株
株式会社アイキューブドシステムズ
カブシキガイシャアイキューブドシステムズ上場情報・通信業4495EDINET: E35578i3 Systems, Inc.
決算期: 06月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
37.5億円
27.16%営業利益 (FY25)
9.1億円
30.78%経常利益 (FY25)
8.8億円
31.44%純利益 (FY25)
5.6億円
20.73%総資産
44.4億円
23.00%自己資本比率
64.5%
—ROE
21.8%
3.70%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
アイキューブドシステムズは、企業・医療・官公庁向けモバイル端末管理SaaS「CLOMO MDM」を主軸とするB2Bソフトウェア企業(本社:福岡)である。同サービスは国内MDM自社ブランド市場で2011年度から14年連続シェアNo.1を維持しており、サブスクリプション型の高継続率ビジネスが安定した収益基盤を形成している。FY2025(2025年6月期)は売上高38億円(前年比+27.2%)、営業利益9億円(同+30.8%)、ROE21.8%と高成長・高収益を実現した。成長ドライバーはNTTドコモへのOEM提供による新規顧客獲得(導入法人数8,620社、前年比+28.5%)と、2025年1月に子会社化したワンビ株式会社(Windows PC向けセキュリティ「TRUST DELETE」、導入実績75万台超)のCLOMO事業への統合である。MDM市場は2024年187億円から2028年280億円への拡大が見込まれており、PC資産管理やISMAP登録を活用した官公庁開拓など追加成長余地も残る。一方、上位販売先グループへの売上依存度47.6%、創業者CEOへの属人依存、ITエンジニア採用難といった構造的課題が残存している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: サブスクリプション型SaaS「CLOMO MDM」が売上の約80%を占め、高い継続率で安定収益を生む。
- 2顧客: 企業・医療機関・官公庁など8,620法人に端末管理ソフトを提供するB2Bモデルである。
- 3販売チャネル: NTTドコモグループ等の携帯販売代理店経由が売上の47.6%を占め、OEM提供も拡大中である。
- 4コスト構造: クラウドSaaSのため物理サーバー不要で、顧客急増時も限界コストを低位に抑制できる。
Risks · リスク要因
- 1特定取引先依存: 上位販売パートナー(NTTドコモグループ等)が売上の47.6%を占め、方針変更時の業績影響が大きい。
- 2競合・プラットフォーマーリスク: Apple/Google/Microsoftが自社MDMを強化・料金変更した場合、CLOMOのサービス提供に支障が生じる。
- 3特定事業・人物依存: CLOMO事業への高依存と創業者CEO佐々木氏への属人集中が、不測の事態発生時に経営継続性リスクを生む。
- 4情報セキュリティ・システム障害: 顧客の情報資産を管理するSaaSのため、サイバー攻撃や障害発生時の信用毀損・損害賠償リスクが高い。
Strengths · 強み
- 1市場シェア: 国内MDM自社ブランド市場で14年連続No.1を保持し、ブランド認知と顧客基盤が競合参入障壁になっている。
- 2セキュリティ認証: 政府調達基準ISMAP登録とMicrosoft Intune連携(国内競合未対応)で官公庁・大企業に強い差別化訴求ができる。
- 3高継続率: 電話応答率90%超のカスタマーサクセス体制とセミナー運営により、サブスク解約率を低位に抑制している。
- 4成長持続性: 2019年14億円→2025年38億円と6年で売上2.7倍を達成し、営業利益率は24%と高水準を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1MDMシェア拡大: ガバメントライセンス(2025年5月開始)と医療展示会出展で官公庁・医療市場を集中開拓し、導入法人数増加を加速させる。
- 2ARPU向上: ワンビ社「TRUST DELETE」のクロスセルとオプションサービス拡充により、顧客単位売上を継続的に引き上げる。
- 3開発体制強化: ベトナム子会社10KN COMPANY LIMITEDのオフショア活用とM&Aで、エンジニア採用難を補完しながら開発能力を増強する。
- 4新事業開拓: CVCを通じた累計9社投資とM&Aで収益多様化を図り、MDM周辺領域への事業拡張を中長期的に推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高38億円(+27.2%)、営業利益9億円(+30.8%)、ROE21.8%と過去最高水準を更新した。
ワンビ子会社化: 2025年1月にWindows PC向けセキュリティ企業ワンビ社を子会社化し、TRUST DELETE売上2.8億円を第3四半期から連結計上した。
Microsoft連携: 2025年3月にMicrosoft Intuneとの連携機能を実装し、国内競合未対応の条件付きアクセス制御で差別化を実現した。
株主還元強化: 2025年6月に22万株の自己株式取得を実施し、株主優待制度(年2回)を新設して資本効率改善と認知度向上を図った。
02
業績推移
売上高
37.5億円▲27.2%FY25
営業利益
9.1億円▲30.8%FY25
純利益
5.6億円▲20.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 14.0 | 16.4 | 20.3 | 24.5 | 26.6 | 29.5 | 37.5 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 8.3 | 6.2 | 6.9 | 9.1 |
| 経常利益 | 2.5 | 4.0 | 5.6 | 8.2 | 6.1 | 6.7 | 8.8 |
| 純利益 | 2.2 | 3.2 | 4.2 | 5.4 | 4.4 | 4.6 | 5.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 10.8 | 13.4 | 28.3 | 32.0 | 34.0 | 36.1 | 44.4 |
| 純資産 (自己資本) | 3.9 | 7.0 | 16.8 | 22.2 | 25.7 | 25.8 | 28.6 |
| 自己資本比率 (%) | 35.6 | 52.8 | 59.4 | 69.4 | 75.7 | 71.5 | 64.5 |
| 現金及び預金 | 7.2 | 9.3 | 23.1 | 23.4 | 20.6 | 18.1 | 22.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 3.4 | 4.4 | 9.4 | 2.8 | 3.0 | 8.2 | 10.2 |
| 投資CF | ▲1.4 | ▲1.3 | ▲0.6 | ▲2.1 | ▲4.8 | ▲6.2 | ▲0.4 |
| 財務CF | ▲3.0 | ▲0.9 | 4.9 | ▲0.4 | ▲1.0 | ▲4.5 | ▲5.6 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
109.62
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
21.8%
自己資本利益率
ROA
12.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
CLOMOBusiness0.0兆96.8%0.00兆25.6%
Investment0.0兆3.2%▲0.00兆-20.7%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
139人
平均年齢
35.3歳
平均勤続
4.9年
単体 平均年収
614万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
34.00円+2
配当性向
30.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
10
FY22
20
FY23
30
FY24
32
FY25
34
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。