ダ
ダイトーケミックス株式会社
ダイトーケミックスカブシキガイシャ上場化学4366EDINET: E01014Daito Chemix Corporation
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
186億円
17.92%営業利益 (FY25)
8.5億円
9.28%経常利益 (FY25)
8.2億円
211.89%純利益 (FY25)
8.2億円
181.59%総資産
243億円
2.60%自己資本比率
61.1%
—ROE
5.6%
5.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ダイトーケミックス株式会社は、半導体用感光性材料・ディスプレイ材料・イメージング材料・医薬中間体などを受託製造・販売する化成品事業(売上の約91%)と、産業廃棄物処理・化学品リサイクルを手掛ける環境関連事業(約9%)で構成されるスペシャリティ・ファインケミカル企業である。主要顧客は三木産業(24.7%)・富士フイルム(19.7%)・住友化学(17.0%)・東京応化工業(7.6%)で、上位4社で売上の約70%を占める高度な顧客集中構造にある。FY2025は半導体用材料の需要拡大・インスタント写真材料の好調・印刷材料の新規受託品開始などが重なり、売上高は186億円(前年比+17.9%)と過去最高を更新し、前期の経常損失7.32億円から経常利益8.19億円へと劇的に黒字転換した。営業キャッシュフローは27.46億円と大幅改善し、財務体質の回復が鮮明である。中期目標としてFY2026に売上高200億円・経常利益13億円、2030年に売上高250億円・経常利益率10%以上を掲げ、3年間で約30億円の設備投資とDX・AI活用による生産性向上を推進している。一方でROEは5.6%と資本効率はまだ低く、特定顧客・特定製品依存リスクや原材料コスト変動リスクへの対応が投資家の注目点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 化成品事業が売上の91.5%を占め、半導体・ディスプレイ・イメージング材料の受託製造が中核である。
- 2顧客: 富士フイルム・住友化学・東京応化工業など上位4社で売上の約70%を占める集中型顧客基盤である。
- 3価値提案: 精密合成技術と品質管理(ISO9001)を武器に、顧客仕様の特注品を少量多品種で安定供給する。
- 4コスト構造: 固定資産比率が高い装置産業型で、減価償却費14.77億円が営業CFを支える構造となっている。
Risks · リスク要因
- 1顧客集中リスク: 上位4社で売上の約70%を占めており、主要顧客の発注減少や内製化が業績に直接打撃を与える。
- 2原材料調達・価格リスク: 市況連動原材料を多用し、急騰時にコスト転嫁が追いつかない場合は利益率が大幅に低下する。
- 3技術・製品ライフサイクルリスク: 半導体・ディスプレイ業界の技術革新が速く、受託品の陳腐化や需要消滅が突発的に起こりうる。
- 4設備事故・環境規制リスク: 化学品製造特有の事故リスクや環境規制強化により、操業停止・補償費用が発生する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1半導体材料の技術蓄積: 先端フォトレジスト用感光性材料など高付加価値品の受託実績があり、代替困難な技術障壁を持つ。
- 2多分野対応の合成技術: 電子材料・医薬中間体・環境リサイクルと幅広い受託領域を持ち、需要変動への分散効果がある。
- 3長期顧客関係: 富士フイルム・住友化学等との継続的取引で安定受注基盤を構築し、新規参入者との差別化を図っている。
- 4環境事業のシナジー: 化学品リサイクル事業が医療・食品分野へ拡大し、本業の廃棄物処理ノウハウを収益化している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1売上拡大目標: FY2026に売上高200億円・経常利益13億円、2030年に売上高250億円・経常利益率10%以上を目指す。
- 2設備投資の加速: 3年間で総額約30億円を投じDX推進・AI活用・自動化を進め、品質向上と省力化を同時に実現する。
- 3人材・組織強化: 3年間で約30名採用・教育費65百万円を投じ、受託拡大に対応できる技術人材の育成を加速する。
- 4GHG削減とリサイクル強化: 2030年までにGHG排出量を2019年度比15%削減し、化学品リサイクルの新分野開拓も推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025大幅増収黒字転換: 売上高186億円(前年比+17.9%)・経常利益8.19億円と、前期経常損失7.32億円から劇的に回復した。
半導体・イメージング材料が牽引: 電子材料売上高112.65億円(+14.1%)、イメージング材料45.38億円(+47.1%)と2本柱が急拡大した。
医薬中間体は在庫調整で苦戦: 医薬中間体売上高8.69億円(-16.4%)と唯一マイナスで、顧客の在庫調整が影響した。
財務改善が鮮明: 営業CF27.46億円・現金残高27.75億円と流動性が向上し、長期借入金13.25億円の返済も順調に進んだ。
02
業績推移
売上高
186億円▲17.9%FY25
営業利益
8.5億円▲9.3%FY25
純利益
8.2億円▲181.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 121 | 124 | 140 | 161 | 164 | 158 | 186 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 17.6 | 12.8 | 7.8 | 8.5 |
| 経常利益 | 8.2 | 6.6 | 12.3 | 17.5 | 12.9 | -7.3 | 8.2 |
| 純利益 | 6.2 | 5.2 | 10.9 | 15.8 | 9.2 | -10.1 | 8.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 169 | 169 | 188 | 215 | 247 | 250 | 243 |
| 純資産 (自己資本) | 111 | 114 | 128 | 143 | 152 | 145 | 149 |
| 自己資本比率 (%) | 65.4 | 67.6 | 67.8 | 66.3 | 61.4 | 58.2 | 61.1 |
| 現金及び預金 | 11.8 | 13.9 | 32.5 | 34.2 | 23.9 | 22.5 | 27.8 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 8.2 | 11.5 | 25.3 | 11.5 | 4.0 | 10.5 | 27.5 |
| 投資CF | ▲20.4 | ▲6.6 | ▲3.8 | ▲15.3 | ▲20.0 | ▲26.7 | ▲11.9 |
| 財務CF | 2.0 | ▲2.8 | ▲2.8 | 5.4 | 5.6 | 14.8 | ▲10.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
76.41
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.6%
自己資本利益率
ROA
3.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ChemicalProducts0.0兆91.5%0.00兆3.4%
EnvironmentRelatedBusiness0.0兆8.5%0.00兆16.2%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
242人
平均年齢
41.1歳
平均勤続
15.5年
単体 平均年収
643万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
21.00円+6
配当性向
22.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
11
FY21
17
FY22
21
FY23
18
FY24
15
FY25
21
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。