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株式会社BeeX

カブシキガイシャビーエックス上場情報・通信業4270EDINET: E36937
BeeX inc.
決算期: 02月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
92.6億円
20.21%
営業利益 (FY25)
6.6億円
9.68%
経常利益 (FY25)
6.7億円
9.25%
純利益 (FY25)
5.0億円
13.15%
総資産
51.9億円
21.28%
自己資本比率
49.9%
ROE
21.3%
2.30%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

BeeXは、AWS・Azure・Google Cloudの3大パブリッククラウドを活用し、企業の基幹システム(特にSAP)のクラウド移行から運用保守まで一気通貫で提供するクラウド専業SIerである。売上構成はクラウドライセンスリセール59.5%・クラウドインテグレーション30.7%・MSP9.8%で、移行案件(フロー)が既存顧客のライセンス課金やMSP(ストック)を生み出す構造が特徴だ。FY2025売上高は93億円(前期比+20.2%)で、2019年11億円から6年間で約8.5倍に拡大。営業利益は7億円(+9.6%)と増収ペースに対して利益成長がやや鈍化したが、ROE21.3%・自己資本比率約50%と財務健全性を維持している。SAP ERP6.0の標準サポート終了(2027年)と延長サポート終了(2030年)が迫る中、移行需要の波は今後数年が最大山場と見られ、受注高はやや前年比減少(-1.9%)となったものの受注残の消化が進んでいる。親会社テラスカイの技術基盤と大手顧客AGCとの深い取引関係が安定収益を支える一方、AWS/Azureへの依存度の高さや特定大手顧客集中がリスク要因として注目される。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: クラウドライセンスリセール(売上の59.5%・55億円)が主軸で、MSP(9億円)と合わせストック収益が全体の約7割を占める。
  • 2顧客: 大企業・中堅企業のIT部門を主対象に、SAP基幹システムのクラウド移行ニーズを入口に深耕する戦略をとる。
  • 3価値提案: 移行コンサルから設計・構築・ライセンス調達・運用保守まで一気通貫で提供し、顧客の内製リソース不足を補完する。
  • 4コスト構造: 外注費(クラウドインテグレーション)とライセンス仕入(リセール)が主な変動費で、人件費増加が固定費拡大を牽引する。
Risks · リスク要因
  • 1AWS/Azure依存リスク: 売上の大部分がAWSとAzureに紐づくため、両社の価格改定・パートナー契約変更が業績に甚大な影響を及ぼしうる。
  • 2特定顧客集中リスク: AGC1社で売上の約14%を占める上位集中があり、同社のIT投資方針変更が直接業績変動につながる脆弱性を持つ。
  • 3フロー受注の先行き不透明: FY2025のクラウドインテグレーション受注高は前年比-1.9%・受注残-48.5%と減少しており、ストック移行後の成長持続性に注目が必要だ。
  • 4人材確保とコスト上昇: IT人材不足が深刻化する中、優秀なエンジニアの採用・育成コスト増加が利益率の圧迫要因となる構造リスクがある。
Strengths · 強み
  • 1SAP×クラウド移行の専門性: SAP基幹システムのAWS/Azure移行実績を多数保有し、2027年サポート終了需要の主要受け皿として競合優位を持つ。
  • 2ストック収益の積み上げ: MSPと月額課金のライセンスリセール合計が約64億円に達し、安定キャッシュフローの基盤が年々厚みを増している。
  • 3マルチクラウド対応力: AWS・Azure・Google Cloudの3社全てと正式契約を持ち、顧客要件に応じた柔軟な提案が可能である。
  • 4高ROEと無借金経営: ROE21.3%、財務活動CFゼロの無借金体質で、利益の大半を内部留保し成長投資に充当できる財務健全性を維持する。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1SAP移行需要の刈り取り: 2027年標準サポート・2030年延長サポート終了を前に、大規模SAP基幹システムのクラウド移行案件獲得を最優先ターゲットとする。
  • 2ストック収益比率の向上: MSPと月額ライセンスリセールの継続拡大により、フロー依存度を下げ収益の安定化と予測可能性の向上を目指す。
  • 3セキュリティソリューションの拡充: サービスパッケージ「BeeX Plus」へWAF・脆弱性診断等を組み込み、クラウドセキュリティ領域を新たな収益柱として育成する。
  • 4自社ツール「BSC」の機能強化: BeeX Service Consoleの追加開発(FY2025投資4,605万円)を継続し、MSPの差別化と運用効率向上を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高93億円(+20.2%)・営業利益7億円(+9.6%)・純利益5億円(+13.3%)で増収増益を達成したが、利益成長は売上成長を下回った。
売上構成の変化: クラウドライセンスリセールが前期比+22.2%と最も高い伸びを示し、全体の59.5%を占めるまでにストック比率が拡大した。
受注残の急減: クラウドインテグレーション受注残高は2億3,728万円と前年比-48.5%に急減しており、今後のフロー売上の先行指標として注視が必要だ。
現金残高の増加: 期末現金は23億3,734万円(前年比+4億6,731万円)と潤沢で、M&Aや設備投資への資金余力は十分に確保されている。
02

業績推移

売上高
92.6億円20.2%FY25
0255075100FY20FY22FY24
営業利益
6.6億円9.7%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
5億円13.2%FY25
01.32.53.85FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
05,00010,00015,00020,000FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高10.828.440.643.657.677.092.6
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益2.74.06.06.6
経常利益0.81.33.32.64.16.26.7
純利益0.60.92.51.93.04.45.0
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産6.115.019.425.933.342.851.9
純資産 (自己資本)3.34.87.312.716.520.925.9
自己資本比率 (%)54.832.237.649.149.548.849.9
現金及び預金4.55.010.211.618.723.4
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF0.30.62.43.47.85.3
投資CF▲1.2▲1.1▲0.7▲0.6▲0.8▲0.6
財務CF3.01.03.5▲1.4
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
224.78
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
21.3%
自己資本利益率
ROA
9.6%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
184
平均年齢
40.6
平均勤続
3.1
単体 平均年収
759万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社テラスカイ1.5百万株67.99%
#2広木 太0.1百万株4.86%
#3株式会社サーバーワークス0.1百万株3.24%
#4株式会社SBI証券0.0百万株1.56%
#5田中 幸夫0.0百万株1.39%
#6星野 孝平0.0百万株1.35%
#7株式会社SBIネオトレード証券0.0百万株1.30%
#8楽天証券株式会社0.0百万株1.12%
#9黒田 典宏0.0百万株0.95%
#10天畠 宗範0.0百万株0.63%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。