細
細谷火工株式会社
ホソヤカコウカブシキガイシャ上場化学4274EDINET: E00850HOSOYA PYRO-ENGINEERING CO., LTD.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
20.4億円
11.24%営業利益 (FY25)
2.9億円
49.23%経常利益 (FY25)
3.0億円
47.52%純利益 (FY25)
2.2億円
58.27%総資産
44.8億円
2.19%自己資本比率
71.3%
—ROE
7.0%
2.40%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
細谷火工は火薬類取締法に基づく許認可工場を持ち、救命・救難・訓練用途の防衛省向け火工品を主力とする売上高約20億円規模の特殊メーカーである。売上の約45%を防衛省、約16%をミネベアミツミが占める高依存構造だが、FY2025は防衛予算増額の間接効果による受注増と、火工品燃焼処分・高エネルギー物質評価試験などの委託業務拡大が重なり、売上高2,038百万円(前期比+11.3%)・営業利益290百万円(同+49.4%)・純利益219百万円(同+58.5%)と大幅増益を達成した。ROEは7.0%、ROAは6.7%といずれも自社目標の5%超をクリアし、自己資本比率は71.3%と財務基盤は堅固である。一方、受注残高は前期比+27.8%の1,291百万円に積み上がっており、今後の売上成長を支える基盤となっている。課題は特定顧客依存の解消、第4四半期偏重の生産平準化、および航空宇宙・産学連携を軸とした化成品事業の拡大であり、多品種少量生産体制における原価低減の継続が収益安定のカギを握る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 防衛省向け火工品事業が売上の約91%、不動産賃貸事業が残り約9%を占めて補完する。
- 2顧客: 防衛省(売上比45.3%)とミネベアミツミ(同16.0%)が主要顧客で、官公庁依存度が高い構造である。
- 3価値提案: 火薬類取締法に基づく許認可工場と高エネルギー物質の専門技術で、燃焼処分・評価試験等の委託業務も提供する。
- 4コスト構造: 多品種少量生産で通年製造品がほぼなく、原材料・外注加工費の原価低減活動と生産平準化が収益性の鍵となる。
Risks · リスク要因
- 1火薬事故リスク: 火薬類取締法下でも事故発生時には工場操業停止となる可能性があり、売上全損に直結する最大リスクである。
- 2特定顧客依存: 防衛省が売上の45%超を占め、国家予算の編成変動や調達方針変更が業績に直接的な影響を与える。
- 3納期集中による生産非効率: 第4四半期に売上が偏重するため、生産計画の偏りが原価上昇と収益性低下をもたらしやすい。
- 4原材料・物価高騰: 燃料・原材料価格の上昇が継続しており、多品種少量品の価格転嫁が困難な場合に利益を圧迫するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1参入障壁の高さ: 火薬類取締法による厳格な許認可と専門技術の蓄積が、競合の新規参入を実質的に阻んでいる。
- 2防衛予算拡大の恩恵: 日本の防衛費増額トレンドを背景に受注残高が前期比+27.8%の1,291百万円に積み上がっている。
- 3財務健全性: 自己資本比率71.3%・有利子負債635百万円と低水準で、無借金に近い安定した財務基盤を維持している。
- 4原価低減の定着: 工程別改善活動の継続により売上総利益が前期比+124百万円増加し、利益率が着実に改善している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1化成品事業の拡大: 航空宇宙分野や大学・研究機関からの需要を取り込み、産学官連携で高エネルギー物質の共同研究・製品開発を推進する。
- 2収益指標の目標維持: ROA・ROEともに5%以上を継続目標とし、FY2025達成値(ROA 6.7%・ROE 7.0%)を下限として利益水準を維持する。
- 3売上平準化: 民間企業向け精密火工品・評価試験の上期受注拡大により第4四半期偏重を是正し、生産効率を高める方針である。
- 4人的資本投資: 火薬類取扱保安責任者の全員取得を目標に社内講習を継続し、技術継承と多様な人材採用で組織基盤を強化する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅増益: 売上高2,038百万円(前期比+11.3%)、営業利益290百万円(同+49.4%)、純利益219百万円(同+58.5%)を達成した。
防衛省向け受注増: 防衛予算増額の間接効果で一部製品の受注数量が増加し、防衛省向け売上は923百万円と前期比+6.2%となった。
設備投資加速: 下期に建物耐震補修と燃焼処分用設備改修に着手し、有形固定資産取得に100百万円を投じた。
受注残高急増: 火工品事業の受注残高が1,290百万円(前期比+27.8%)に達し、次期以降の売上成長を支える積み上げとなっている。
02
業績推移
売上高
20.4億円▲11.2%FY25
営業利益
2.9億円▲49.2%FY25
純利益
2.2億円▲58.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 16.5 | 15.5 | 15.6 | 17.9 | 17.6 | 18.3 | 20.4 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.8 | 1.8 | 1.9 | 2.9 |
| 経常利益 | 1.9 | 1.7 | 2.0 | 1.9 | 1.8 | 2.0 | 3.0 |
| 純利益 | 1.4 | 1.1 | 1.4 | 1.3 | 1.3 | 1.4 | 2.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 37.3 | 37.7 | 41.1 | 42.2 | 42.8 | 43.9 | 44.8 |
| 純資産 (自己資本) | 24.1 | 24.8 | 27.3 | 27.9 | 29.3 | 30.5 | 32.0 |
| 自己資本比率 (%) | 64.7 | 65.9 | 66.4 | 66.2 | 68.4 | 69.5 | 71.3 |
| 現金及び預金 | 9.1 | 8.8 | 8.2 | 11.4 | 11.5 | 9.2 | 7.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 2.9 | 0.9 | 0.2 | 4.4 | 1.3 | 0.2 | ▲0.3 |
| 投資CF | ▲1.0 | ▲0.6 | ▲0.5 | ▲0.6 | ▲0.6 | ▲0.9 | ▲1.0 |
| 財務CF | ▲0.4 | ▲0.5 | ▲0.4 | ▲0.5 | ▲0.6 | ▲1.7 | ▲0.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
54.92
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
7.0%
自己資本利益率
ROA
4.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
87人
平均年齢
46.6歳
平均勤続
9.2年
単体 平均年収
651万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
17.00円+7
配当性向
31.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
6
FY21
7
FY22
8
FY23
10
FY24
10
FY25
17
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。