か
かっこ株式会社
カッコカブシキガイシャ上場情報・通信業4166EDINET: E36174Cacco Inc.
決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
8.2億円
11.58%営業利益 (FY25)
-1.3億円
45.71%経常利益 (FY25)
-1.4億円
46.27%純利益 (FY25)
-1.4億円
45.88%総資産
10.0億円
2.24%自己資本比率
70.2%
—ROE
-17.9%
8.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
かっこ株式会社は、AI・統計学・数理最適化を活用した不正検知SaaSを中核に、決済コンサルティング・データサイエンスの3事業を展開する東証グロース上場の小型テック企業である。主力の不正注文検知「O-PLUX」と不正ログイン検知「O-MOTION」が売上の83.6%を占め、FY2025のストック収益は6.5億円(前年比+25.3%)と順調に拡大している。一方、2023年の主要取引先解約に起因する売上高減少が尾を引き、FY2025は売上高8.2億円(+11.6%)に回復したものの営業損失1.3億円・純損失1.4億円と3期連続赤字が続く。自己資本比率は70.1%と財務は一定の健全性を維持しているが、純資産が7億円規模まで縮小しており、長期借入金1.2億円を新規調達してキャッシュを補完している状況だ。2025年施行のクレジットカード・セキュリティガイドライン6.0版でEC加盟店への不正ログイン対策が義務化されたことは追い風となっており、規制対応需要の取り込みと市場ドメイン別営業への転換により黒字化を目指す。ただし翌期も営業損失が見込まれており、規模拡大のスピードと固定費の綱引きが当面の焦点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 不正検知SaaSの月額固定+審査件数従量のストック収益が主軸で、FY2025は6.5億円(売上比79.7%)を占める。
- 2顧客: EC事業者が主体で、金融機関向けも開拓中。売上の83.6%を不正検知サービスが占める特定市場依存型である。
- 3価値提案: ログインから決済後まで「線の考え方」で一気通貫の不正対策を提供し、コンプライアンス対応と売上最大化を両立する。
- 4コスト構造: 36名の小規模組織でエンジニア・セールスの人件費が主要固定費となり、AWS外部クラウドにインフラを依存する。
Risks · リスク要因
- 1特定市場依存: 売上の83.6%がEC向け不正検知に集中しており、EC市場の急変や主要取引先の解約が業績に直撃するリスクがある。
- 2継続赤字と資本毀損: 3期連続営業損失で純資産が7億円規模に縮小、翌期も損失見込みであり資金繰り悪化・資本調達リスクが存在する。
- 3競合激化: グローバルセキュリティ企業や国内大手SIerの参入増加により価格競争が激化した場合、シェアと利益率が双方圧迫される恐れがある。
- 4創業者依存: 代表取締役・岩井裕之氏が経営・事業戦略の中核を担い、同氏の業務継続困難時に経営への影響が極めて大きいと有報で明示されている。
Strengths · 強み
- 1規制追い風: クレジットカード・セキュリティガイドライン6.0版でEC加盟店への不正ログイン対策が義務化され、需要が構造的に拡大している。
- 2ストック収益基盤: 月額+従量課金のSaaSモデルによりFY2025ストック収益は前年比+25.3%と安定成長し、解約耐性を持つ収益構造を有する。
- 3一気通貫ソリューション: O-PLUXとO-MOTIONの連携により、ログイン・決済・取引後を単一ベンダーで対応できる希少なポジションを確立している。
- 4データ蓄積: 蓄積した不正審査データとAI・統計学のノウハウが参入障壁となり、精度向上の好循環を生み出している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1不正検知シェア拡大: O-PLUXとO-MOTIONを組み合わせた包括提案を強化し、2025年義務化の規制対応需要を取り込んで新規顧客を積極獲得する。
- 2市場ドメイン別営業転換: FY2025よりEC・金融などドメイン単位の組織体制に移行し、ソリューション提案の精度とスピードを向上させる。
- 3金融領域への機能拡充: 遠隔操作検知・危険国アクセス検知など金融特化機能を強化し、大手ネット証券等で急増する不正アクセス対策需要を取り込む。
- 4M&A・アライアンスによる非連続成長: クラウドセキュリティ・フィッシング対策等の新領域にM&Aで進出し、収益基盤の多角化と早期黒字化を目指す。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高8.2億円(+11.6%)、営業損失1.3億円と前年の損失2.4億円から大幅改善したが、翌期も営業損失が見込まれると開示した。
ストック収益急伸: 不正検知サービスのストック収益が6.5億円(前年比+25.3%)と過去最高水準に達し、収益基盤の回復を牽引している。
決済コンサル急減: 決済コンサルティングサービスが取引停止の影響で前年比-43.9%の0.5億円と激減し、売上全体の足を引っ張った。
借入による資金手当て: 財務活動CFは1.0億円の収入(前年は0.06億円の支出)で、長期借入1.2億円を実行して手元資金7.6億円を確保した。
02
業績推移
売上高
8.2億円▲11.6%FY25
営業利益
-1.3億円▲45.7%FY25
純利益
-1.4億円▲45.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 7.5 | 8.3 | 9.5 | 10.8 | 9.5 | 7.3 | 8.2 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.8 | -1.1 | -2.4 | -1.3 |
| 経常利益 | 0.9 | 1.2 | 1.7 | 1.5 | -1.2 | -2.6 | -1.4 |
| 純利益 | 1.1 | 1.3 | 1.2 | 1.0 | -3.2 | -2.6 | -1.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 8.9 | 18.2 | 14.2 | 15.3 | 12.9 | 10.3 | 10.0 |
| 純資産 (自己資本) | 4.9 | 11.5 | 12.7 | 13.7 | 10.7 | 8.3 | 7.0 |
| 自己資本比率 (%) | 55.2 | 63.0 | 89.8 | 89.5 | 83.4 | 81.2 | 70.2 |
| 現金及び預金 | 5.9 | 12.9 | 8.0 | 9.6 | 9.4 | 7.3 | 7.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.7 | 1.7 | 1.5 | 2.5 | ▲0.5 | ▲2.0 | ▲0.7 |
| 投資CF | ▲1.1 | ▲2.0 | ▲1.3 | ▲0.9 | ▲0.7 | ▲0.0 | ▲0.0 |
| 財務CF | 1.1 | 7.3 | ▲5.1 | ▲0.0 | 1.0 | ▲0.1 | 1.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
36人
平均年齢
36.9歳
平均勤続
6.0年
単体 平均年収
702万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。