ロ
ロンシール工業株式会社
ロンシールコウギョウカブシキガイシャ上場化学4224EDINET: E01103LONSEAL CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
214億円
1.96%営業利益 (FY25)
8.7億円
18.77%経常利益 (FY25)
9.5億円
19.90%純利益 (FY25)
0.1億円
98.44%総資産
259億円
1.98%自己資本比率
73.4%
—ROE
0.1%
4.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ロンシール工業は1947年創業の塩ビ系合成樹脂加工メーカーで、床材・壁装材・防水資材などの建材製品と車両用床材・フィルム基材などの産業資材を製造販売する合成樹脂加工品事業(売上高の98%超)を中核とし、不動産賃貸事業を補完的に営む。FY2025の連結売上高は販売価格改定効果により前期比2.0%増の214億円と過去最高水準を更新したが、人件費等のコスト増加が響き営業利益は前期比18.8%減の8.7億円にとどまり、さらに本社移転に伴う特別損失が加わり純利益は13百万円(前期比98.4%減)に急減した。ROEは0.1%と極めて低水準で、中期目標とする売上高経常利益率5%以上(FY2025実績は約4.4%)の安定達成が最大の経営課題である。一方、現預金75億円・純資産190億円と財務基盤は健全で、抗ウイルス技術「ロンプロテクト」や遮熱防水工法など差別化技術を保有しており、価格改定の浸透と原価管理の徹底が収益回復の鍵を握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 合成樹脂加工品事業が売上高210億円(全体の98%)を占め、不動産賃貸3.6億円が補完する。
- 2顧客: 国内建設・リフォーム市場および車両メーカーに床材・壁装材・防水資材・フィルムを供給する。
- 3価値提案: 塩ビ素材の加工技術に抗ウイルス機能「ロンプロテクト」や遮熱防水工法を加え高機能製品を提供する。
- 4コスト構造: 原材料(塩ビ樹脂)と人件費が主要コストで、土浦事業所での自社製造と外部調達を組み合わせる。
Risks · リスク要因
- 1収益性低迷リスク: 経常利益率4.4%と目標5%未達が続き、コスト増局面では純利益が急減(FY2025は前期比98.4%減)する構造的脆弱性がある。
- 2原材料・物価上昇リスク: 塩ビ樹脂価格や物流・人件費の高騰が続く場合、販売価格改定が追いつかず利益を圧迫する可能性がある。
- 3固定資産の減損リスク: 多くの生産設備・自社保有不動産を持ち、収益性低下時に減損損失が発生し業績に重大な影響を与える可能性がある。
- 4人的資源確保リスク: 少子高齢化・デジタル化の進展の中で専門人材の採用・育成が遅れると、組織力低下や競争力喪失につながる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1独自技術「ロンプロテクト」: 床材・壁紙に抗ウイルス機能を付加できる自社開発技術で衛生ニーズに対応している。
- 2遮熱防水工法: 屋根温度上昇抑制と防水性能を両立し、建物LCCを低減できる差別化工法として市場を開拓している。
- 3財務健全性: 現預金75億円・有利子負債極小の無借金体質で、設備投資や研究開発を自己資金で賄える安定基盤を持つ。
- 41947年来の素材知見: 塩ビ配合・加工の基盤技術とイノベーションセンターを活用し高機能製品を継続開発できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上高経常利益率5%以上の安定達成: 価格改定の浸透とあらゆるプロセスでのコスト削減により、中期目標である経常利益率5%超を安定的に実現する。
- 2コア分野への集中投資: 成長が見込める建材・産業資材のコア領域に経営資源を集中し、将来性の低い事業・商品は縮小・撤退を推進する。
- 3イノベーションセンター活用による新製品開発: 高機能・高品質製品の研究開発に注力し、市場への差別化商品を早期投入して競争優位を維持する。
- 4新規事業展開: 塩ビ加工のコア・コンピタンスを生かし、成長性のある新事業・新市場への参入を模索して収益基盤を多様化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は214億円(前期比+2.0%)と7期ぶりに200億円超を更新したが、人件費増により営業利益は8.7億円(同-18.8%)に減少した。
本社移転に伴う特別損失を計上した結果、純利益は13百万円(前期比-98.4%)と急減し、ROEは0.1%に低下した。
フリーキャッシュフローは6.5億円(前期比-3.7億円)と減少したが、期末現預金は75.6億円(前期比+3.8億円)と健全水準を維持した。
防水資材・住宅資材が売上減となる一方、国内床材・壁装材・輸出用床材・車両用床材・フィルム基材は増収となりポートフォリオに差異がみられた。
02
業績推移
売上高
214億円▲2.0%FY25
営業利益
8.7億円▼18.8%FY25
純利益
0.1億円▼98.4%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 203 | 199 | 172 | 181 | 196 | 210 | 214 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 12.8 | 5.7 | 10.7 | 8.7 |
| 経常利益 | 20.1 | 18.1 | 12.8 | 13.7 | 6.7 | 11.9 | 9.5 |
| 純利益 | 14.0 | 12.1 | 8.7 | 9.7 | 4.5 | 8.3 | 0.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 225 | 240 | 239 | 248 | 253 | 264 | 259 |
| 純資産 (自己資本) | 160 | 166 | 172 | 180 | 183 | 191 | 190 |
| 自己資本比率 (%) | 71.1 | 69.3 | 72.0 | 72.6 | 72.0 | 72.5 | 73.4 |
| 現金及び預金 | 54.5 | 74.0 | 70.0 | 68.0 | 64.4 | 71.8 | 75.5 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 7.2 | 24.7 | 16.6 | 17.3 | 3.4 | 14.9 | 11.3 |
| 投資CF | ▲3.5 | ▲10.3 | ▲16.7 | ▲6.7 | ▲4.5 | ▲4.7 | ▲4.7 |
| 財務CF | ▲5.2 | 5.1 | ▲3.8 | ▲13.0 | ▲3.2 | ▲3.0 | ▲3.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
2.84
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
0.1%
自己資本利益率
ROA
0.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Leasing0.0兆1.7%0.00兆63.9%
PlasticProcessingProducts0.0兆98.3%0.00兆3.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
371人
平均年齢
42.6歳
平均勤続
17.3年
単体 平均年収
633万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
70.00円
配当性向
5341.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
80
FY21
60
FY22
65
FY23
60
FY24
70
FY25
70
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。