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株式会社ブロードバンドセキュリティ

カブシキガイシャブロードバンドセキュリティ上場情報・通信業4398EDINET: E34288
BroadBand Security, Inc.
決算期: 06月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
61.0億円
5.47%
営業利益 (FY25)
2.6億円
62.55%
経常利益 (FY25)
2.5億円
63.83%
純利益 (FY25)
1.4億円
68.64%
総資産
38.0億円
7.99%
自己資本比率
55.5%
ROE
6.8%
17.82%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

ブロードバンドセキュリティは、メーカー系・SIer系に属さない独立系のサイバーセキュリティ専業会社である。コンサルティングから脆弱性診断、24時間365日のマネージドサービスまでを単独で提供できる希少な存在であり、PCI DSS監査資格も保有する。売上高はFY2019の37億円からFY2024の65億円まで成長してきたが、FY2025は営業戦略を「総合ソリューション提案型」へ転換したことで案件クロージングに時間を要し、売上高61億円(前期比5.5%減)、営業利益2.6億円(同62.6%減)と大幅な減益となった。一方、期末受注残高29億円は過去最高を更新しており、成約の翌期への繰り越しが大きい。国の「能動的サイバー防御」政策や経済安全保障推進法の施行など追い風となる政策環境は整いつつあり、ストック型収益の積み上げと人的資本投資による生産性向上が今後の焦点となる。自己資本比率55.5%と財務基盤は安定しているが、規模の小ささと技術人材の確保が成長制約となりうる点には留意が必要である。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 監査・コンサル26%、脆弱性診断26%、情報漏えいIT対策47%の3サービスで計61億円を構成する。
  • 2顧客: 企業のIT担当部門・金融機関等が主要顧客で、特定顧客への売上依存度は10%未満に分散している。
  • 3価値提案: PCI DSS資格を保有する独立系として最適製品を組み合わせ、上流から運用まで一気通貫で提供する。
  • 4コスト構造: 売上原価の大半が技術者の労務費・外注費で、販管費増加が利益を圧迫しやすい固定費型構造である。
Risks · リスク要因
  • 1低価格化圧力: セキュリティ市場で販売単価の下落が続いており、生産性改善が追いつかない場合は利益率がさらに低下しうる。
  • 2技術人材の確保・流出: セキュリティエンジニアは業界全体で不足しており、採用難や人材流出がサービス継続・成長を直接阻害する。
  • 3営業戦略転換による短期業績リスク: 総合提案型へのシフトで案件クロージングが長期化し、FY2025営業利益は62.6%減となった。
  • 4四半期末偏重と検収月ズレ: 売上が期末月に集中する構造上、6月の検収遅延が発生すると決算期の業績が想定を大きく下振れする。
Strengths · 強み
  • 1独立系の中立性: メーカー系・SIer系に縛られず国内外の最適製品を選定できるため、客観的提案力が競合優位となっている。
  • 2フルラインのサービス体制: コンサルから脆弱性診断・24時間監視まで単独提供できる専業独立系は国内で希少な存在である。
  • 3PCI DSS監査資格保有: 金融業界向け等の高付加価値案件を取り込める参入障壁となり、単価向上にも寄与する。
  • 4ストック型収益の基盤: 情報漏えいIT対策サービスは継続契約型で売上の約47%を占め、業績の安定性を底支えしている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1既存事業の収益性向上: 売上高営業利益率の改善を最優先KPIに掲げ、クラウドモデル拡充で技術者依存コストを低減する。
  • 2人的資本への積極投資: Vision 2030に向け東北セキュリティ診断センターを軸に育成を強化し、1日6.5時間労働制を継続する。
  • 3新サービスの開発と収益化: デジタルフォレンジック・金融庁ガイドライン準拠支援・生成AI関連セキュリティ等の新領域を開拓する。
  • 4受注残高の売上転換加速: 期末受注残29億円(過去最高)を着実に売上計上し、FY2026以降の業績回復につなげる方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高61億円で前期比5.5%減、営業利益2.6億円で同62.6%減と過去最高益から一転して大幅減益となった。
期末受注残高29億円は過去最高を更新しており、総合ソリューション提案型への戦略転換の効果が翌期以降に期待される。
現金及び現金同等物は前期比4.9億円減少し14.3億円となり、短期借入金1億円の返済と投資有価証券取得1.1億円が主因である。
政府の「能動的サイバー防御」法案成立や金融庁のサイバーセキュリティガイドライン運用開始が事業環境の追い風となっている。
02

業績推移

売上高
61億円5.5%FY25
020406080FY20FY22FY24
営業利益
2.6億円62.6%FY25
02468FY20FY22FY24
純利益
1.4億円68.6%FY25
01.32.53.85FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
037.575112.5150FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高36.741.843.452.259.064.661.0
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益5.15.36.92.6
経常利益0.73.12.05.05.36.92.5
純利益0.62.21.23.54.24.61.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産25.627.027.931.535.741.338.0
純資産 (自己資本)8.29.210.012.416.320.721.1
自己資本比率 (%)32.034.035.939.345.650.055.5
現金及び預金7.18.39.512.613.619.214.3
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF3.37.54.17.54.98.91.0
投資CF▲2.2▲4.0▲1.0▲1.0▲0.9▲2.3▲3.0
財務CF3.0▲2.3▲1.8▲3.3▲3.1▲1.2▲2.8
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
32.42
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
6.8%
自己資本利益率
ROA
3.8%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
239
平均年齢
42.0
平均勤続
7.6
単体 平均年収
745万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1グローバルセキュリティエキスパート株式会社1.0百万株22.62%
#2株式会社IDホールディングス1.0百万株21.57%
#3SBIインキュベーション株式会社0.7百万株15.63%
#4兼松エレクトロニクス株式会社0.4百万株9.83%
#5株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.1百万株2.43%
#6株式会社日本カストディ銀行(信託E口)0.1百万株2.01%
#7BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD ACI SG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.1百万株1.54%
#8槇田 重夫0.1百万株1.12%
#9システムプラザ株式会社0.0百万株0.77%
#10CACEIS BANK/QUINTET LUXEMBOURG SUB AC/UCITS CUSTOMERS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)0.0百万株0.61%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
20.00+5
配当性向
46.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
10
FY21
15
FY22
15
FY23
15
FY24
15
FY25
20
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

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競合比較

競合比較は準備中です。

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ニュース

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