K
KHネオケム株式会社
ケイエイチネオケムカブシキガイシャ上場化学4189EDINET: E32642KH Neochem Co.,Ltd.
決算期: 12月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
1151億円
3.89%営業利益 (FY25)
112億円
7.77%経常利益 (FY25)
108億円
10.47%純利益 (FY25)
78.0億円
6.71%総資産
1301億円
1.04%自己資本比率
55.8%
—ROE
11.2%
1.35%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
KHネオケムは、千葉・四日市に生産拠点を持つ国内中堅スペシャリティケミカルメーカーである。事業は機能性材料(売上比49%)、基礎化学品(同39%)、電子材料(同11%)の3分野で構成され、冷凍機油原料・化粧品原料・高純度溶剤が主力製品。FY2025(2025年12月期)の売上高は1,151億円(前期比-3.9%)、営業利益は112億円(同-7.8%)と、基礎化学品が中国からの安価な輸入品流入や国内住宅着工低迷を受けて営業利益が53.5%減と大きく落ち込んだ一方、電子材料はAI向け半導体需要を追い風に+11.4%増益と好調を維持した。VISION 2030では「環境・ヘルスケア・エレクトロニクス」の3戦略ドメインで世界シェアNo.1製品の拡大を掲げており、第5次中計(2025-2027年)では累計営業利益449億円・ROE 15%・配当性向40%目処・DOE 4%以上を財務目標として設定している。FY2025は自己株式取得50億円超・配当35億円と積極的な株主還元を実施し、ROEは11.2%を維持した。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 機能性材料49%・基礎化学品39%・電子材料11%の3分野で売上1,151億円を稼ぐ。
- 2顧客: 出光興産(売上比17.5%)・ミヤコ化学(9.9%)など国内外の産業顧客に化学品を供給する。
- 3価値提案: オキソ反応技術を核に、冷凍機油原料・高純度溶剤などニッチ分野で世界シェアNo.1を確保する。
- 4コスト構造: ナフサ由来のプロピレン・エチレンが主原料で、原油価格・為替が製造コストに直結する。
Risks · リスク要因
- 1基礎化学品は中国の供給過剰を背景とした安価な輸入品流入が続き、FY2025の同分野営業利益は前期比53.5%減と急落した。
- 2ナフサ・LNGを主原料とするため、原油価格急騰や国内エチレン設備の低稼働が製造コストと原料調達に直撃する。
- 3冷凍機油原料は出光興産1社への販売依存度が17.5%と高く、特定仕入先の事業撤退・統廃合時に調達不能リスクが生じる。
- 4千葉・四日市の製造拠点集中と高圧ガス製造許認可への依存により、大規模地震や保安事故で即座に操業停止となる恐れがある。
Strengths · 強み
- 1冷凍機油原料で世界シェアNo.1を持ち、中国・インドを中心とするアジアの空調市場拡大を直接取り込める。
- 22024年に完了した冷凍機油原料の生産設備増強により、需要拡大局面での供給余力を確保している。
- 3千葉工場でのCO2回収・再利用装置を2025年に新設し、脱炭素と事業拡大を両立できる技術基盤を持つ。
- 4AI向け半導体材料を展開する子会社・黒金化成を擁し、電子材料分野での高付加価値製品ラインを拡充している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1第5次中計(2025-2027年)で累計営業利益449億円・ROE 15%・DOE 4%以上を目標とし、配当性向を40%目処に引き上げる。
- 2冷凍機油原料・高純度溶剤・最先端半導体材料の拡販を軸に、「環境・ヘルスケア・エレクトロニクス」の3戦略ドメインへ資源を集中する。
- 3PHB(生分解性バイオプラスチック)・糖鎖などの新規事業を2025-2027年の中計期間中に事業化ステージへ引き上げることを目指す。
- 42030年GHG排出量30%削減目標を中計期間中に前倒し達成し、DX・予兆診断・生成AI活用で生産効率を向上させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高1,151億円(-3.9%)・営業利益112億円(-7.8%)で、基礎化学品の大幅悪化が全社業績を押し下げた。
電子材料はAI需要を追い風に売上123億円(+2.9%)・営業利益27億円(+11.4%)と好調で、全体の収益を下支えした。
自己株式取得50億54百万円と配当35億40百万円を実施し、財務活動CF使用額は95億66百万円と前期比約15倍に急増した。
2025年千葉工場にCO2回収装置を新設し、製造工程由来のCO2をオキソ反応原料に再利用する取り組みを開始した。
02
業績推移
売上高
1,151億円▼3.9%FY25
営業利益
112億円▼7.8%FY25
純利益
78億円▼6.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 942 | 773 | 1171 | 1149 | 1152 | 1198 | 1151 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 125 | 99.5 | 122 | 112 |
| 経常利益 | 99.0 | 56.3 | 198 | 127 | 97.2 | 121 | 108 |
| 純利益 | 69.2 | 40.5 | 137 | 80.7 | 68.3 | 83.6 | 78.0 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1023 | 955 | 1221 | 1312 | 1245 | 1315 | 1301 |
| 純資産 (自己資本) | 435 | 459 | 575 | 621 | 665 | 719 | 726 |
| 自己資本比率 (%) | 42.6 | 48.0 | 47.1 | 47.3 | 53.4 | 54.7 | 55.8 |
| 現金及び預金 | 179 | 90.7 | 169 | 109 | 96.8 | 71.6 | 67.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 110 | 69.3 | 174 | 51.3 | 132 | 69.8 | 138 |
| 投資CF | ▲35.1 | ▲112 | ▲43.9 | ▲101 | ▲49.4 | ▲89.0 | ▲46.3 |
| 財務CF | 2.9 | ▲45.3 | ▲51.7 | ▲10.8 | ▲95.0 | ▲6.4 | ▲95.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
218.15
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.2%
自己資本利益率
ROA
6.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
683人
平均年齢
40.8歳
平均勤続
14.8年
単体 平均年収
732万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
157.50円+23
配当性向
49.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
90
FY21
105
FY22
128
FY23
135
FY24
135
FY25
158
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。