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バルテス・ホールディングス株式会社

バルテスホールディングスカブシキガイシャ上場情報・通信業4442EDINET: E34880
VALTES HOLDINGS CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
108億円
4.18%
営業利益 (FY25)
9.4億円
12.16%
経常利益 (FY25)
9.4億円
11.32%
純利益 (FY25)
5.9億円
13.93%
総資産
65.1億円
20.63%
自己資本比率
50.1%
ROE
19.4%
0.40%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

バルテス・ホールディングスは、ソフトウェアテストを主軸に品質コンサルティング・テスト自動化・教育・セキュリティまで展開する品質向上支援企業である。2019年33億円から2025年108億円へと6年間で売上を約3.3倍に拡大し、ROE19.4%という高い資本効率を維持している。収益の84%をソフトウェアテスト事業が担い、エンタープライズ系(金融・基幹システム等)への注力と、M&Aによるグループ拡充(RSR・ミント・シンフォー・タビュラ等)が成長を牽引してきた。 2025年2月に経営方針の大転換を宣言し、従来の労働集約型テスト事業軸の成長から「生成AIテストツール(TestScape)開発への積極投資」へシフトした。同年3月にはプロトタイプの社内実装を開始しており、自社蓄積のテストナレッジを競争優位とした先行者利益の獲得を狙う。一方でPM層・営業人員不足によるテスト事業の成長鈍化、開発事業の不採算案件発生、AI投資拡大に伴う短期利益への圧迫など、投資フェーズ移行に伴うリスクも顕在化しつつある局面にある。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: ソフトウェアテスト事業が売上の84%(90.7億円)を占め、開発事業15.1億円・セキュリティ事業2.2億円が補完する。
  • 2顧客: 金融・製造・流通等のエンタープライズ企業を主対象に、基幹システムのテスト・品質管理を受託する。
  • 3価値提案: 専門教育で育成したテストエンジニアの高品質サービスに加え、T-DASH等の自社ツールで生産性を高める。
  • 4コスト構造: 労働集約型が主体だが、AIテストツールや教育SaaS拡充により人依存度を段階的に下げる方針である。
Risks · リスク要因
  • 1AIディスラプションリスク: 中長期的にAIが労働集約型テスト業務を代替し、主力事業モデルが陳腐化する可能性が最大のリスクである。
  • 2人材不足によるボトルネック: PM層・ハイレイヤー・営業人員の不足が成長の上限を規定しており、採用競争激化で解消が遅れる恐れがある。
  • 3不採算案件リスク: 開発事業でFY2025上半期に不採算案件が発生しセグメント損失を計上、請負契約における見積り精度が課題となっている。
  • 4M&A投資回収リスク: 積極的なM&Aにより投資CFは86.6億円の支出、のれん償却1.4億円が継続し、計画未達時の減損リスクが存在する。
Strengths · 強み
  • 1テスト専業ノウハウ: 創業以来の専門特化で蓄積した豊富な実績データが、生成AIテストツール開発の独自競争優位となっている。
  • 2独自教育制度: 新卒320時間・経験者160時間の研修体制により未経験者をエンジニア化し、IT人材不足下で安定供給を実現している。
  • 3エンタープライズ参入障壁: 金融・基幹系の業界固有ナレッジとPMO実績が価格競争を回避できる高付加価値領域を形成している。
  • 4M&A成長力: 2023年HD体制移行後も複数社をグループイン、水平的ガバナンスで多角化ポートフォリオを拡充している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1生成AIテストツール投資: TestScapeの機能強化と他ツールへのAI機能拡大に積極投資し、技術的アドバンテージの先行維持を目指す。
  • 2エンタープライズ領域拡大: 金融系を最重点市場と位置付け、専門部署設置・業界ナレッジ蓄積で参入障壁を構築し利益率向上を狙う。
  • 3人的資本強化: PM層・ハイレイヤーの採用拡充とリファラル採用制度の導入で成長のボトルネック解消を2025年度中に進める方針である。
  • 4M&Aによる多角化: ホールディングス体制を活かした水平的ガバナンスのもと、事業ポートフォリオ拡大とレジリエンス向上を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高108億円(前期比+4.2%)、営業利益9.4億円(+12.2%)、純利益5.9億円(+14.0%)と増収増益で着地した。
方針転換: 2025年2月に「生成AIテストツール開発への積極投資」へ基本方針を転換、3月にTestScapeの社内プロトタイプ実装を開始した。
開発事業の不採算: 上半期の不採算案件とタビュラ社M&A手数料が響き、開発セグメントは6,260万円の損失に転落した。
タビュラ社グループイン: タビュラ株式会社を新規連結し開発事業売上が前期比+31.5%の15.1億円に拡大、M&A投資支出は6.4億円となった。
02

業績推移

売上高
108億円4.2%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
営業利益
9.4億円12.2%FY25
02.557.510FY20FY22FY24
純利益
5.9億円13.9%FY25
02468FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
010203040FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高32.848.852.667.190.6104108
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益5.79.78.49.4
経常利益1.93.23.55.89.88.59.4
純利益1.52.22.54.16.55.25.9
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産11.720.925.429.340.953.965.1
純資産 (自己資本)4.212.515.017.124.128.232.6
自己資本比率 (%)35.559.759.058.458.852.450.1
現金及び預金2.79.811.713.415.217.419.2
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF2.52.52.95.08.54.66.0
投資CF▲0.5▲0.8▲0.9▲1.0▲6.4▲8.6▲8.7
財務CF▲0.95.4▲0.1▲2.4▲0.36.34.4
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
29.23
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
19.4%
自己資本利益率
ROA
9.1%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

EREMENT020.014.0%▲0.00兆-4.2%
EREMENT030.02.0%0.00兆5.6%
SoftwareTesting0.084.0%0.00兆11.8%
05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
89
平均年齢
39.3
平均勤続
4.9
単体 平均年収
602万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1田中 真史8.6百万株42.68%
#2バルテス・ホールディングス社員持株会1.3百万株6.60%
#3株式会社ポリアフ1.2百万株5.88%
#4大薗 雅嗣0.4百万株1.84%
#5角田 誠0.2百万株1.14%
#6上田八木短資株式会社0.2百万株0.94%
#7住友生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)0.2百万株0.90%
#8北口 慶0.1百万株0.75%
#9JPモルガン証券株式会社0.1百万株0.73%
#10合同会社YMT0.1百万株0.63%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
4.00
配当性向
20.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY24
4
FY25
4
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

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10

競合比較

競合比較は準備中です。

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ニュース

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