日
日本酸素ホールディングス株式会社
ニッポンサンソホールディングスカブシキガイシャ上場化学4091EDINET: E00783NIPPON SANSO HOLDINGS CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
1.31兆円
4.22%営業利益 (FY25)
0.17兆円
3.57%経常利益 (FY25)
0.15兆円
3.61%純利益 (FY25)
0.10兆円
6.73%総資産
2.42兆円
0.38%自己資本比率
40.5%
—ROE
10.4%
2.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本酸素ホールディングスは、酸素・窒素・アルゴン等の産業ガスを中核に、特殊材料ガス・機器・エンジニアリングまで手掛ける総合ガスメーカーである。売上高は2019年度の7,403億円から2025年度の1.31兆円へと約6年で約1.8倍に拡大しており、欧米買収の積み上げと円安追い風が下支えしてきた。FY2025はコア営業利益が前期比13.9%増の1,891億円と好調だった一方、米国での水素製造設備建設中止に伴う258億円の減損計上により、GAAPベースの営業利益は同3.6%減の1,659億円にとどまった。地域別ではセグメント利益が米国+19.5%・欧州+17.2%と牽引し、価格マネジメントと生産性向上プログラムの効果が顕在化している。中期経営計画「NS Vision 2026」では2026年3月期にEBITDAマージン24%以上・調整後ネットD/Eレシオ0.7倍以下を掲げており、既に数値目標の多くを達成済みである。今後は国内外の半導体工場新設に伴うオンサイト供給・電子材料ガス拡販、豪州での買収拡大、カーボンニュートラル対応ソリューション(CCS・酸素燃焼技術)が主要成長テーマとなっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 産業ガス(セパレートガス・特殊材料ガス)の製造・販売が売上の中核で、機器・工事が補完する。
- 2顧客: 鉄鋼・化学・半導体・食品・医療等の幅広い産業に4極グローバルで供給している。
- 3価値提案: オンサイトプラント方式による長期契約供給とトータルソリューションで顧客の操業を支える。
- 4コスト構造: 電力コストが製造原価の最大要因で、人件費・輸送費上昇も続き価格転嫁で吸収する。
Risks · リスク要因
- 1設備投資リスク: 大型オンサイト設備は顧客操業変動や計画中止で即座に減損損失となり、今期258億円が発生した。
- 2電力・エネルギーコスト: 酸素・窒素製造はエネルギー多消費型で、原油・LNG価格急騰時に利益が圧迫される。
- 3地政学・通商政策リスク: 米国関税強化や対中規制拡大はサプライチェーンと輸出規制対象品の供給に影響する。
- 4為替変動リスク: 売上の約7割が海外で、円高転換時に売上・利益が円換算で大幅に目減りする構造である。
Strengths · 強み
- 14極均衡体制: 日本・米国・欧州・アジアが各2,600~4,100億円規模の売上を持ち特定地域依存を分散している。
- 2価格マネジメント力: FY2025も価格転嫁を徹底しコア営業利益率14.5%を確保、3期連続で最高益更新した。
- 3エレクトロニクス対応力: 国内最先端半導体パイロットラインへのガス供給・工事を進め先行需要を獲得している。
- 4サーモス事業: B2C唯一のブランド事業で売上326億円・セグメント利益率19.3%と高収益を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1NS Vision 2026達成: 2026年3月期にEBITDAマージン24%以上・調整後ネットD/Eレシオ0.7倍以下を目指す。
- 2半導体・エレクトロニクス拡大: 国内最先端半導体工場向け超高純度空気分離装置の製品化と供給体制を増強する。
- 3豪州・アジア買収: 豪州でのLPガス・産業ガス2件買収を完了し、アジア各国の大型オンサイト案件を獲得する。
- 4CCS・カーボンニュートラル: CO2分離回収向け出荷タンク開発や酸素燃焼技術を軸に新規事業領域を探索する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025コア営業利益: 1,891億円(前期比+13.9%)と過去最高を更新し、NS Vision 2026の最終目標を1年前倒し達成した。
水素設備減損: 米国で建設中の水素製造設備を計画中止し、258億円の減損損失を計上してGAAPベース利益が圧迫された。
欧州戦略投資: スペインでの在宅医療事業拡充とエンジニアリング会社への戦略的投資を実行しレジリエンス市場を強化した。
豪州M&A: 産業ガス・LPガス販売強化に向け豪州で2件の買収に合意し、アジア・オセアニア売上が前期比10.1%増加した。
02
業績推移
売上高
1.31兆円▲4.2%FY25
営業利益
0.17兆円▼3.6%FY25
純利益
0.10兆円▼6.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 0.74 | 0.85 | 0.82 | 0.96 | 1.19 | 1.26 | 1.31 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.10 | 0.12 | 0.17 | 0.17 |
| 経常利益 | 0.06 | 0.08 | 0.08 | 0.09 | 0.11 | 0.15 | 0.15 |
| 純利益 | 0.04 | 0.05 | 0.06 | 0.06 | 0.07 | 0.11 | 0.10 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.77 | 1.75 | 1.84 | 1.98 | 2.16 | 2.41 | 2.42 |
| 純資産 (自己資本) | 0.41 | 0.41 | 0.51 | 0.63 | 0.72 | 0.91 | 0.98 |
| 自己資本比率 (%) | 23.0 | 23.4 | 27.9 | 31.8 | 33.5 | 38.0 | 40.5 |
| 現金及び預金 | 0.06 | 0.10 | 0.09 | 0.09 | 0.13 | 0.13 | 0.14 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.10 | 0.15 | 0.15 | 0.15 | 0.19 | 0.22 | 0.24 |
| 投資CF | ▲0.75 | ▲0.06 | ▲0.06 | ▲0.07 | ▲0.10 | ▲0.12 | ▲0.14 |
| 財務CF | 0.66 | ▲0.05 | ▲0.10 | ▲0.08 | ▲0.05 | ▲0.11 | ▲0.07 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
228.20
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.4%
自己資本利益率
ROA
4.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
112人
平均年齢
43.0歳
平均勤続
16.0年
単体 平均年収
1,032万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
75.00円+11
配当性向
79.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
42
FY21
44
FY22
50
FY23
56
FY24
64
FY25
75
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。