株
株式会社シノプス
カブシキガイシャシノプス上場情報・通信業4428EDINET: E34509決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
20.4億円
14.92%営業利益 (FY25)
3.1億円
99.35%経常利益 (FY25)
3.1億円
101.29%純利益 (FY25)
2.2億円
100.93%総資産
24.4億円
12.61%自己資本比率
77.9%
—ROE
11.8%
5.72%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
シノプスは「世界中の無駄を10%削減する」をビジョンに掲げ、小売業・卸売業・製造業の流通三層を対象に在庫最適化AIサービス「sinopsシリーズ」を提供するBtoB SaaS企業である。主力の「sinops-CLOUD」は食品スーパーマーケット向け需要予測・自動発注サービスであり、富士キメラ総研の食品ロス削減ソリューション市場において3年連続シェア1位を獲得。食品スーパー向けシェア率36.7%、契約企業数120社、有償店舗数3,363店舗と市場での存在感は高い。FY2025は売上高20.4億円(前期比+14.9%)、営業利益3.1億円(同+99.6%)と利益が倍増し、ARRも15.9億円(同+18.8%)と高成長を維持している。成長戦略の柱は、既存コアビジネスの拡大に加え、食品サプライチェーン全体を対象とした「DeCM-PF」と人的資源最大化AIサービス「sinops-WLMS」の2本の新規事業育成である。伊藤忠商事との連携によるDeCM-PFのプラットフォーム化、2028年以降の本格展開を目指すWLMSの先行導入など、中長期の非連続成長を見据えた先行投資を継続している。売上の80%超が食品スーパー向けに集中している点や、新規事業の収益化時期の不確実性がリスクとして残る。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: クラウドサービス(ARRベース)が売上の54%を占め、導入支援・サポート・パッケージ販売が残りを構成するサブスクリプション主体モデルである。
- 2顧客: 売上の80%超が食品スーパーマーケット向けであり、120社・3,363店舗に需要予測・自動発注サービスを提供している。
- 3価値提案: AIによる高精度需要予測で食品ロス削減・発注工数削減・物流最適化を同時実現し、人手不足に悩む小売業のDX需要を捉えている。
- 4コスト構造: 開発・保守人件費が主要コストで、無形固定資産取得1.0億円など継続的なソフトウェア開発投資を行っている。
Risks · リスク要因
- 1顧客集中リスク: 売上の80%超が食品スーパー向けに集中しており、同業界のIT投資縮小や業況悪化が業績に直結する高い集中リスクを抱えている。
- 2サービス障害リスク: AWS依存のクラウドサービスで需要予測ロジックミスや障害が発生した場合、ユーザーの発注業務停止・損害賠償請求・ブランド毀損に繋がる可能性がある。
- 3新規事業収益化の不確実性: DeCM-PFとsinops-WLMSは本格収益化をそれぞれ2026年・2028年以降と想定しており、先行投資が長期化する場合は利益成長の重荷となり得る。
- 4競合激化リスク: 人手不足・食品ロス問題への関心の高まりを背景に需要予測・自動発注市場への新規参入が増加しており、価格競争や顧客獲得コスト上昇の懸念がある。
Strengths · 強み
- 1市場シェア: 食品スーパー向け需要予測・自動発注市場で3年連続シェア1位(富士キメラ総研)を獲得し、36.7%の高シェアを維持している。
- 2技術的参入障壁: 生鮮・惣菜など技術難易度が高いカテゴリで実証実験を推進しており、競合他社の参入が限定的な領域での優位性を保っている。
- 3リカーリング収益: ARR15.9億円・前期比+18.8%の安定成長基盤を持ち、解約率管理と既存顧客のアップセル・クロスセルで収益の持続性が高い。
- 4エコシステム構築: 伊藤忠商事と連携した「DeCM-PF」により小売・卸・製造を跨ぐプラットフォーム化を進め、参画企業数100社超と囲い込みを図っている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1コア事業深耕: 食品スーパー向けsinops-CLOUDで惣菜・生鮮カテゴリへの拡販を継続し、既存顧客単価向上(アップセル・クロスセル)で安定成長を維持する。
- 2DeCM-PFの本格化: 2026年に伊藤忠商事と連携してプラットフォーム拡張を推進し、製造業者課金・小売業への還元シェアモデルで業界インフラとしての地位確立を目指す。
- 3sinops-WLMSの育成: 2026年に先行導入実績をベースに製品ブラッシュアップを実施し、2028年度以降の本格展開に向けてWLMS推進部に経営リソースを集中させる。
- 4人材獲得と組織拡大: 中長期で年間5~15%のメンバー数増加を目標に掲げ、ハイブリッドワーク・健康経営など働きやすい環境整備で優秀な開発・営業人材を確保する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高20.4億円(前期比+14.9%)、営業利益3.1億円(同+99.6%)、純利益2.2億円(同+100.5%)と利益が前期比で倍増した。
ARR18.8%増: 2025年12月末ARRは15.9億円(前期比+18.8%)、有償アカウント数13,278(同+1,243増)と主要KPIが順調に拡大している。
DeCM-PF収益化: 「定番品リードタイム長期化」「物量コントロール」など3サービスを2025年中に目標通り収益化し、参画企業数が100社超に到達した。
伊藤忠商事との連携強化: 2026年はDeCM-PFのサービス拡張・プラットフォーム化で伊藤忠商事と本格連携し、食品サプライチェーン全体のインフラ構築を加速させる。
02
業績推移
売上高
20.4億円▲14.9%FY25
営業利益
3.1億円▲99.4%FY25
純利益
2.2億円▲100.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 10.8 | 9.1 | 12.0 | 14.5 | 17.3 | 17.8 | 20.4 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 2.3 | 2.7 | 1.6 | 3.1 |
| 経常利益 | 3.0 | 0.1 | 1.6 | 2.2 | 2.7 | 1.6 | 3.1 |
| 純利益 | 1.9 | 0.1 | 1.0 | 1.5 | 2.1 | 1.1 | 2.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 15.7 | 17.2 | 19.9 | 20.1 | 22.0 | 21.6 | 24.4 |
| 純資産 (自己資本) | 13.1 | 13.3 | 14.4 | 15.4 | 17.7 | 17.7 | 19.0 |
| 自己資本比率 (%) | 83.5 | 77.3 | 72.4 | 77.0 | 80.2 | 81.5 | 77.9 |
| 現金及び預金 | 8.0 | 10.8 | 14.3 | 13.0 | 8.3 | 6.1 | 8.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲0.1 | 2.3 | 4.7 | 1.9 | 3.1 | 1.2 | 3.9 |
| 投資CF | ▲1.0 | ▲1.4 | ▲0.9 | ▲1.0 | ▲7.5 | ▲2.1 | ▲1.0 |
| 財務CF | 1.1 | 1.9 | ▲0.2 | ▲2.2 | ▲0.2 | ▲1.2 | ▲1.0 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
34.79
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
11.8%
自己資本利益率
ROA
8.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
110人
平均年齢
36.3歳
平均勤続
4.8年
単体 平均年収
669万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
24.00円+2
配当性向
46.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY23
13
FY24
22
FY25
24
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。