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株式会社Kaizen Platform
カブシキガイシャカイゼンプラットフォーム上場情報・通信業4170EDINET: E36122Kaizen Platform, Inc.
決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
43.6億円
3.74%営業利益 (FY25)
0.3億円
200.00%経常利益 (FY25)
0.4億円
550.00%純利益 (FY25)
0.3億円
117.44%総資産
42.7億円
3.35%自己資本比率
69.9%
—ROE
1.0%
1.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
Kaizen Platformは「攻めのDX」をコンセプトに、大手企業のマーケティングDXを総合的に支援するIT企業である。プロフェッショナルセグメント(売上の約90%)ではコンサルティング・クリエイティブ制作・BPO・SESを組み合わせ、クラウドセグメント(同約10%)では独自タグ設置型のA/Bテスト・パーソナライズ・生成AIツールを提供する。FY2025の売上高は44億円と前期比3.7%減となったが、長年赤字が続いた営業損益は約2,900万円の黒字に転換した。クラウドセグメントが前期比33.2%増・セグメント利益1.2億円と急伸した一方、プロフェッショナルセグメントが同6.7%減・セグメント損失9,200万円と足を引っ張る構図となっている。売上高は2019年の14億円から2023年43億円まで急拡大したが、直近2期は横ばい・微減で成長踊り場にある。今後は大手顧客へのクロスセル深耕と生成AIエージェント型ソリューション拡充によるARPU向上が収益改善の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: プロフェッショナルサービス(売上の約90%)とクラウドSaaS(同約10%)の2セグメントで構成される。
- 2顧客: 国内大手企業のマーケティング・DX担当部門を主要ターゲットとし、FY2025の取引アカウント数は545社である。
- 3価値提案: 専門DX人材の柔軟なアサインと独自クラウド基盤を組み合わせ、UX改善から生成AI導入まで一気通貫で支援する。
- 4コスト構造: 人材依存型のサービス業のため人件費比率が高く、規模拡大に伴う固定費増加が営業利益率を圧迫しやすい構造である。
Risks · リスク要因
- 1収益基盤の脆弱性: FY2025の営業利益はわずか2,900万円(利益率0.7%)で、プロフェッショナルセグメントは9,200万円の損失を抱えており、収益安定化はいまだ道半ばである。
- 2競合激化と技術革新リスク: 生成AI普及に伴い大手SIer・広告代理店・海外SaaSが同領域に参入を加速しており、差別化維持のための継続的な開発投資が不可欠である。
- 3特定人物依存: 創業者・代表取締役の須藤憲司氏が経営戦略の中核を担っており、同氏の不測の事態は事業継続に直接影響する組織リスクを内包している。
- 4取引アカウント数の減少: 大手集中戦略でARPUは向上した一方、FY2025の取引アカウント数は545社と直近ピーク(FY2023: 699社)から22%減少し、顧客基盤の細りが懸念される。
Strengths · 強み
- 1クロスセル基盤: コンサルティング起点で制作・開発・クラウドツールをワンストップ提供でき、ARPU(年間)はFY2019の524万円からFY2025の771万円へ着実に上昇している。
- 2クラウドプロダクトの差別化: タグ設置のみで生成AIパーソナライズやA/Bテストを即時導入できるSaaSは、レガシーシステムへの影響を最小化し導入ハードルを下げる。
- 3生成AI対応の先行優位: 2025年4月に「Magical UX」コンセプトを発表し、6月に「Kaizen Conversion Agent」等のエージェント型ソリューションを商用提供している。
- 4グロースハッカーネットワーク: 外部DX専門人材をプロジェクト単位でアサインする独自の人材プラットフォームが、固定人件費を抑えつつ高度専門性を確保する仕組みである。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ARPUの継続的向上: 大手クライアントへのコンサルティング起点のクロスセルを深耕し、クライアント単価をFY2025の771万円からさらに引き上げることを最優先課題に据える。
- 2生成AIエージェント事業の拡大: 2025年6月開始の「Kaizen Conversion Agent」「Kaizen Personalize Agent」を軸に、AIを活用したマーケティングオートメーション領域を積極展開する。
- 3成果報酬型モデルの導入: FY2025より開始した成果報酬型の価格枠組みにより、クライアントのリスク負担を下げて新規大手顧客を獲得し、新たな収益機会を創出する方針である。
- 4海外事業の選択と集中: 米国子会社の一部事業移管を含む海外再編を実施し、収益性の低い海外展開を整理してリソースを国内高成長領域に集中させる戦略をとる。
Recent Highlights · 直近の動向
黒字転換の達成: FY2025営業利益は2,900万円と前期の2,900万円の損失から黒字転換し、経常利益は前期比499.5%増の3,900万円となった。
クラウドセグメントが急伸: クラウドセグメント売上高は前期比33.2%増の4.5億円、セグメント利益は1.2億円と前期の損失2,900万円から大幅に改善し、将来の収益柱として存在感を増している。
海外事業再編とブランド統合: 米国子会社の一部事業を移管して海外を縮小し、国内グループ会社「株式会社ハイウェル」を「株式会社Kaizen Tech Agent」に商号変更してブランド統一を図った。
生成AIソリューション商用化: 2025年4月に「Magical UX」コンセプトを発表し、同年6月にエージェント型の「Kaizen Conversion Agent」「Kaizen Personalize Agent」の提供を開始した。
02
業績推移
売上高
43.6億円▼3.7%FY25
営業利益
0.3億円▲200.0%FY25
純利益
0.3億円▲117.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 13.6 | 16.9 | 22.6 | 26.7 | 43.4 | 45.2 | 43.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -1.0 | -0.3 | -0.3 | 0.3 |
| 経常利益 | -1.5 | 0.4 | -0.3 | -1.3 | 0.1 | 0.1 | 0.4 |
| 純利益 | -1.6 | 1.1 | -1.0 | -2.9 | -0.2 | -1.7 | 0.3 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 13.8 | 33.9 | 43.6 | 52.4 | 43.7 | 44.2 | 42.7 |
| 純資産 (自己資本) | 11.5 | 28.6 | 33.5 | 32.8 | 31.9 | 29.6 | 29.8 |
| 自己資本比率 (%) | 83.2 | 84.2 | 76.8 | 62.7 | 73.0 | 66.9 | 69.9 |
| 現金及び預金 | 9.3 | 26.6 | 30.1 | 33.4 | 16.9 | 19.2 | 19.9 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲0.7 | 1.2 | 0.2 | 1.3 | 0.8 | 2.2 | 2.9 |
| 投資CF | ▲1.4 | ▲2.6 | ▲5.8 | ▲4.5 | ▲8.2 | ▲1.3 | ▲0.2 |
| 財務CF | 7.6 | 18.9 | 8.5 | 5.0 | ▲9.1 | 1.1 | ▲2.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1.75
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.0%
自己資本利益率
ROA
0.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Professional0.0兆89.8%▲0.00兆-2.4%
クラウド0.0兆10.2%0.00兆27.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
49人
平均年齢
41.6歳
平均勤続
4.3年
単体 平均年収
822万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。