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フジプレアム株式会社

フジプレアムカブシキガイシャ上場化学4237EDINET: E02348
Fujipream Corporation
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
106億円
19.83%
営業利益 (FY25)
2.2億円
67.93%
経常利益 (FY25)
2.5億円
66.44%
純利益 (FY25)
2.6億円
54.18%
総資産
160億円
13.41%
自己資本比率
62.7%
ROE
2.6%
3.40%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

フジプレアム株式会社は、独自の精密貼合・高機能複合材技術を基盤に、液晶ディスプレイ用部材・タッチパネルセンサー基板(精密貼合部門、売上の約69%)と太陽電池・FA装置(環境住空間・エンジニアリング部門、約31%)の2本柱で事業を展開する中堅製造業である。AGC株式会社が売上の30.2%を占める主要顧客であり、車載向けディスプレイ関連への依存度が高い。売上高はFY2022の192億円をピークに3期連続で下落し、FY2025は106億円(-19.8%)まで縮小した。国内自動車メーカーの生産計画見直し・新興企業との競合激化・中国市場の需要鈍化が主因で、営業利益は2億円(前期比-67.9%)、経常利益率わずか2.3%にとどまり、目標とする経常利益率7%とは大きく乖離している。財務面では自己資本比率は高水準を維持し、手元現金41億円を保有するなど財務の健全性は保たれているものの、ROE2.6%と収益力は低迷している。今後は自動車部品子会社・東陽社製作所の活用による事業多様化や、ペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けた研究開発が成長の鍵を握る。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 精密貼合部門が売上72.9億円(69%)、環境・エンジニアリング部門が33.3億円(31%)を担う2セグメント体制である。
  • 2顧客: AGC株式会社1社が売上の30.2%を占め、車載・ディスプレイメーカーへの依存度が高い集中型顧客構造である。
  • 3価値提案: 特許非取得のブラックボックス化した精密貼合・メカトロニクス技術で高付加価値部材を一貫製造し納入する。
  • 4コスト構造: 兵庫県西播地域に生産拠点を集中させ、製造原価主体の構造で固定費の最適化を図っている。
Risks · リスク要因
  • 1特定製品・顧客集中リスク: ディスプレイ関連が売上の7割、AGC1社が3割を占め、車載需要の減速がそのまま業績悪化に直結する。
  • 2競争激化・価格下落リスク: 車載ディスプレイ分野で新興・海外勢が台頭し、製品の汎用化・商流変動により受注減少と採算悪化が続いている。
  • 3地政学・中国市場リスク: FA・工作機械向けで中国市場の需要鈍化と在庫調整が直撃しており、環境部門の売上が前期比-32.7%と急減した。
  • 4生産拠点集中リスク: 主力拠点が兵庫県西播地域(姫路市・たつの市)に集中しており、地震等の大規模災害発生時にサプライチェーンが停止するリスクがある。
Strengths · 強み
  • 1精密貼合技術: 特許ではなくノウハウのブラックボックス化で模倣を防ぐ独自の精密貼合技術を数十年かけて内製構築している。
  • 2財務健全性: 純資産100億円・自己資本比率62%超・手元現金41億円と、無借金に近い強固なバランスシートを維持している。
  • 3顧客基盤: AGC株式会社という大手素材メーカーとの安定取引関係が売上の30%を支え、参入障壁として機能している。
  • 4次世代技術: ペロブスカイト太陽電池の研究開発を継続しており、次世代クリーンエネルギー市場への将来的な布石となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1収益目標の再達成: 経常利益率7%以上を目標指標に掲げ、生産性向上・新製品開発・営業力強化を一体的に推進する方針である。
  • 2事業多様化: FY2025にグループ化した東陽社製作所を活用し、自動車部品業界への事業展開で売上構成のリバランスを図る。
  • 3次世代エネルギー研究開発: ペロブスカイト太陽電池の社会実装に向けた研究開発を継続し、将来の新収益柱として育成する方針である。
  • 4技術高度化への投資: 最先端生産設備導入・新素材活用・メカトロニクス技術の高度化により、高付加価値製品の開発受注競争力を維持・強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急悪化: 売上高106億円(-19.8%)、営業利益2億円(-67.9%)、経常利益2億円(-66.5%)と3期連続の減収減益となった。
精密貼合部門が赤字転落: 国内自動車メーカーの生産計画見直しで受注が低調となり、主力部門がセグメント損失24百万円に陥った。
環境・エンジニアリング部門も急減: 中国市場の需要鈍化と在庫調整の影響で売上33.3億円(-32.7%)、営業利益は前期比57.3%減の2.3億円となった。
財務CFと借入動向: 営業CF437百万円(前期1,598百万円から大幅減)、長期借入13.3億円返済・8億円新規調達を実施し、現金残高は41.5億円に減少した。
02

業績推移

売上高
106億円19.8%FY25
050100150200FY20FY22FY24
営業利益
2.2億円67.9%FY25
02.557.510FY20FY22FY24
純利益
2.6億円54.2%FY25
02468FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.01.53.04.56.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
06.2512.518.7525FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高114122126192164132106
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益7.08.56.92.2
経常利益4.33.63.57.18.87.42.5
純利益0.43.82.14.47.15.72.6
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産141144147175168184160
純資産 (自己資本)85.186.787.289.895.499.9100
自己資本比率 (%)60.460.459.451.356.754.262.7
現金及び預金34.235.030.633.037.051.741.5
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF10.14.23.611.911.716.04.4
投資CF▲5.2▲3.8▲4.60.3▲0.7▲3.7▲2.2
財務CF▲8.30.4▲3.3▲10.0▲7.02.3▲12.3
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
9.20
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
2.6%
自己資本利益率
ROA
1.6%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

EcologyAndLivingSpaceAndEngineeringDepartment0.031.4%0.00兆7.0%
PrecisionLaminationAndHighFunctionalCompositeMaterialDepartment0.068.6%▲0.00兆-0.3%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
127
平均年齢
37.2
平均勤続
11.1
単体 平均年収
473万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1フォローウインド株式会社12.1百万株42.31%
#2松本倫長2.4百万株8.54%
#3松本庄藏1.9百万株6.48%
#4日亜化学工業株式会社1.4百万株4.98%
#5東レ株式会社1.3百万株4.54%
#6ジェイアンドエム株式会社0.5百万株1.66%
#7リンテック株式会社0.3百万株1.09%
#8津田鉄也0.3百万株0.98%
#9藤田和也0.3百万株0.90%
#10蔵野孝行0.2百万株0.58%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
6.00
配当性向
373.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
6
FY21
6
FY22
6
FY23
6
FY24
6
FY25
6
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

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10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

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