ユ
ユミルリンク株式会社
ユミルリンクカブシキガイシャ上場情報・通信業4372EDINET: E36905決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
30.6億円
14.46%営業利益 (FY25)
6.7億円
5.17%経常利益 (FY25)
6.7億円
5.65%純利益 (FY25)
3.6億円
22.77%総資産
35.8億円
4.10%自己資本比率
83.9%
—ROE
12.4%
4.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ユミルリンク株式会社は、メール配信・SMS・安否確認・認証等を統合したメッセージングプラットフォーム「Cuenote(キューノート)」をSaaS形式で法人向けに提供する専業クラウドベンダーである。売上高の約94%をCuenoteシリーズが占め、そのうちサブスクリプション(ストック型)収益が売上の大半を形成する高い収益安定性が特徴だ。2019年の15億円から2025年の31億円へと6年で売上を倍増させており、年平均成長率は約13%に達する。主力の「Cuenote FC」(メール配信)が全売上の59.4%を占め、FY2025の年間配信通数は過去最高の955億通を記録した。一方、FY2025の営業利益は6.7億円(+5.3%)と増収に対して利益成長が鈍化しており、技術者採用や通信費増加が原因となっている。また連結子会社ののれん減損(8,136万円)が発生し、純利益は3.6億円(-22.8%)と大幅減となった点は注視が必要である。ROE12.4%、財務は無借金に近い健全な状態を維持しており、配当も2億1,000万円を支払うなど株主還元にも積極的な姿勢を見せる中小型SaaS銘柄である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: サブスクリプション型SaaSが売上の約94%を占め、月次定期契約額2.52億円のストック収益が安定基盤となっている。
- 2顧客: エンタープライズ企業を中心とした国内法人向けに、メール・SMS・安否確認等を一括提供する専業モデルである。
- 3価値提案: 2003年から独自開発したMTAを基盤に99.99%超の稼働率を維持し、BCP・セキュリティ要件に厳しい大企業需要を取り込んでいる。
- 4コスト構造: 売上原価の主体は技術者人件費・通信費・広告媒体費で、FY2025の原価率は34.9%、営業利益率は22.0%である。
Risks · リスク要因
- 1特定製品集中リスク: Cuenote FCが全売上の59.4%を占め、競合激化や市場環境変化による同製品の売上減少が業績に直撃する構造となっている。
- 2競合参入と価格競争: SaaS市場は参入障壁が低く、大手IT企業が類似サービスを低価格で投入した場合、中小専業ベンダーとして価格競争に巻き込まれるリスクがある。
- 3法規制変化リスク: 電気通信事業法・特定電子メール法等の改正や新規規制が導入された場合、サービス仕様変更や業務制約が業績に影響を及ぼす可能性がある。
- 4子会社リスクとのれん減損: FY2025にROC社のれんで8,136万円の減損が発生し、SNS関連事業の収益化遅延が純利益を22.8%押し下げた事例がある。
Strengths · 強み
- 1先行者優位と技術蓄積: 2003年からMTA独自開発を続け、20年超の実績とノウハウがエンタープライズ顧客の信頼と高継続率を支えている。
- 2高稼働率の基盤設備: 主力サービスCuenote FCが99.9967%の稼働率を達成し、DR拠点間分散オプションで事業継続ニーズにも応えている。
- 3ストック型収益の安定成長: 月次定期契約額が11.7%増の2.52億円に達し、解約率の低さがバックログとして業績の下振れリスクを抑制している。
- 4サイボウズkintoneとの連携認定: 2025年9月にオフィシャルパートナー認定を獲得し、kintone利用企業900万ユーザーへのクロスセル経路を確保した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1プラットフォーム統合化: メール・SMS・SNS等の複数チャネルを一元管理できる統合メッセージング基盤の構築を推進し、顧客のマーケティング効率向上を支援する。
- 2外部連携の拡大: サイボウズkintoneオフィシャルパートナー認定を活用し、「Cuenote Mail/SMS for kintone」経由の新規顧客獲得ルートを本格開拓する方針である。
- 3開発力強化と拠点展開: 東京・大阪・北海道の3拠点体制で技術者採用を継続し、新機能開発とサービスパフォーマンス維持を両立させる計画である。
- 4認知度向上施策: インターネット広告に加えオフライン媒体の活用や展示会・セミナー出展を増やし、Cuenoteブランドの企業認知を高めて新規獲得を加速する方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高31億円(+14.4%)を達成: ストック型収益が2,869百万円(+10.7%)と堅調で、月間配信数は12月単月で89億通・年間955億通の過去最高を更新した。
営業利益は6.7億円(+5.3%)と増収対比で利益成長が鈍化: 技術者・SNS制作者増員による労務費増加と通信費+4,900万円が利益圧迫の主因となった。
子会社ROCののれん減損8,136万円が発生: 特別損失計上により純利益が3.6億円(-22.8%)と前期比で大幅減少し、SNS関連事業の収益貢献が課題として浮上した。
2025年9月にサイボウズkintoneオフィシャルパートナー認定を取得: Cuenote SMS/Mail for kintoneの実績が評価され、パートナーエコシステムを通じた販路拡大が期待される。
02
業績推移
売上高
30.6億円▲14.5%FY25
営業利益
6.7億円▲5.2%FY25
純利益
3.6億円▼22.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 14.5 | 16.3 | 19.3 | 21.8 | 23.1 | 26.7 | 30.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 5.2 | 5.9 | 6.4 | 6.7 |
| 経常利益 | 2.3 | 3.3 | 4.0 | 5.2 | 5.9 | 6.4 | 6.7 |
| 純利益 | 1.6 | 2.2 | 2.9 | 3.6 | 4.1 | 4.7 | 3.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 11.8 | 14.4 | 21.0 | 23.8 | 27.8 | 34.4 | 35.8 |
| 純資産 (自己資本) | 8.7 | 11.0 | 16.9 | 19.4 | 23.7 | 28.5 | 30.0 |
| 自己資本比率 (%) | 73.8 | 76.0 | 80.8 | 81.5 | 85.4 | 82.9 | 83.9 |
| 現金及び預金 | 1.4 | 1.9 | 15.1 | 17.2 | 20.9 | 25.4 | 25.8 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 3.3 | 3.3 | 3.4 | 4.4 | 4.6 | 6.0 | 5.0 |
| 投資CF | ▲2.7 | ▲2.8 | 6.9 | ▲1.2 | ▲0.9 | ▲1.5 | ▲1.9 |
| 財務CF | — | — | 3.0 | ▲1.2 | — | — | ▲2.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
94.65
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.4%
自己資本利益率
ROA
10.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
141人
平均年齢
40.3歳
平均勤続
7.6年
単体 平均年収
653万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
19.00円-36
配当性向
18.8%
1株配当 推移 (円・生値)
FY24
55
FY25
19
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。