調査を依頼
ホーム/企業/情報・通信業/株式会社シイエヌエス

株式会社シイエヌエス

カブシキカイシャシイエヌエス上場情報・通信業4076EDINET: E36840
CNS Co.,Ltd
決算期: 05月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
70.0億円
5.23%
営業利益 (FY25)
5.6億円
10.48%
経常利益 (FY25)
5.9億円
10.00%
純利益 (FY25)
4.3億円
7.38%
総資産
52.6億円
6.61%
自己資本比率
75.3%
ROE
11.2%
2.00%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社シイエヌエスは、デジタル革新推進・ビッグデータ分析・システム基盤・業務システムインテグレーション・コンサルティングの5事業を展開するシステムエンジニアリングサービス企業である。売上高は2019年の44億円から2025年の70億円へ6年間で約1.6倍に拡大し、DX市場の追い風を受けて安定成長を続けている。FY2025は売上高70億円(前期比+5.2%)を達成したものの、約11%のベースアップ実施により人件費率が前期比1.4ポイント上昇し、営業利益は6億円(同▲10.4%)と減益となった。収益構造上の最大リスクはNTTデータGへの36.3%・野村総研Gへの21.4%という特定大口顧客依存であり、2社合計で売上の57.7%を占める。中期経営計画(FY2025〜FY2027)では最終年度に売上高100億円・営業利益率10%以上を目標に掲げ、自社ブランド「U-Way」による20億円規模のオリジナルサービス創出、OracleERP参入、生成AI人材獲得など受託型ビジネスからの脱却を急いでいる。FY2026は本社移転・高度人材採用投資を先行させるため利益成長は鈍化する見通しであり、成長投資の回収タイミングが評価の鍵となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: ITシステム受託開発・運用保守が収益の大部分を占め、DX推進・ビッグデータ・ERP等5事業で売上高70億円を構成する。
  • 2顧客: NTTデータGと野村総研Gの2社だけで売上の57.7%を占め、大手SIer経由の間接型取引が主軸である。
  • 3価値提案: ServiceNow・生成AI・ERP等の先端技術領域で上流コンサルから実装まで一貫サービスを提供する。
  • 4コスト構造: 人件費(労務費含む)が売上原価の中心で、FY2025の人件費率は前期比+1.4ポイントの27.7%に上昇した。
Risks · リスク要因
  • 1大口顧客集中リスク: NTTデータGと野村総研Gで売上の57.7%を占め、一方の発注削減だけで業績に甚大な影響が生じる構造である。
  • 2IT人材確保リスク: 採用環境の悪化が続く中、高度専門人材の獲得不足は中期計画100億円目標の未達に直結する最重要課題である。
  • 3生成AI等による業務代替リスク: コード生成AIの普及が受託型SES事業の単価・稼働量を圧迫し、既存ビジネスモデルを毀損する可能性がある。
  • 4利益率低下リスク: ベースアップ・本社移転・高度人材採用が重なるFY2026は利益成長鈍化を会社自身が予測しており、ROEの低下が懸念される。
Strengths · 強み
  • 1大手SIerとの長期信頼関係: NTTデータGと野村総研Gとの継続取引が安定収益基盤となり、既存顧客売上が毎期積み上がる構造である。
  • 2DX成長市場への適合: ServiceNow・生成AI・ERP等の注力領域が、2030年度8兆円超と予測されるDX市場拡大と連動している。
  • 3自社ブランドU-Wayによる差別化: 2022年開始のオリジナルサービスが新規エンドユーザー獲得に貢献し、受託依存脱却の足掛かりとなっている。
  • 4売上高の6年連続増収: 2019年44億円から2025年70億円へCAGR約8%で成長し、IT投資拡大期における安定的な受注獲得能力を示す。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1中期目標の達成: FY2027最終年度に売上高100億円・営業利益率10%以上を掲げ、FY2026は売上高82.5億円(+17.8%増)を目指す。
  • 2ERP・生成AI領域の拡大: OracleERP・mcframeへの新規参入およびLLM活用ハイスキル人材の獲得により、高付加価値事業を2027年までに拡充する。
  • 3オリジナルサービスU-Wayの育成: 中期計画でU-Wayシリーズ売上高20億円を目標とし、受託型からプロダクト収益へのモデル転換を推進する。
  • 4組織改革と新規顧客開拓: FY2026から本部制を導入し、セールス本部主導でエンドユーザー直接開拓を強化、顧客集中リスクの低減を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025は増収減益で着地: 売上高70億円(+5.2%)を達成した一方、約11%賃上げが響き営業利益は6億円(▲10.4%)と2桁減益となった。
デジタル革新推進事業が牽引: ServiceNow・生成AI案件拡大により同事業売上高22億円(前期比+20.9%)と全事業中最大の伸長率を記録した。
コンサルティング事業が大幅縮小: 体制を大幅に縮小し直面した立て直し局面で、売上高は前期比▲68.7%の約1.2億円にとどまった。
2025年2月に本社移転を決定: 新オフィス賃借で敷金等が約1.8億円増加し、FY2026の利益面への先行コスト負担を会社が明示している。
02

業績推移

売上高
70.1億円5.2%FY25
020406080FY20FY22FY24
営業利益
5.6億円10.5%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
4.3億円7.4%FY25
01.32.53.85FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.55.07.510.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
050100150200FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高44.345.848.454.259.966.670.0
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益5.35.66.25.6
経常利益2.84.94.95.95.96.55.9
純利益1.43.33.44.14.34.64.3
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産24.228.031.441.545.549.352.6
純資産 (自己資本)14.517.219.930.433.436.739.6
自己資本比率 (%)59.661.463.573.273.574.475.3
現金及び預金6.611.614.224.925.829.329.7
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲1.06.51.84.63.55.64.4
投資CF▲0.10.11.4▲0.2▲1.3▲0.8▲2.7
財務CF0.4▲1.5▲0.66.3▲1.3▲1.3▲1.4
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
147.06
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
11.2%
自己資本利益率
ROA
8.1%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
221
平均年齢
32.7
平均勤続
6.0
単体 平均年収
684万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1N&KT株式会社 0.6百万株20.64%
#2富山 広己 0.4百万株13.92%
#3関根 政英 0.2百万株6.13%
#4シイエヌエス従業員持株会 0.1百万株4.52%
#5小野間 治彦 0.1百万株3.86%
#6楠見 慶太 0.1百万株3.85%
#7株式会社NTTデータグループ0.1百万株3.44%
#8生活協同組合コープさっぽろ0.1百万株3.44%
#9戸田 忠志 0.1百万株2.06%
#10種田 政行 0.1百万株1.85%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
75.00+27
配当性向
59.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
5000
FY21
30
FY22
45
FY23
45
FY24
48
FY25
75
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。