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株式会社Jストリーム

カブシキガイシャジェイストリーム上場情報・通信業4308EDINET: E05211
J-Stream Inc.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
118億円
4.74%
営業利益 (FY25)
9.2億円
61.55%
経常利益 (FY25)
9.5億円
62.74%
純利益 (FY25)
5.5億円
84.90%
総資産
132億円
5.45%
自己資本比率
83.9%
ROE
5.3%
2.40%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

JストリームはEVC(医薬・一般企業)とOTT(放送・メディア)の3市場に特化した動画配信ソリューション企業である。1997年創業の老舗で、CDNネットワーク・ライブ配信・SaaS型プラットフォーム「Equipmedia」・制作運用を一体提供する「ワンストップ動画DX」モデルを展開する。親会社はトランス・コスモスで、グループシナジーを活かした医薬マーケティング支援が収益の中核を占める。売上高はコロナ特需で2021年3月期に130億円まで急拡大したが、その後反動減で124億円→125億円→113億円と3期連続で停滞し、FY2025は118億円と緩やかに回復した。一方で費用コントロールと外注費削減により営業利益は前年比+61.7%の9億円、純利益は+84.7%の5.5億円と収益改善が鮮明である。中長期的には医薬依存度の低減と、一般企業向けSaaS拡張・OTT領域の深耕が成長回帰の鍵を握る。ROE5.3%・現預金78億円と財務は健全だが、成長投資の加速が求められる局面にある。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 動画配信サービス(CDN・ライブ中継・SaaS)と制作・システム開発の役務が売上118億円の大半を占める。
  • 2顧客: 医薬企業向けWeb講演会(EVC医薬)、一般企業向けDX動画(EVC医薬以外)、放送局等(OTT)の3セグメントに分類される。
  • 3価値提案: 企画・制作・配信・分析を一括提供するワンストップ動画ソリューションで顧客のDX推進を支援する。
  • 4コスト構造: 人件費・外注費・クラウドインフラ費が主要コストで、円安による外貨建てロイヤリティ負担が利益率に影響する。
Risks · リスク要因
  • 1医薬領域への売上集中リスク: Web講演会需要が薬価改定や製薬各社の販促費削減に左右され、単一領域依存が業績変動を増幅させる。
  • 2外資系大手クラウド・CDN事業者との競合激化: AWS・Azure・Fastly等の低価格・大規模サービスとの価格競争が収益率を圧迫するリスクがある。
  • 3円安による外貨建てコスト上昇: クラウドインフラ・海外SaaSロイヤリティが外貨建てのため、円安進行時に原価が上昇し利益計画が悪化する。
  • 4コロナ特需後の成長鈍化リスク: 2021年の130億円ピークから売上が回復しきれず、医薬以外の新規領域の立ち上がりが遅れると成長が停滞する。
Strengths · 強み
  • 1医薬Web講演会の先行優位: 2010年代前半からの実績蓄積で大手製薬企業との深い関係を構築し、業界内で一定の地位を確立している。
  • 2自社CDNネットワークと運用ノウハウ: 動画配信専業として高品質・高安定配信を強みとし、外資大手CDNとの差別化を維持している。
  • 3SaaS+役務のハイブリッドモデル: Equipmediaを核に制作・運用をセット提供することで顧客ロックインと継続収益を確保している。
  • 4トランス・コスモスグループのリソース: 親会社の営業基盤・顧客網を活用し、グループ連携で提案領域と受注規模を拡大できる。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 13領域ポートフォリオの再均衡: 医薬依存度を低減し、EVC(医薬以外)とOTT領域の売上比率を中長期的に引き上げてリスク分散を図る。
  • 2AIとデータ分析の高度化: 「WebinarAnalytics」のAI要約・データ連携機能を強化し、製薬マーケティングの上流工程へ関与領域を拡大する。
  • 3SaaS展開の加速: Equipmedia・Webinar Stream・VideoStep等の自社SaaSを有機的に連携させ、ARR拡大と解約率低減を追求する。
  • 4M&A・海外展開・インキュベーション: グループシナジーとM&Aを組み合わせ、国内外で新規サービス・市場への事業拡大に取り組む。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績の大幅改善: 売上高118億円(前年比+4.7%)ながら、コスト削減効果で営業利益9億円(+61.7%)・純利益5.5億円(+84.7%)と収益性が急回復した。
OTT領域が牽引: 放送局向けの大口システム機器納品・SI業務やネット配信サービス拡充案件を獲得し、前年比で増収を達成した。
EVC医薬は前年割れ: 製薬各社の販促費絞り込みで大型Web講演会が減少し、医薬領域は通期で前年実績を下回る水準となった。
営業CFが前年比+157.3%の20.9億円: 利益回復と前受金増加が寄与し、期末現金残高は78億円と財務基盤が強化された。
02

業績推移

売上高
118億円4.7%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
営業利益
9.2億円61.6%FY25
06.312.518.825FY20FY22FY24
純利益
5.5億円84.9%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.05.010.015.020.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
020406080FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高67.884.4130124125113118
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益20.616.65.79.2
経常利益3.25.623.520.516.55.99.5
純利益2.02.515.513.18.73.05.5
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産50.458.9118124130125132
純資産 (自己資本)40.341.991.6104109109111
自己資本比率 (%)79.971.277.483.484.386.983.9
現金及び預金20.120.265.372.978.568.678.3
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF6.96.220.718.518.08.120.9
投資CF▲6.4▲4.3▲7.8▲7.8▲7.5▲13.1▲6.2
財務CF▲1.6▲1.832.1▲3.0▲5.0▲4.9▲5.0
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
22.15
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
5.3%
自己資本利益率
ROA
4.2%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
416
平均年齢
37.2
平均勤続
7.2
単体 平均年収
609万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1トランス・コスモス株式会社12.5百万株50.32%
#2KDDI株式会社3.0百万株12.25%
#3STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行)0.2百万株0.91%
#4JPモルガン証券株式会社0.2百万株0.64%
#5株式会社SBI証券0.1百万株0.49%
#6三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社0.1百万株0.48%
#7Jストリーム従業員持株会0.1百万株0.47%
#8加藤秀和0.1百万株0.46%
#9住友生命保険相互会社0.1百万株0.46%
#10楽天証券株式会社0.1百万株0.44%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
14.00-2
配当性向
82.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
7
FY21
13
FY22
15
FY23
16
FY24
16
FY25
14
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

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10

競合比較

競合比較は準備中です。

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ニュース

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