調査を依頼
ホーム/企業/化学/ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社

ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社

ウルトラファブリックスホールディングスカブシキガイシャ上場化学4235EDINET: E01061
Ultrafabrics Holdings Co.,Ltd.
決算期: 12月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
206億円
1.27%
営業利益 (FY25)
16.2億円
42.09%
経常利益 (FY25)
11.7億円
48.42%
純利益 (FY25)
7.9億円
52.07%
総資産
385億円
1.37%
自己資本比率
45.8%
ROE
4.5%
5.50%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

ウルトラファブリックス・ホールディングスは、高機能ポリウレタンレザーを自動車・民間航空機・家具・RVなど多用途に供給する専業メーカーである。国内3拠点(埼玉・群馬)で製造し、東京・ニューヨーク・ロンドンの営業拠点を通じてグローバルに販売、海外売上比率は98.6%に達する。売上高は2019年の114億円から2022年に196億円まで急成長したが、直近2期は203〜206億円でほぼ横ばいに推移している。FY2025の売上収益は206億円(前年比+1.3%)と増収を維持したものの、航空機向けが+17.4%と好調だった一方、自動車向け(-3.0%)・家具向け(-0.7%)が低迷した。また、アウトソーシング拡大・新千代田工場稼働・原材料費高騰・合弁会社の持分法損失が重なり、営業利益は16億円と前年比42%減、純利益も8億円と52%減に落ち込んだ。ROEは4.5%と収益性の改善が急務であり、北米集中リスクの分散と製造コスト構造の立て直しが中期的な最大課題となっている。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: ポリウレタンレザー単一事業で売上206億円を計上し、自動車用39%・家具用27%・航空機用18%・その他15%で構成される。
  • 2顧客: 北米中心に自動車・民間航空・コントラクト家具メーカーへBtoB供給し、売上上位顧客Saltillo社が17%を占める。
  • 3価値提案: 耐久性・デザイン性・環境対応を兼ねたハイエンドPUレザーを「Ultra Fabrics」ブランドで差別化し、航空機など高規格分野で採用を拡大する。
  • 4コスト構造: 国内3工場での自社製造を主軸とし、一部アウトソーシングを活用するが、原材料・エネルギー費が収益変動の主因となっている。
Risks · リスク要因
  • 1為替リスク: 海外売上比率98.6%・北米偏重で円高局面には売上・利益が大きく毀損し、ヘッジでも完全回避は困難である。
  • 2関税・通商政策: 日本製造・米国販売の構造上、米国の追加関税強化はコスト増と顧客需要減退を同時に引き起こすリスクがある。
  • 3のれん減損: 企業買収由来ののれん・商標権を相当額計上しており、事業環境悪化時には減損損失計上で財政状態が急激に悪化しうる。
  • 4原材料・エネルギー価格: 特定仕入先への依存度が高く、地政学リスクや需給逼迫による原材料・燃料価格の高騰が直接製造単価を押し上げる。
Strengths · 強み
  • 1ブランド力: 「Ultra Fabrics」は航空機・高級自動車など品質要求が最も厳しい分野での採用実績を持ち、参入障壁が高い。
  • 2用途多様性: 自動車・航空機・家具・RV・船舶と幅広い用途を持ち、特定市場の落込みを航空機向け+17.4%などで補完できる分散構造がある。
  • 3開発体制: 工場併設型の研究開発拠点を再編し、試作リードタイム短縮と開発人員のボトルネック解消を実現して顧客要求への対応速度を高めている。
  • 4サステナビリティ: 水素ボイラー導入・使用水60%再利用・バイオ/リサイクル原料採用など製造プロセスの環境対応がブランド差別化につながっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1売上基盤の分散: 欧州家具市場への本格進出と欧州・アジアパシフィック系航空会社との取引拡大により、北米7割依存からの脱却を目指す。
  • 2製品開発の強化: 工場併設研究開発拠点の拡充でバイオ・リサイクル原料採用の新製品開発を加速し、ハイエンド用途での用途拡大を図る。
  • 3サステナブル製造: 千代田工場への水素ボイラー導入・水再利用60%達成を土台に、CO2削減目標を設定してブランド価値と収益力を連動させる。
  • 4グローバルブランド確立: 東京・ニューヨーク・ロンドン3拠点体制を活かし、自動車・航空機のグローバル採用を増やして「Ultra Fabrics」のプレミアム地位を確固たるものにする。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上収益206億円(+1.3%)の微増収ながら、営業利益16億円(-42.1%)・純利益8億円(-52.1%)と大幅減益となった。
航空機向けが牽引: 民間航空機向けが前年比+17.4%の37億円と絶好調で、自動車(-3.0%)・家具(-0.7%)の低迷を補う構図が鮮明になった。
コスト悪化: アウトソーシング費用増加・千代田新工場稼働に伴う減価償却費増・原材料・エネルギー高騰が重なり製造単価が上昇、合弁持分法損失も利益を圧迫した。
受注残高急増: 当期受注残高が4,489百万円(前年比+51.4%)まで積み上がっており、民間航空機向けを中心に次期への需要先行きは底堅い。
02

業績推移

売上高
206億円1.3%FY25
062.5125188250FY20FY22FY24
営業利益
16.2億円42.1%FY25
010203040FY20FY22FY24
純利益
7.9億円52.1%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.05.010.015.020.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
037.575112.5150FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高114100141196210203206
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益32.035.528.016.2
経常利益4.9-0.613.528.628.922.711.7
純利益3.60.39.920.523.816.47.9
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産280276314349362390385
純資産 (自己資本)10195.8121132153174176
自己資本比率 (%)35.934.738.537.942.244.745.8
現金及び預金14.530.535.240.736.327.222.6
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF12.117.520.821.729.336.429.8
投資CF▲3.1▲1.4▲9.64.3▲20.3▲28.7▲20.2
財務CF▲7.10.3▲7.5▲21.1▲13.9▲14.9▲14.0
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
42.23
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
4.5%
自己資本利益率
ROA
2.0%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
13
平均年齢
54.3
平均勤続
4.6
単体 平均年収
1,493万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1東京中小企業投資育成株式会社2.2百万株12.83%
#2Clay Andrew Rosenberg1.4百万株7.97%
#3Barbara Danielle Boecker-Primack0.9百万株5.30%
#4五味大輔0.8百万株4.51%
#5株式会社みずほ銀行0.6百万株3.20%
#6株式会社りそな銀行0.6百万株3.20%
#7株式会社きらぼし銀行0.6百万株3.20%
#8大日精化工業株式会社0.5百万株3.19%
#9白石カルシウム株式会社0.5百万株2.79%
#10中野淳文0.3百万株1.86%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
35.00-4
配当性向
138.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
14
FY22
31
FY23
39
FY24
39
FY25
35
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。