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チタン工業株式会社

チタンコウギョウカブシキカイシャ上場化学4098EDINET: E00796
Titan Kogyo, Ltd.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
77.9億円
2.00%
営業利益 (FY25)
1.6億円
122.73%
経常利益 (FY25)
1.1億円
116.49%
純利益 (FY25)
2.0億円
111.90%
総資産
140億円
5.98%
自己資本比率
40.4%
ROE
4.0%
32.80%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

チタン工業は酸化チタン関連事業(売上比59%)と酸化鉄関連事業(同41%)を両輪とする機能性無機化学品メーカーである。粒子形状制御・表面処理・微粒子化など6つのコア技術を核に、化粧品・トナー外添剤・電池・塗料向けに高付加価値品を供給し、国内のほか東アジア・北米・欧州へ展開している。FY2025(2025年3月期)の売上高は7,794百万円(前期比2.0%減)と伸び悩んだが、顔料級酸化チタンの終売による減収をカバーすべく販売価格の値上げと徹底したコスト削減を実施し、前期に726百万円の営業損失を計上した状態から営業利益165百万円へと大幅に改善した。投資有価証券売却益なども加わり当期純利益は200百万円を確保、ROEは4.0%まで回復した。第7次中期経営計画(FY2024-2026)では創立100年となる2036年に売上高150億円・ROE8%安定達成を長期目標に掲げ、化粧品向け拡販・電子材料(MLCC・半導体)や導電材料への新用途展開、東南アジア・インド・南米への地域拡大を成長軸としている。一方、売上規模は78億円にとどまり収益基盤はなお脆弱で、原燃料コスト・為替・シンジケートローンの財務制限条項など複数のリスクを抱える。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 酸化チタン事業(46億円)と酸化鉄事業(32億円)の2セグメントで売上高78億円を構成している。
  • 2顧客: 化粧品・トナー・電池向けを主用途とし、森下産業・稲畑産業・東芝など特約店経由で国内外に販売している。
  • 3価値提案: 6つのコア技術による高機能微粒子を小ロット多品種で供給し、顧客の処方・設計ニーズに迅速対応する。
  • 4コスト構造: 装置産業型で固定費比率が高く、売上原価66億円の削減と操業度維持が収益改善の主要ドライバーである。
Risks · リスク要因
  • 1財務制限条項リスク: シンジケートローンに財務制限条項が付されており、業績悪化時に期限前返済義務が生じる恐れがある。
  • 2原燃料価格・為替変動: 輸入原材料コストが円安・資源価格高騰の影響を受け、収益性を圧迫する可能性がある。
  • 3設備老朽化・操業度リスク: 装置産業ゆえ主要設備の故障や操業停止が直ちに売上・利益に直結するリスクがある。
  • 4新製品・新市場開拓の不確実性: MLCC・半導体向け電子材料など新用途の事業化が計画通りに進まない場合、中計未達となりうる。
Strengths · 強み
  • 1コア技術の深さ: 粒子形状制御・表面処理など6技術の組み合わせで差別化品を開発し、汎用品との競合を回避できる。
  • 2化粧品専用工場: 化粧品向け専用生産設備を保有し、化粧品法規制対応の品質保証体制で参入障壁を形成している。
  • 3販売網の二重化: 自社直販と稲畑産業・森下産業など大手商社との連携で国内外の顧客カバレッジを確保している。
  • 4多用途展開力: トナー・化粧品から電池・MLCC・環境材料まで用途を広げ、特定市場への依存度を低減できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1化粧品向け拡販: コロナ禍で縮小した化粧品市場の回復を捉え、専用工場の供給余力を活かしてグローバルシェアを拡大する。
  • 2新用途開拓: 電子材料(MLCC・半導体)・導電材料を次の柱と位置づけ、既存技術を応用した製品開発を加速する。
  • 3地域拡大: 東南アジア・インド・南米を新たな市場ターゲットとし、既存の日本・東アジア・北米・欧州網を補完する。
  • 4ROE8%達成: 2036年に売上150億円・ROE8%安定を目標とし、棚卸資産削減・借入金圧縮でROAを底上げする。
Recent Highlights · 直近の動向
V字黒字化達成: FY2025は営業利益165百万円を確保し、前期の営業損失726百万円から約891百万円改善した。
酸化鉄が牽引: 酸化鉄事業は売上高32億円(前期比+13.7%)・営業利益153百万円と全社利益の大部分を創出した。
顔料級酸化チタン終売: 主力品の終売で酸化チタン事業売上は46億円(前期比-10.5%)と大幅減少し構造転換が進む。
FY2026見通し: 売上高87億円(+12%)・営業利益240百万円・純利益100百万円を計画し、さらなる収益回復を目指す。
02

業績推移

売上高
77.9億円2.0%FY25
0255075100FY20FY22FY24
営業利益
1.7億円122.7%FY25
01234FY20FY22FY24
純利益
2億円111.9%FY25
01.534.56FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
050100150200FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高82.187.662.881.580.779.577.9
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益3.73.8-7.31.6
経常利益5.45.1-1.52.93.4-6.71.1
純利益5.64.0-1.82.63.2-16.82.0
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産134127157164168149140
純資産 (自己資本)58.965.664.467.471.054.956.5
自己資本比率 (%)44.051.541.041.142.436.940.4
現金及び預金9.49.05.85.53.87.88.3
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲4.618.7▲1.56.9▲2.07.38.2
投資CF▲4.6▲20.0▲7.7▲34.5▲1.81.91.3
財務CF9.10.76.027.42.2▲5.1▲9.1
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
67.48
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
4.0%
自己資本利益率
ROA
1.4%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

IronDioxide0.040.8%0.00兆4.8%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.00.0%0.00兆0.0%
TitaniumDioxide0.059.1%0.00兆0.0%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
256
平均年齢
43.5
平均勤続
16.7
単体 平均年収
506万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社東芝0.2百万株6.74%
#2稲畑産業株式会社0.1百万株4.98%
#3株式会社山口銀行0.1百万株4.32%
#4株式会社山田事務所0.1百万株3.24%
#5小西安株式会社0.1百万株3.15%
#6平 井 健 治0.1百万株2.94%
#7井 本 浩 二0.1百万株2.74%
#8第一生命保険株式会社0.0百万株1.30%
#9株式会社SBI証券0.0百万株1.11%
#10山口産業株式会社0.0百万株0.95%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
10.00
配当性向
17.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
30
FY21
10
FY22
18
FY23
20
FY24
10
FY25
10
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。