ユ
ユーソナー株式会社
ユーソナーカブシキカイシャ上場情報・通信業431AEDINET: E40964uSonar Co., Ltd
決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
71.9億円
18.39%営業利益 (FY25)
13.9億円
52.69%経常利益 (FY25)
13.8億円
51.49%純利益 (FY25)
8.9億円
40.22%総資産
73.3億円
48.32%自己資本比率
58.4%
—ROE
25.6%
1.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ユーソナーは、約30年にわたる人手によるデータ収集で構築した法人企業データベース「LBC」(約1,250万件)を中核資産とし、顧客データ統合クラウドツール「ユーソナー」をサブスクリプション形式でBtoB企業に提供するデータベースマーケティング専業会社である。クライアントは自社CRMやSFA・MAと「ユーソナー」をAPI連携させることで、取引先データの名寄せ・統合・見込み客選別を効率化できる。2015年に掲げた「非競」戦略のもと、SFAやMA市場とは競合せず連携パートナーとして機能する独自のポジショニングを確立しており、これが低Churn Rateと高い顧客満足の源泉となっている。財務面では、FY2021の34億円からFY2025の72億円へ5年で2.1倍の売上成長を実現し、同期間で営業利益は52.7%増の14億円、ROEは25.6%に達するなど収益性も顕著に改善している。生成AIの台頭によりデジタルデータで取得困難なアナログ由来情報を多く含むLBCの希少価値が高まっており、AI代替耐性のある独自ポジションを訴求する商機が拡大している。一方、創業者への依存リスクや大手参入リスク、情報セキュリティへの継続的な投資負担が注視ポイントとなる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 年間サブスクリプション型の「ユーソナー」利用料とデータ提供料が売上高72億円の大半を占める安定ストック収益モデルである。
- 2顧客: 経営企画・マーケティング・営業企画部門を持つ国内BtoB企業を主要ターゲットとし、API連携でCRM/SFA/MAと共存する提案を行っている。
- 3価値提案: 約1,250万件のLBCで自社顧客データを名寄せ・統合し、見込み客の可視化とターゲティング精度向上を単一ツールで実現できる点が差別化要因である。
- 4コスト構造: 売上原価の主体はシステム開発外注費とデータ仕入費であり、販管費は人件費と広告宣伝費が中心で、FY2025の販管費比率は約42.7%である。
Risks · リスク要因
- 1創業者依存リスク: 代表取締役会長である創業者・福富七海氏が戦略立案の中核を担い、影響度「大」と有報に明記されており、経営継続性への懸念が残る。
- 2IT投資環境悪化による解約増リスク: 国内景気後退やIT予算圧縮局面では新規契約の伸び鈍化と既存顧客の解約増が重なり、ARR成長が一気に反転するサブスク特有のリスクがある。
- 3情報セキュリティリスク: 法人データを大量に管理するため、不正アクセス・情報漏洩が発生した場合の信用毀損・損害賠償リスクは事業の根幹を揺るがす重大案件となりえる。
- 4大手・新規参入による競争激化: ソフトウェア領域は参入障壁が低く、潤沢な資金力を持つ大手がデータベースマーケティング市場へ低価格戦略で参入した場合の価格競争リスクがある。
Strengths · 強み
- 1LBCの参入障壁: 約30年間の人手によるアナログデータ蓄積で構築されたLBCは再現困難であり、生成AIによるWebスクレイピングとも差別化される独自資産である。
- 2非競戦略による協調エコシステム: SFA/MAベンダーを競合ではなくAPIパートナーとして位置づけることで、大手CRM導入先にも「ユーソナー」を追加提案できる販路を確保している。
- 3高い収益成長と利益率: FY2025売上高72億円・営業利益率19.3%・ROE25.6%を達成し、売上は過去5年でCAGR約20%の持続的成長を実現している。
- 4低解約率のサブスク構造: 継続利用でデータが蓄積されるサービス特性がスイッチングコストを高め、低Churn Rateと安定ARR拡大を両立させている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ユーザビリティ継続投資: データ正確性向上・検索スピード改善・API連携拡充に積極投資し、既存顧客のChurn Rate低減と新規顧客獲得力を同時に強化する方針を継続する。
- 2中堅企業層への販路拡大: 過去に導入実績の少ない業種・中堅規模(売上・従業員規模が中堅)企業へのアプローチを段階的に強化し、契約件数とARPAの双方を引き上げる。
- 3生成AI商機の取り込み: アナログ由来のLBCデータをAI学習・分析基盤との組み合わせで訴求し、AI代替困難な独自ポジションをマーケティング上の差別化軸として活用する。
- 4組織基盤強化と人材投資: 管理職向け研修の定期実施・給与水準向上・福利厚生充実により人材定着率を高め、上場後の事業拡大ペースに見合う内部管理体制を整備する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績ハイライト: 売上高72億円(+18.4%)、営業利益14億円(+52.7%)、経常利益14億円(+51.5%)と増収・大幅増益を達成し、ROEは25.6%に達した。
東京証券取引所グロース市場への上場: 自己株式処分による収入730百万円を含む財務活動CFが751百万円の純獲得となり、純資産は42.8億円へ拡大した。
本社移転に伴く一時費用の発生: 新オフィスの敷金差入508百万円・移転損失引当金79百万円・固定資産の加速償却など、移転関連費用が複数計上されFY2025のCF・資産構成に影響した。
現金残高の大幅増加: 営業CF17億円の創出に加え上場による資金調達が加わり、現金及び現金同等物は前期比12.8億円増の45億円に達し財務基盤が強化された。
02
業績推移
売上高
71.9億円▲18.4%FY25
営業利益
13.9億円▲52.7%FY25
純利益
8.9億円▲40.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 34.1 | 40.4 | 50.4 | 60.8 | 71.9 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 9.1 | 13.9 |
| 経常利益 | 4.6 | 1.0 | 1.2 | 9.1 | 13.8 |
| 純利益 | -3.5 | 0.6 | 0.7 | 6.3 | 8.9 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 34.3 | 37.1 | 39.5 | 49.4 | 73.3 |
| 純資産 (自己資本) | 15.3 | 19.5 | 20.3 | 26.6 | 42.8 |
| 自己資本比率 (%) | 44.6 | 52.7 | 51.4 | 53.8 | 58.4 |
| 現金及び預金 | — | — | 24.3 | 32.2 | 45.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | 6.7 | 12.5 | 17.1 |
| 投資CF | — | — | ▲2.5 | ▲2.3 | ▲11.8 |
| 財務CF | — | — | ▲2.4 | ▲2.3 | 7.5 |
| FCF | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
112.95
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
25.6%
自己資本利益率
ROA
12.1%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
228人
平均年齢
34.1歳
平均勤続
6.7年
単体 平均年収
631万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。