングや加盟店の投資抑制により業績が年度間で大きくブレるリスクがある。
  • 3情報セキュリティ・法規制: クレジットカード情報を取り扱うためPCI DSS準拠が必須であり、改正割賦販売法や将来の追加規制により加盟店管理コストが増大する可能性がある。
  • 4競争激化とスプレッド圧縮: QRコード・タッチ決済など新興決済手段の普及に伴い、新規参入事業者との競争が激化しており、手数料率・スプレッド水準への価格圧力が収益を圧迫するリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1steraプラットフォーム: 三井住友カードとの共同運営により業界最大級の加盟店網へのアクセスを確保し、GMOデータ社が決済センター機能を担って収益性向上に直結している。
  • 2KPI急成長: FY2025のGMV+30%・決済処理件数+41%・アクティブID数+17%と処理量が売上を上回るペースで拡大し、将来のリカーリング収益増加の先行指標となっている。
  • 3GMOグループシナジー: GMOペイメントゲートウェイ等グループのEC決済事業との連携でO2O・オムニチャネル展開が可能であり、単独では取り込めない大手加盟店にもアプローチできる。
  • 4IoT・省人化領域: コインパーキング・セルフレジ・自動販売機など無人決済機へ組込型端末を展開し、人手不足を背景とした省人化需要の高まりで開拓余地の大きいブルーオーシャン市場を先行確保している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1次世代端末の拡販: Android OSやiOS上の決済アプリを大手カード会社・海外FinTech企業と共同開発し、ハードウェア依存度を下げながら端末シェアを拡大する方針を掲げている。
  • 2リカーリング収益の拡大: GMV・処理件数連動のフィー・スプレッド売上比率を高め、イニシャル依存から脱却することで収益の安定性と利益率の向上を同時に追求する。
  • 3FinTech・マネーサービスの拡充: 既存の早払いサービスに加え、加盟店向けレンディング・ファクタリングをGMOインターネットグループの金融事業シナジーを活用して展開し、収益源を多様化する。
  • 4仲間づくり(M&A・資本提携): 事業上の協業が見込める有望企業への出資・資本提携を継続し、IoT・モビリティ・インバウンド決済など成長領域での戦略優位性を早期に確保する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上179億円(-4.2%)の一方、営業利益22億円(+45.6%)・純利益16億円(+49.5%)と大幅増益を達成し、ROE27.5%を維持した。
リカーリング3区分が急成長: ストック21億円(+21.3%)・フィー53億円(+41.8%)・スプレッド16億円(+16.6%)と安定収益が拡大し、利益率改善の主因となった。
イニシャル売上が大幅減: 端末・開発受託等の一時売上が119億円→90億円(-24.6%)と落ち込み、三井住友カード向け売上が87.7億円→70.6億円に縮小したことが全体売上減の主因である。
株主還元を強化: FY2025に配当金5.2億円の支払いに加え自己株式を5.0億円取得し、合計約10億円の株主還元を実施した。
02

業績推移

売上高
179億円4.2%FY25
050100150200FY20FY22FY24
営業利益
22.3億円45.6%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
純利益
16.3億円61.1%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
050100150200FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高23.836.970.9103159187179
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益7.411.315.322.3
経常利益2.34.36.27.511.315.122.2
純利益1.42.94.14.77.810.116.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産48.861.371.466.593.2142138
純資産 (自己資本)30.440.243.844.849.456.362.6
自己資本比率 (%)62.365.661.367.453.039.645.2
現金及び預金31.429.534.323.940.050.642.6
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF3.4▲5.49.6▲2.18.717.112.3
投資CF▲1.7▲3.4▲4.7▲5.3▲5.3▲7.2▲9.0
財務CF2.36.8▲0.0▲3.012.80.6▲11.3
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
197.49
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
27.5%
自己資本利益率
ROA
11.8%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
106
平均年齢
39.7
平均勤続
3.9
単体 平均年収
1,335万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1GMOペイメントゲートウェイ株式会社4.7百万株56.97%
#2日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.5百万株6.31%
#3株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.4百万株4.73%
#4豊山 慶輔0.2百万株2.61%
#5THE BANK OF NEW YORK 133652(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.2百万株2.32%
#6JP MORGAN CHASE BANK 385839(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.2百万株2.27%
#7高野 明0.1百万株1.20%
#8株式会社SBI証券0.1百万株1.05%
#9THE BANK OF NEW YORK MELLON 140051 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.1百万株0.75%
#10杉山 憲太郎0.1百万株0.73%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
99.00+37
配当性向
51.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
40
FY21
51
FY22
58
FY23
46
FY24
62
FY25
99
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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