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株式会社アイ・ピー・エス

カブシキガイシャアイピーエス上場情報・通信業4390EDINET: E33623
IPS, Inc.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
153億円
8.12%
営業利益 (FY25)
44.1億円
13.33%
経常利益 (FY25)
40.7億円
8.00%
純利益 (FY25)
25.4億円
10.26%
総資産
420億円
25.36%
自己資本比率
49.9%
ROE
19.2%
8.30%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社アイ・ピー・エスは、フィリピンを中心に国際通信事業・国内通信事業・メディカル&ヘルスケア事業を展開する小型高収益企業である。主力の国際通信事業(売上構成比73.5%)では、フィリピン-シンガポール-香港を結ぶC2C海底ケーブル使用権を保有し、フィリピン3番目の国際通信キャリアとしてCATV事業者・通信事業者向けのキャリアズキャリアポジションを確立している。2023年12月には三島を結ぶフィリピン国内海底ケーブルネットワーク(PDSCN)が完成し、地方展開の基盤が整備された。FY2025は売上高153億円(前期比+8.1%)、営業利益44億円(同+13.3%)と着実に成長し、2019年比で売上高は約2.6倍に拡大している。一方、国内通信事業はPSTNマイグレーションに伴うアクセスチャージ遡及精算で一時的に赤字化し、メディカル事業も競争激化で損失計上となった。円安進行による為替差損276億円計上で経常利益は前期比8.0%減となったが、純利益は+10.3%増の25億円を確保した。フィリピンの高い経済成長率とAI・データセンター投資に伴う通信需要拡大が追い風であり、国内基幹網の整備完了を梃子に次の成長フェーズを目指している。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 国際通信事業が売上の73.5%を占め、C2C回線の小口転売と法人向けインターネット接続(課金顧客1,593件)が柱である。
  • 2顧客: フィリピンのCATV事業者・通信事業者へ卸売り(キャリアズキャリア)し、法人向け接続サービスは金融機関等にも拡大している。
  • 3価値提案: 大手2社が寡占するフィリピン市場で第3の国際通信キャリアとして低コスト・安定帯域の回線を提供し差別化している。
  • 4コスト構造: IRU使用権・海底ケーブル敷設の先行固定投資が重く、一方で追加回線販売は限界利益率が高いスケーラブルな構造である。
Risks · リスク要因
  • 1フィリピン集中リスク: 売上の大半がフィリピン依存であり、台風・火山噴火等の自然災害や政治情勢悪化が事業に直接打撃を与える可能性がある。
  • 2為替リスク: FY2025に円安進行で為替差損276百万円を計上(前期は差益730百万円)し、ペソ・円相場の変動が経常利益を大きく左右する。
  • 3規制・ライセンスリスク: InfiniVANのCPCN仮免許更新が認められない場合、フィリピン国内での通信事業継続が困難になるリスクがある。
  • 4競合激化リスク: PLDT・Globe Telecom大手2社が資本力を活かし卸市場へ参入した場合、価格競争で顧客獲得・維持が困難になる恐れがある。
Strengths · 強み
  • 1海底ケーブル使用権: C2C回線IRUとPDSCNの2系統を保有し、フィリピン国内外をカバーする代替困難な通信インフラを構築している。
  • 2キャリアズキャリアの地位: フィリピン3番目の国際通信キャリアとして大手2社と棲み分け、CATV事業者向け卸市場で先行者優位を持つ。
  • 3高い収益性: FY2025営業利益率28.9%・ROE19.2%を維持し、2019年から売上高6年連続増収と安定した収益拡大を実現している。
  • 4市場成長の追い風: フィリピンのGDP成長率5.6%(2024年)とAI・データセンター投資による通信需要拡大が中長期的に事業を後押しする。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1国内基幹網のさらなる拡充: PDSCNを活用しミンダナオ島等の新エリアへ展開し、フィリピン全土のCATV事業者・通信事業者への販売を拡大する。
  • 2法人向け接続サービスの深耕: 課金顧客数1,593件(FY2025末)から継続的に積み増し、地方拠点を持つ金融機関等との取引拡大で安定収益を積む。
  • 3国内通信事業の立て直し: PSTNマイグレーション後の新サービス(0120等自社提供)を開始し、FY2025に一時赤字となった国内通信の収益回復を図る。
  • 4メディカル&ヘルスケアの成長: SDPCC(人間ドック・健診センター)の来院患者数増加を継続し、フィリピンの予防医療市場で事業規模を拡大する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高153億円(+8.1%)・営業利益44億円(+13.3%)と増収増益を達成し、国際通信セグメントは売上112億円(+32.9%)・利益45億円(+55.1%)と急拡大した。
国内通信が一時赤字: PSTNマイグレーションに伴うアクセスチャージ3年分遡及精算で、国内通信セグメントが売上25億円(-39.5%)・11百万円の損失に転落した。
為替差損の影響: 円安進行により276百万円の為替差損を計上(前期は730百万円の差益)し、経常利益は41億円(前期比-8.0%)に留まった。
法人向け課金顧客が増加: InfiniVANの法人向けインターネット接続の課金顧客数が2024年9月末比+157件増の1,593件となり、地方への展開が着実に進捗している。
02

業績推移

売上高
153億円8.1%FY25
050100150200FY20FY22FY24
営業利益
44.1億円13.3%FY25
012.52537.550FY20FY22FY24
純利益
25.4億円10.3%FY25
07.51522.530FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.07.515.022.530.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
062.5125187.5250FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高57.865.195.1107123141153
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益24.633.138.944.1
経常利益10.010.821.929.034.644.340.7
純利益5.96.414.918.922.928.325.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産67.577.9118184251335420
純資産 (自己資本)37.347.167.591.4119152210
自己資本比率 (%)55.360.557.449.647.245.349.9
現金及び預金23.624.635.957.868.842.339.2
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF4.010.416.435.826.4▲5.77.0
投資CF▲7.1▲11.4▲18.9▲26.6▲55.1▲47.3▲25.4
財務CF12.92.013.310.735.823.113.8
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
197.14
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
19.2%
自己資本利益率
ROA
6.1%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

DomesticTelecommunicationsBusiness0.016.3%▲0.00兆-0.4%
GlobalTelecommunicationsBusiness0.073.5%0.00兆40.1%
MedicalHealthcareBusiness0.010.2%▲0.00兆-5.4%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
31
平均年齢
42.3
平均勤続
5.6
単体 平均年収
900万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1宮下 幸治5.4百万株41.31%
#2株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.0百万株7.83%
#3日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)0.6百万株4.99%
#4田中 正勝0.4百万株2.95%
#5丸本 桂三0.4百万株2.88%
#6丸谷 和徳0.4百万株2.72%
#7上田八木短資株式会社0.3百万株2.06%
#8佐々木 嶺一0.2百万株1.85%
#9日本テクノロジーベンチャーパートナーズi-S2号投資事業有限責任組合 無限責任組合員 村口 和孝0.2百万株1.74%
#10株式会社ストレッチ0.2百万株1.57%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
60.00+6
配当性向
139.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
10
FY22
25
FY23
53
FY24
55
FY25
60
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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