エ
エア・ウォーター株式会社
エアウォーターカブシキガイシャ上場化学4088EDINET: E00792AIR WATER INC.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
1.08兆円
5.02%営業利益 (FY25)
0.08兆円
10.22%経常利益 (FY25)
0.07兆円
10.89%純利益 (FY25)
0.05兆円
10.63%総資産
1.25兆円
2.25%自己資本比率
41.4%
—ROE
9.8%
0.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
エア・ウォーターは「空気」と「水」を事業の原点とし、産業ガス(デジタル&インダストリー)・エネルギーソリューション・医療(ヘルス&セーフティー)・農産食品(アグリ&フーズ)・物流・海外ガス等を展開する複合産業ガスコングロマリットである。FY2025(2025年3月期)は売上収益1兆759億円(前期比+5.0%)・営業利益752億円(同+10.2%)・純利益491億円(同+10.6%)と過去最高を更新した。半導体・デジタル向けガス供給や特殊ケミカルが牽引する一方、アグリ&フーズは原料高と一過性費用で減益となった。2010年から掲げた「売上1兆円」を2022年に達成した後、新中計「terrAWell30 2nd stage」(2025~2027年度)では規模拡大から収益性追求へ経営をシフト。インド・北米の産業ガスや半導体関連、カーボンニュートラル(液化水素・バイオメタン等)を成長投資先と位置付け、低収益事業の合理化とバランスシートのスリム化を並行して進める。2030年に時価総額1兆円(現状の約2倍)を目標とし、累進配当導入・配当性向35%への引き上げで株主還元も強化する方針を示している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 産業ガス(デジタル&インダストリー)が売上の33%を占め、医療・エネルギー・食品・その他が残りを分担する多角収益構造である。
- 2顧客: 鉄鋼・半導体・医療機関・農産食品・家庭向けLPガスまで幅広い産業・個人に製品とサービスを供給している。
- 3価値提案: ガスの製造・貯蔵・物流インフラを核に、特殊ケミカルや医療機器・農産加工まで川下に展開しワンストップ提供する。
- 4地域構成: 国内が収益の大半を占めるが、海外売上比率は11.3%へ拡大し、インド・北米での産業ガス事業を成長軸としている。
Risks · リスク要因
- 1海外事業リスク: 米国関税政策や地政学リスクにより、インド・北米で拡大中の産業ガス投資の回収が遅延する可能性がある。
- 2調達コストリスク: 産業ガス製造の電力コスト上昇や、地政学要因によるヘリウム調達難が利益率を圧迫する可能性がある。
- 3医療制度改革リスク: 診療報酬・薬価の大規模改定が行われた場合、ヘルス&セーフティーセグメント(売上比23%)の収益が悪化する可能性がある。
- 4為替リスク: 海外売上比率11.3%・ヘリウム等海外調達を抱え、急激な円高・円安が業績と財務状態の双方に影響を与える可能性がある。
Strengths · 強み
- 1ガスインフラ網: 高効率小型製造装置VSUと分散配置された貯蔵拠点により国内産業・医療ガスの安定供給インフラを独自に保有している。
- 2多角事業シナジー: ガス技術を核に医療・農産食品・物流・エネルギーを垂直統合し、景気サイクルへの分散耐性と内部シナジーを実現している。
- 3半導体関連対応力: 特殊ケミカル・ガス精製装置・熱制御機器をセットで供給できる総合力でデジタル・半導体顧客の一括需要を取り込んでいる。
- 4北海道地盤の食農調達力: 契約農家直接購入・アグリサポート事業で北海道一大農産地の調達インフラを構築し食料安全保障ニーズに対応している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1収益性追求へのシフト: 2nd stage(2025~2027年度)で低成長・低収益事業を合理化し、事業ポートフォリオを変革して営業利益率の改善を目指している。
- 2成長投資集中: インド・北米産業ガス、半導体関連、カーボンニュートラル(液化水素・バイオメタン)に経営資源を重点配分し事業拡大を図る。
- 3バランスシートスリム化: 政策保有株式・不動産・遊休資産の売却と運転資本効率の改善によりキャッシュを創出し、2030年時価総額1兆円を目指す。
- 4株主還元強化: 累進配当を導入し配当性向を現行30%から35%に引き上げ、業績連動の安定的な利益還元を継続する方針を示している。
Recent Highlights · 直近の動向
過去最高業績: FY2025売上収益1兆759億円・営業利益752億円・純利益491億円といずれも過去最高を更新し、前期比それぞれ+5.0%・+10.2%・+10.6%となった。
半導体関連好調: デジタル&インダストリーセグメントで半導体工場向けガス・特殊ケミカル・熱制御機器が牽引し、同セグメント営業利益は前期比+8.0%の363億円に拡大した。
新拠点開設: 2024年12月に北海道新事業拠点「エア・ウォーターの森」、2025年1月に半導体・電池材料向け研究棟「湘南イノベーションラボ」を相次いで開所した。
アグリ&フーズ減益: 豚肉原料高・コンビニ向けスイーツ採用減・一過性費用が重なり、同セグメント営業利益は前期比-10.1%の62億円と唯一の減益セグメントとなった。
02
業績推移
売上高
1.08兆円▲5.0%FY25
営業利益
0.08兆円▲10.2%FY25
純利益
0.05兆円▲10.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 0.74 | 0.81 | 0.81 | 0.89 | 1.00 | 1.02 | 1.08 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.07 | 0.06 | 0.07 | 0.08 |
| 経常利益 | 0.04 | 0.05 | 0.05 | 0.06 | 0.06 | 0.07 | 0.07 |
| 純利益 | 0.03 | 0.03 | 0.03 | 0.04 | 0.04 | 0.04 | 0.05 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 0.79 | 0.90 | 0.93 | 1.02 | 1.09 | 1.22 | 1.25 |
| 純資産 (自己資本) | 0.28 | 0.33 | 0.36 | 0.40 | 0.43 | 0.49 | 0.52 |
| 自己資本比率 (%) | 35.4 | 36.9 | 38.6 | 38.7 | 39.4 | 40.0 | 41.4 |
| 現金及び預金 | 0.03 | 0.04 | 0.05 | 0.06 | 0.07 | 0.06 | 0.07 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.06 | 0.04 | 0.08 | 0.07 | 0.06 | 0.08 | 0.09 |
| 投資CF | ▲0.09 | ▲0.12 | ▲0.05 | ▲0.05 | ▲0.07 | ▲0.10 | ▲0.06 |
| 財務CF | 0.04 | 0.08 | ▲0.02 | ▲0.01 | 0.02 | 0.01 | ▲0.03 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
214.57
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.8%
自己資本利益率
ROA
3.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
20,836人
単体
693人
平均年齢
43.6歳
平均勤続
10.3年
単体 平均年収
795万円
連結従業員数 推移
FY21
18,843
FY22
19,560
FY23
20,109
FY24
20,348
FY25
20,836
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
107.00円+13
配当性向
65.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
64
FY21
66
FY22
83
FY23
88
FY24
94
FY25
107
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。