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広栄化学株式会社

コウエイカガクカブシキガイシャ上場化学4367EDINET: E00837
KOEI CHEMICAL COMPANY,LIMITED
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
200億円
3.04%
営業利益 (FY25)
5.7億円
36.39%
経常利益 (FY25)
3.6億円
2.30%
純利益 (FY25)
2.9億円
4.00%
総資産
352億円
10.40%
自己資本比率
61.4%
ROE
1.3%
0.10%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

広栄化学は、含窒素有機化合物(アミン・ピリジン誘導体等)の合成技術を核とする国内特殊化学品メーカーであり、住友化学の連結子会社として医農薬中間体・有機金属触媒・電子材料・CO2吸収アミン等を手掛ける。売上高は2022年の173億円を底に回復基調にあり、FY2025は200億円(前年比+3.0%)を達成したが、売上総利益率は約23%、営業利益率は約2.8%にとどまり、前中期経営計画のROIC目標8%に対し実績1%という大幅未達が続いている。利益が低水準な背景には、有機金属触媒・電子材料分野での需要回復の遅れ、原料価格高騰・労務費増加によるコスト上昇、気相プラントのCO2排出コスト増懸念がある。新中期経営計画KX2027(2025〜2027年度)では、2027年度に売上高247億円・営業利益33億円・ROIC8%を目標に掲げ、触媒関連製品の需要回復、住友化学グループとの光学材料・医薬中間体シナジー拡大、CO2吸収アミンの事業化(本格化は2028年度以降)を成長ドライバーに位置付けている。財務面では自己資本比率61.4%と健全だが、設備投資に伴う借入残高が依然高く、フリーCF創出をいかに利益改善につなげるかが投資家の注目点となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 医農薬中間体46%・機能性化学品40%を主軸とする単一セグメントのファイン化学品事業で売上高200億円を稼ぐ。
  • 2顧客: Corteva Agriscience(売上比11.2%)や住友化学欧州(12.8%)など農薬・化学大手への受託製造が主力である。
  • 3価値提案: 100種超のアミン化合物ライブラリーとマルチプラント(CMI〜IV)の柔軟な組み合わせで複雑工程を受託する。
  • 4コスト構造: 製造原価率約77%と装置産業型で減価償却費30億円超が重く、採算改善が最重要課題となっている。
Risks · リスク要因
  • 1原材料・エネルギー価格変動リスク: アセトアルデヒド・メタノール等の市況高騰や電力価格上昇を製品価格に転嫁できない場合、収益を圧迫する。
  • 2為替変動リスク: 輸出比率が高く外貨建て取引が多いため、円高進行時に輸出債権回収額が減少し業績に直接影響する。
  • 3中国カントリーリスク: 主要原材料を中国から輸入しており、政治・規制・パンデミック等の混乱で調達が停滞するリスクがある。
  • 4需要回復遅延リスク: 有機金属触媒・電子材料の需要回復が前計画でも未達となった経緯があり、中計目標の実現可能性に不確実性が残る。
Strengths · 強み
  • 1含窒素有機化合物の独自コア技術: 長年蓄積した気相・アミン合成技術と100種超の化合物ライブラリーが参入障壁を形成している。
  • 2住友化学グループとのシナジー: 欧州向け販路・光学材料・医薬中間体で親会社との協業により受注拡大余地が大きい。
  • 3マルチプラントの柔軟生産体制: 複数プラントを有機的に組み合わせることで、複雑工程の受託と生産効率化を両立できる。
  • 4CO2吸収アミン開発の先行優位: 2024年に千葉研究所へCO2吸脱着評価システムを導入しDAC向け提案を開始している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1KX2027収益目標: 2027年度に売上高247億円・営業利益33億円・ROIC8%の達成を再チャレンジ目標として全社推進する。
  • 2有機金属触媒事業拡大: 世界市場の需要回復を見込み、マルチプラントを活用して触媒・光学材料製品の拡販を2025年度から加速する。
  • 3CO2吸収アミン事業化: 2028年度以降の急拡大を見据え、DAC用高性能アミン開発と気相プラントのCO2削減対応を並行推進する。
  • 4アミンプラント再構築完了: 2017年開始の設備再構築を2027年に概ね完了させ、既存品の採算改善と新規受託案件獲得を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高200億円(+3.0%): 北米向け農薬中間体が増加し機能性化学品が前年比+20.6%と伸長したが、アジア・欧州向けは減少した。
営業利益5.7億円(+36.4%): 売価改定・為替効果・触媒製品増販が寄与したが、原料高・労務費増が重しとなり利益率は約2.8%に留まった。
ROE1.3%・ROIC1%: 前中計のROIC目標8%に対し大幅未達に終わり、新中計KX2027でROIC8%の再チャレンジを表明した。
自己資本比率が55.5%→61.4%に改善: 借入金返済39億円超を進め財務健全化が進んだが、現金同等物残高は3億円と手元流動性は薄い。
02

業績推移

売上高
200億円3.0%FY25
062.5125188250FY20FY22FY24
営業利益
5.7億円36.4%FY25
02.557.510FY20FY22FY24
純利益
2.9億円4.0%FY25
05101520FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0100200300400FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高183185176173186194200
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益5.18.34.25.7
経常利益13.620.216.88.08.63.53.6
純利益9.615.718.59.46.93.02.9
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産293298321347391393352
純資産 (自己資本)201210221219221218216
自己資本比率 (%)68.770.568.863.256.455.561.4
現金及び預金24.26.92.65.83.75.63.3
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF7.37.819.226.2▲0.339.847.6
投資CF▲24.6▲22.3▲39.1▲41.9▲50.9▲19.9▲16.6
財務CF▲3.0▲2.815.618.649.1▲18.5▲33.3
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
58.96
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
1.3%
自己資本利益率
ROA
0.8%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
398
平均年齢
41.1
平均勤続
14.8
単体 平均年収
689万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1住友化学株式会社2.7百万株55.85%
#2近畿産業信用組合0.2百万株4.91%
#3種田 修0.1百万株2.11%
#4大塩 学而0.1百万株1.62%
#5阪本 重治0.1百万株1.13%
#6広栄化学社員持株会0.0百万株0.95%
#7丸石化学品株式会社0.0百万株0.69%
#8山崎 孝二0.0百万株0.61%
#9MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.0百万株0.59%
#10高石 文夫0.0百万株0.50%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
150.00
配当性向
169.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
110
FY21
140
FY22
150
FY23
150
FY24
150
FY25
150
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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