積
積水化学工業株式会社
セキスイカガクコウギョウカブシキガイシャ上場化学4204EDINET: E00820Sekisui Chemical Co.,Ltd.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
1.30兆円
3.28%営業利益 (FY25)
0.11兆円
14.36%経常利益 (FY25)
0.11兆円
4.76%純利益 (FY25)
0.08兆円
5.13%総資産
1.33兆円
0.57%自己資本比率
62.8%
—ROE
10.2%
0.17%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
積水化学工業は「住・社会のインフラ創造」と「ケミカルソリューション」を両輪とする総合化学メーカーである。住宅、環境・ライフライン、高機能プラスチックス、メディカルの4セグメントで構成され、FY2025は売上高1.30兆円(前期比+3.3%)、営業利益1,080億円(同+14.4%)と全セグメントで増益を達成し、各段階利益が過去最高を更新した。高機能プラスチックスが最大の利益貢献(営業利益612億円)となり、半導体向け需要回復や中間膜などの高機能品拡販が牽引した。住宅事業は新築棟数が低迷する一方、リフォーム事業の拡大と収益性強化により増益を確保した。中期経営計画「Drive 2.0」(2023-2025年度)では投資枠6,000億円(設備・M&A各3,000億円)を設定し、長期ビジョン「Vision 2030」での業容倍増に向けた戦略投資と現有事業強化を並走させている。海外売上高比率は32.6%と拡大余地があり、米国関税政策や原材料価格変動が主要リスクとして挙げられる。ROEは10.2%と中計目標11.0%には届いておらず、最終年度での目標達成が課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 住宅40%・高機能プラスチックス34%・環境ライフライン19%・メディカル8%の4事業が収益を分散して支えている。
- 2顧客: 個人向け戸建住宅から半導体・自動車メーカー・医療機関まで多様な顧客基盤を国内外20カ国で持つ。
- 3価値提案: 独自素材技術と製品化能力を組み合わせ、省エネ住宅・高機能中間膜・診断薬など高付加価値品を提供する。
- 4コスト構造: 鉄鋼・塩ビ等の原材料費が主要コストで、ESG強化費550億円を含む6,000億円の3年投資枠を活用する。
Risks · リスク要因
- 1米国関税政策リスク: 関税報復措置や通商政策変更が海外売上高(32.6%)に直撃し、特に高機能プラスチックスの北米事業への影響が大きい。
- 2原材料価格変動: 塩ビ・オレフィン等の石油系原材料価格急騰は生産コストを押し上げ、スプレッド確保が困難になるリスクがある。
- 3為替変動: 円高進行で1円/米ドルあたり営業利益約5億円の影響があり、FY2025は円安恩恵が剥落した場合に減益要因となり得る。
- 4住宅市況の長期低迷: 国内新築住宅着工数の構造的減少と金利上昇が住宅事業(売上高の40%)の受注棟数を圧迫し続けるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1高機能プラスチックス技術: HUD用・遮熱用中間膜など差別化製品が拡大し、FY2025同セグメント営業利益は前期比+20.2%増の612億円を達成した。
- 2多角化事業ポートフォリオ: 住宅・化学・メディカルの異なる景気サイクルを持つ4事業が相互補完し、全セグメント同時増益を実現している。
- 3リフォーム・ストックビジネス: 定期診断・断熱リフォームを軸に既存住宅顧客から継続的収益を獲得し、新築低迷期の利益を下支えしている。
- 4SBT認証と環境ブランド: 化学業界初のSBT認証(1.5℃目標)を保有し、環境対応製品の拡販でサステナビリティ貢献製品という成長ドライバーを確立している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1Vision 2030業容倍増: 4事業領域(レジデンシャル・ライフライン・モビリティ・ライフサイエンス)で2030年までに現規模の2倍の業容を目指す。
- 23年間6,000億円投資: 設備投資枠3,000億円とM&A枠3,000億円を設定し、技術・ノウハウ・グローバル販路の獲得を加速する。
- 3株主還元強化: 連結配当性向40%以上・総還元性向50%以上・DOE3%以上を明確化し、D/Eレシオ0.5以下での自己株取得も組み合わせる。
- 4GHG削減目標: 2030年までにScope1+2を2019年度比50%減・Scope3を30%減とするSBT目標達成に向け、燃料電化・再エネ転換を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025過去最高益達成: 売上高1.30兆円(+3.3%)・営業利益1,080億円(+14.4%)と初めて1,000億円を突破し、各段階利益がすべて過去最高を更新した。
高機能プラスチックスが牽引: 半導体需要回復とHUD用中間膜拡販により同セグメント営業利益は612億円(前期比+20.2%)と最高益を更新した。
メディカル事業が最高益: 免疫検査の国内取り込みと米国感染症キット拡販により売上高992億円(+7.1%)・営業利益128億円(+16.8%)を達成した。
中計最終年度は未達見込み: ROE10.2%は目標11.0%に届かず、営業利益も目標1,150億円に対し1,080億円と約70億円の未達となっている。
02
業績推移
売上高
1.30兆円▲3.3%FY25
営業利益
0.11兆円▲14.4%FY25
純利益
0.08兆円▲5.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.14 | 1.13 | 1.06 | 1.16 | 1.24 | 1.26 | 1.30 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.09 | 0.09 | 0.09 | 0.11 |
| 経常利益 | 0.09 | 0.09 | 0.06 | 0.10 | 0.10 | 0.11 | 0.11 |
| 純利益 | 0.07 | 0.06 | 0.04 | 0.04 | 0.07 | 0.08 | 0.08 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.02 | 1.11 | 1.15 | 1.20 | 1.23 | 1.32 | 1.33 |
| 純資産 (自己資本) | 0.63 | 0.63 | 0.69 | 0.70 | 0.73 | 0.82 | 0.84 |
| 自己資本比率 (%) | 61.8 | 57.4 | 60.4 | 58.6 | 59.6 | 62.0 | 62.8 |
| 現金及び預金 | 0.07 | 0.07 | 0.08 | 0.13 | 0.09 | 0.13 | 0.12 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.09 | 0.09 | 0.08 | 0.11 | 0.07 | 0.11 | 0.12 |
| 投資CF | ▲0.06 | ▲0.10 | ▲0.06 | 0.00 | ▲0.06 | ▲0.02 | ▲0.06 |
| 財務CF | ▲0.03 | 0.02 | ▲0.02 | ▲0.05 | ▲0.06 | ▲0.05 | ▲0.06 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
195.93
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
10.2%
自己資本利益率
ROA
6.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
HighPerformancePlastics0.4兆34.1%0.06兆13.8%
Housing0.5兆40.4%0.03兆6.0%
Medical0.1兆7.6%0.01兆12.9%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆0.4%▲0.01兆-236.7%
UrbanInfrastructureAndEnvironmentalProducts0.2兆17.5%0.02兆10.1%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
3,089人
平均年齢
43.9歳
平均勤続
15.9年
単体 平均年収
935万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
116.00円+7
配当性向
55.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
69
FY21
70
FY22
73
FY23
88
FY24
109
FY25
116
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。