株
株式会社オーバーラップホールディングス
カブシキガイシャオーバーラップホールディングス上場情報・通信業414AEDINET: E40904決算期: 08月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
85.3億円
1.57%営業利益 (FY25)
30.3億円
40.68%経常利益 (FY25)
28.7億円
61.99%純利益 (FY25)
20.7億円
80.21%総資産
186億円
1.93%自己資本比率
43.8%
—ROE
27.8%
10.86%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社オーバーラップホールディングスは、小説投稿サイトやSNSから才能を発掘し、ライトノベル・コミックスとして刊行したのち、アニメ化・ゲーム化・海外ライセンスといったメディアミックスでIP価値を最大化する独立系エンターテインメントパブリッシャーである。FY2025の売上収益は85億円(前期比+1.6%)と成長は小幅にとどまったが、営業利益は30億円(前期比+40.7%)、当期利益は21億円(前期比+80.1%)と利益が大幅伸長し、売上総利益率の低下を販管費抑制でカバーした形となった。ROE27.8%は同業他社対比でも際立って高い水準である。重点KPIである主力IP数(年間売上2,500万円超)は57点(前期比横ばい)、主力IP売上は66億円へ拡大し、収益基盤の厚みは増している。FY2025にはグループ原作アニメが7作品放映開始されるなどメディアミックス活動が活発化した。紙の出版市場の縮小という構造的逆風がある一方、電子コミックスの高成長と海外での日本コンテンツ需要拡大が追い風となっており、ライセンス収入拡大と新規IP創出の両輪で中期的な成長を目指している段階にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 自社IP売上(ライトノベル・コミックス・アニメ関連等)が主力で、主力IP売上は66億円と売上全体の約78%を占める。
- 2顧客: メディアドゥ(売上比29.5%)・LINE Digital Frontier(10.8%)・カカオピッコマ(10.6%)等の電子取次・プラットフォームが主要取引先である。
- 3価値提案: 編集者の目利きで発掘したIPをアニメ化等でメディアミックス展開し、IP1点あたりの生涯収益を最大化する。
- 4コスト構造: 制作・印刷等の外部委託比率が高く、固定費が低い軽量モデルにより営業利益率35%超の高収益構造を実現している。
Risks · リスク要因
- 1IP市場のトレンド変化: ユーザー嗜好や流行ジャンルの急変により既存IPの陳腐化が進むと、売上・利益の急減を招く可能性がある(影響度:大)。
- 2競合激化: 小説投稿サイト発のIP書籍化モデルへの新規参入が相次いでおり、編集者の争奪やクリエイター獲得コストの上昇が利益率を圧迫するリスクがある。
- 3再販制度・規制変更: 著作物再販売価格維持制度が廃止された場合、価格競争が激化し、紙書籍の収益性が構造的に低下する可能性がある。
- 4著作権・コンプライアンスリスク: クリエイターや他社との著作権紛争が発生した場合、訴訟コストと信頼毀損により業績・株価に重大な影響を与える可能性がある。
Strengths · 強み
- 1高収益体質: FY2025営業利益率35%、ROE27.8%はコンテンツ業界でも上位水準であり、IP保有に伴うストック収益が安定的に積み上がっている。
- 2IP積み上げモデル: 主力IP(年間売上2,500万円超)は57点まで拡大し、単一ヒット依存を分散した多点ポートフォリオを構築している。
- 3電子コミックス対応力: メディアドゥ・カカオピッコマ等の電子プラットフォームとの太いパイプを持ち、紙縮小を電子シフトで吸収できる流通基盤を保有している。
- 4アニメ化実績: FY2025だけで原作アニメ7作品が放映開始し、メディアミックスによるIP認知向上とグッズ・ライセンス収入の波及効果を継続的に生み出している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1IP創出力の拡大: 編集体制の強化と新ジャンル開拓により新規IP数を継続的に増加させ、主力IP57点のさらなる積み上げを目指す。
- 2メディアミックス加速: アニメ化を中心としたメディアミックス展開を拡大し、IP1点あたりの売上高増加とヒットIPの長寿化を図る。
- 3海外ライセンス拡大: 既存ライセンス国でのライセンシー開拓と新地域への展開を推進し、海外IPライセンス売上の成長ドライバー化を目指す。
- 4財務体質維持と株主還元: 高収益・高キャッシュ創出を維持しながら配当(FY2025実績708百万円)と成長投資のバランスを保ち、強固な財務基盤を堅持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上85億円(+1.6%)と横ばいながら、営業利益30億円(+40.7%)・純利益21億円(+80.1%)と利益が大幅改善し、利益の質が向上した。
アニメ7作品放映: FY2025に原作アニメ7作品が放映開始し、メディアミックス活動が過去最大規模で展開されIPの認知拡大に貢献した。
主力IP売上: 主力IP数57点・主力IP売上66億円は前期(63億円)から+5%増加し、ストック型収益の積み上がりが確認された。
配当・財務: 配当金支払708百万円を実施する一方、借入金を446百万円返済して財務健全化を継続し、現金残高は28億円を確保している。
02
業績推移
売上高
85.4億円▲1.6%FY25
営業利益
30.3億円▲40.7%FY25
純利益
20.7億円▲80.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | — | 77.8 | 84.0 | 85.3 |
| 売上原価 | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | 21.5 | 30.3 |
| 経常利益 | -0.2 | 12.8 | 17.7 | 28.7 |
| 純利益 | -0.2 | 8.1 | 11.5 | 20.7 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 68.6 | 193 | 182 | 186 |
| 純資産 (自己資本) | 68.6 | 68.2 | 67.7 | 81.3 |
| 自己資本比率 (%) | 100.0 | 35.2 | 37.1 | 43.8 |
| 現金及び預金 | — | 34.6 | 27.7 | 28.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | 20.0 | 19.3 | 14.0 |
| 投資CF | — | ▲0.1 | ▲0.4 | ▲0.1 |
| 財務CF | — | ▲7.1 | ▲25.8 | ▲13.7 |
| FCF | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
103.36
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
27.8%
自己資本利益率
ROA
11.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
6人
平均年齢
37.0歳
平均勤続
3.8年
単体 平均年収
849万円
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
36.20円-19282
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY24
19318
FY25
36
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。