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VALUENEX株式会社

バリューネックスカブシキガイシャ上場情報・通信業4422EDINET: E34114
VALUENEX JAPAN Inc.
決算期: 07月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
6.9億円
12.09%
営業利益 (FY25)
-0.7億円
1560.00%
経常利益 (FY25)
-0.7億円
1333.33%
純利益 (FY25)
-0.8億円
2833.33%
総資産
9.1億円
9.43%
自己資本比率
77.7%
ROE
0.0%
0.40%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

VALUENEX株式会社は、独自の自然言語処理・2次元可視化・類似性評価アルゴリズムを核に、知的財産分析を主軸としたビッグデータ解析サービスを国内外に提供する小型AIテック企業である。収益はコンサルティングサービス(FY2025売上構成比51%)とASPサービス(同47%)の2本柱で構成されるが、FY2025(2025年7月期)は北米大手顧客3社の社内体制変更とトランプ関税の影響によりコンサルティング売上が前期比21.9%減と急落し、売上高6.9億円・営業損失7,340万円・純損失8,230万円と前期の黒字から赤字に転落した。一方でASPサービスは前期比+1.4%と底堅く、受注残高は前期比+12.6%増の3.5億円を確保しており、翌期への持ち越し案件も存在する。財務面では現金・預金が7.1億円残存し、無借金かつ固定負債ゼロの安定したバランスシートを維持しているが、赤字継続による内部留保の毀損には注意が必要である。AI市場の拡大という追い風がある一方、売上規模7億円前後で横ばいが続く成長停滞と、特定人物・特定顧客への依存という構造的課題が残る。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: コンサルティング(売上の51%)とASPサービス(47%)の2本柱で、知的財産分野を主要市場とする解析サービスを提供する。
  • 2顧客: 国内企業・官公庁および米国・欧州の大手企業を対象に、大量文書の解析ニーズを持つ法人顧客へサービスを供給する。
  • 3価値提案: 独自の自然言語処理・類似性評価・2次元可視化アルゴリズムで、他社が模倣困難な文書解析と予測分析を提供する。
  • 4コスト構造: 売上原価率23%と低く、販管費(給料・地代家賃・業務委託費)が売上の87%を占める人件費主体の高固定費構造である。
Risks · リスク要因
  • 1海外顧客集中リスク: 北米大手顧客3社の体制変更とトランプ関税がFY2025売上を直撃しており、特定海外顧客への依存が業績変動を増幅させる。
  • 2技術革新・競合参入リスク: ChatGPTなど生成AI台頭により大手テック企業が同市場に参入する可能性があり、差別化優位が侵食されるリスクがある。
  • 3特定人物依存リスク: 代表取締役社長の中村達生氏が経営・開発・戦略の全般を担っており、同氏不在時の事業継続性に課題が残る。
  • 4大株主ファンドの株式売却リスク: 最大株主の早稲田1号投資事業有限責任組合(保有比率38.83%)は運用期限が2019年に終了しており、大量売却による株価急落リスクがある。
Strengths · 強み
  • 1独自特許アルゴリズム: 日米で特許(JP第5159772号、US 8,818,979 B2)を取得し、類似技術による代替が困難な自然言語処理技術を保有する。
  • 2高粗利構造: 売上原価率が約23%と低く、粗利率76%超を確保しており、スケールアップ時に高い収益レバレッジが期待できる。
  • 3ASP安定収益基盤: 解約率が低いASPサービスが3.3億円規模のストック収益を形成し、コンサルティング変動リスクを下支えしている。
  • 4無借金・潤沢キャッシュ: 現金・預金7.1億円・固定負債ゼロと財務健全性が高く、少なくとも1年以上の赤字継続にも耐える財務体力を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1新規市場開拓: 主力の知的財産分野に加え、マーケティング・投資・医療・法曹分野へ解析サービスを横展開し、売上規模の多様化を目指す。
  • 2米国事業強化: 米国子会社を拠点に営業・開発体制を増強し、トランプ関税の影響で遅延した北米コンサルティング案件の早期成約を推進する。
  • 3ASP拡大で季節変動を緩和: 第3四半期(2-4月)依存を解消するためASPサービスの契約件数拡大を優先し、安定的なストック収益基盤を構築する。
  • 4生成AI活用サービス開発: 生成AIを組み合わせた新サービスの研究開発に人材・業務委託費を投資し、既存アルゴリズムとの融合による付加価値向上を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績急悪化: 売上高6.9億円(前期比-12.1%)、営業損失7,340万円、純損失8,230万円と、前期の営業利益492万円から一転して赤字転落した。
北米顧客の影響が直撃: 大手3社の社内体制変更とトランプ関税により海外コンサルティング売上が前期比21.9%減となり、成果の一部が翌期に繰り越された。
受注残高は前期比+12.6%増: FY2025通期の受注残高は3.5億円(前期比+12.6%)を確保しており、特にコンサルティング受注残が前期比+45.3%と積み上がっている。
現金残高117百万円減少: 営業CFが-1.1億円となり期末現金は7.1億円に減少、繰越欠損金は1.76億円に拡大し、収益回復なき赤字継続への警戒が高まっている。
02

業績推移

売上高
6.9億円12.1%FY25
02468FY20FY22FY24
営業利益
-0.7億円1560.0%FY25
00.10.30.40.5FY20FY22FY24
純利益
-0.8億円2833.3%FY25
00.10.20.30.4FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.04.06.08.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03.757.511.2515FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高5.65.94.76.57.07.96.9
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益0.40.40.1-0.7
経常利益-0.9-1.0-1.70.50.40.1-0.7
純利益-1.1-0.9-1.80.30.40.0-0.8
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産10.810.08.49.79.410.19.1
純資産 (自己資本)9.48.66.97.47.87.97.1
自己資本比率 (%)87.285.581.876.082.978.577.7
現金及び預金9.68.47.18.27.98.37.1
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲0.9▲0.6▲1.50.9▲0.30.3▲1.2
投資CF▲0.1▲0.7▲0.00.1▲0.0▲0.0▲0.0
財務CF7.50.20.10.00.00.0
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
自己資本利益率
ROA
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
28
平均年齢
40.4
平均勤続
5.0
単体 平均年収
732万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1早稲田1号投資事業有限責任組合1.1百万株38.83%
#2中村 達生0.7百万株23.20%
#3ウエルインベストメント株式会社0.1百万株4.39%
#4MSIP CLIENT SECURITIES(常任代理人モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)0.1百万株2.82%
#5吉田 憲司0.1百万株1.77%
#6株式会社八創0.1百万株1.76%
#7株式会社SBI証券0.0百万株1.40%
#8長谷川 智彦0.0百万株1.05%
#9JPモルガン証券株式会社0.0百万株0.67%
#10CHOI JIYOUNG0.0百万株0.63%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。