株
株式会社バンク・オブ・イノベーション
カブシキガイシャバンクオブイノベーション上場情報・通信業4393EDINET: E34116Bank of Innovation, Inc.
決算期: 09月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
124億円
9.17%営業利益 (FY25)
21.5億円
62.08%経常利益 (FY25)
21.8億円
60.43%純利益 (FY25)
13.5億円
50.95%総資産
79.4億円
36.90%自己資本比率
73.2%
—ROE
26.3%
4.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社バンク・オブ・イノベーションは、スマートフォンRPGの開発・運営に特化した国内ゲームデベロッパーである。主力タイトル「メメントモリ」(2022年リリース)が売上の94.5%を占める高依存構造にあり、FY2025売上高は124億円(-9.2%)と経年劣化が続いているが、サービス3年目を迎えてCM等の大型広告出稿を抑制した結果、販管費が前年比24.8%減となり営業利益は22億円(+62.0%)、純利益14億円(+50.9%)と過去最高水準の収益性を実現した。ROE26.3%、営業CF28億円と財務健全性は高く、手元資金52億円を確保している。一方、単一IPへの依存と次世代タイトルの開発長期化が最大の構造的課題であり、現在は世界同時配信を前提とした新規自社IP複数タイトルを開発中だが、リリース時期は未定のまま「品質最優先・期限なし」の方針を維持している。売上はFY2023の213億円ピークから2期連続で減少しており、新タイトルの成否が中長期の企業価値を左右する転換点にある。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ゲーム内アイテム課金収入が中心で、Apple/Googleのアプリストア経由売上が全体の約85%を占めている。
- 2顧客: 主に日本国内のスマートフォンRPGユーザーを対象とし、海外ユーザーへも同プラットフォーム経由で提供している。
- 3価値提案: 高品質の2Dオリジナルグラフィックと「品質最優先」開発方針による差別化で、長期的なIP資産を創出する。
- 4コスト構造: プラットフォーム手数料(売上原価の主体)と広告宣伝費・人件費が主要コストで、自社開発のため外注比率は低い。
Risks · リスク要因
- 1単一タイトル依存: メメントモリが売上の94.5%を占め、同タイトルの収益悪化が業績全体に直結する集中リスクが極めて高い。
- 2プラットフォームリスク: Apple/Googleの手数料・規約変更や審査強化により、サービス提供や収益構造が突如変動する可能性がある。
- 3開発長期化リスク: 期限を設けない「品質最優先」方針により新作リリースが遅延し、売上の空白期間が長期化する恐れがある。
- 4ガチャ規制リスク: 景品表示法や消費者庁によるランダム課金規制の強化が行われた場合、課金設計の大幅変更を迫られる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1高品質グラフィック技術: 独自の2Dオリジナルグラフィック制作力を強みに、メメントモリは累計で高水準のユーザー評価を維持している。
- 2収益性の高い運営力: 広告費コントロールにより売上減でも営業利益率17.4%を達成し、利益創出能力の高さを示している。
- 3財務健全性: 現金52億円・純資産58億円・ROE26.3%と無借金に近い健全な財務基盤を持ち、開発投資余力がある。
- 4IPの長寿命化ノウハウ: PDCAサイクルを通じた既存タイトルの継続運営で、リリース3年後も安定した課金収入を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新規IPの世界同時配信: 開発中の自社IP新作ゲームを中国等を除く世界同時・自社配信で展開し、グローバルな収益基盤を構築する。
- 2中長期3カ年累計目標の設定: 翌期以降3年間の売上高・営業利益合計額を重要KPIとし、単年変動に左右されない成長を目指す。
- 3IP資産の長期育成: 20〜30年先に残るIPを目指し、既存タイトルのマーチャンダイジング等IP活用を通じて認知度を向上させる。
- 4エンターテイメント領域拡張: 将来的にスマートフォンゲームコンテンツを活用したエンターテイメント周辺領域への進出を検討している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025営業利益22億円(+62.0%): 広告宣伝費の大幅削減(販管費-24.8%)が寄与し、売上減収下でも過去最高水準の利益を達成した。
売上高2期連続減少: FY2023の213億円ピークからFY2025は124億円へ約42%減少し、メメントモリの経年劣化が鮮明となっている。
手元資金52億円に増加: 営業CF28億円を創出し、現金・預金が前期比約19億円増加、財務的な開発投資余力は拡大している。
メメントモリ売上集中度が上昇: FY2025の同タイトル依存度は94.5%となり、新タイトル不在の中で単一依存リスクが一段と高まっている。
02
業績推移
売上高
124億円▼9.2%FY25
営業利益
21.5億円▲62.1%FY25
純利益
13.5億円▲50.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 43.0 | 30.6 | 21.3 | 24.3 | 213 | 136 | 124 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -10.1 | 49.0 | 13.3 | 21.5 |
| 経常利益 | 5.2 | -0.7 | -8.0 | -10.2 | 49.2 | 13.6 | 21.8 |
| 純利益 | 3.7 | -0.7 | -5.4 | -8.4 | 32.9 | 8.9 | 13.5 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 31.5 | 31.8 | 24.7 | 20.4 | 80.9 | 58.0 | 79.4 |
| 純資産 (自己資本) | 14.0 | 12.6 | 7.2 | 4.0 | 36.8 | 44.7 | 58.2 |
| 自己資本比率 (%) | 44.6 | 39.5 | 29.2 | 19.6 | 45.4 | 77.0 | 73.2 |
| 現金及び預金 | 21.4 | 22.2 | 13.5 | 8.2 | 50.2 | 24.1 | 52.1 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 4.6 | ▲2.5 | ▲7.3 | ▲9.7 | 52.1 | ▲17.2 | 28.7 |
| 投資CF | ▲1.2 | ▲0.1 | ▲0.6 | 1.0 | ▲2.8 | ▲4.3 | 1.2 |
| 財務CF | ▲0.6 | 3.4 | ▲0.7 | 3.5 | ▲7.4 | ▲4.6 | ▲1.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
339.99
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
26.3%
自己資本利益率
ROA
17.0%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
194人
平均年齢
33.3歳
平均勤続
5.8年
単体 平均年収
679万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。