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わかもと製薬株式会社

ワカモトセイヤクカブシキガイシャ上場医薬品4512EDINET: E00928
WAKAMOTO PHARMACEUTICAL CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 医薬品
売上高 (FY25)
77.9億円
0.66%
営業利益 (FY25)
-4.6億円
133.67%
経常利益 (FY25)
-4.1億円
152.47%
純利益 (FY25)
0.6億円
41.28%
総資産
150億円
2.71%
自己資本比率
77.4%
ROE
0.6%
0.36%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

わかもと製薬は、眼科領域のスペシャリティファーマとして医療用点眼薬を中心とする医薬事業(売上の約45%)、「強力わかもと」等を擁するヘルスケア事業(同約30%)、アジア圏への輸出・越境ECを担うグローバル事業(同約23%)の3本柱で構成される。2019年の107億円をピークに売上は右肩下がりで推移し、FY2025は78億円とほぼ底値圏で安定しているが、営業損失4.6億円・経常損失4.1億円と収益力は大きく損なわれている。純利益6,400万円はROE0.6%に過ぎず、PBR1倍割れが深刻な課題となっている。 2024年度から2028年度を対象とする中期経営計画「Wakamoto 100―承継と挑戦―」では、ROE8%以上・配当性向50%以上・政策保有株式10%以下を数値目標に掲げ、眼内レンズ(WP-2011)の医療機器事業参入、フェムケア商品開発、台湾・インドネシアでのグローバル展開、強力わかもとの生産ライン増強を成長ドライバーとして位置づけている。自己資本比率77.4%・手元現金29.5億円と財務基盤は堅固だが、慢性的な営業赤字から脱却できるかどうかが投資判断の核心となる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 医薬事業44.6%・ヘルスケア事業30.1%・グローバル事業23.0%・不動産2.3%の4セグメントで78億円を構成する。
  • 2顧客: 医薬事業は卸3社(アルフレッサ・スズケン・メディセオ)経由で医療機関へ、ヘルスケアはドラッグストア・ECで一般消費者へ販売する。
  • 3価値提案: 眼科領域のフルラインアップと「強力わかもと」100年ブランドで医療・セルフメディケーション双方のニーズに応える。
  • 4コスト構造: 相模大井工場1拠点での自社製造が主体で、棚卸資産が10.4億円増加するなど固定費・在庫コストが収益を圧迫している。
Risks · リスク要因
  • 1毎年の薬価改定リスク: 医薬事業売上34.7億円に直撃する年次薬価引き下げが継続し、長期収載品の選定療養制度も追い打ちをかけている。
  • 2単一生産拠点リスク: 相模大井工場1拠点集中のため、大規模災害・事故で操業停止となれば全事業の供給が同時に停止する致命的リスクがある。
  • 3研究開発・承認リスク: 眼内レンズ(WP-2011)・周術期薬剤(WP-1108)が承認遅延や商業失敗となれば、多額の開発費が回収不能となる可能性がある。
  • 4ヘルスケア需要の変動リスク: インバウンド需要のモノからコトへの移行や国内在庫調整により、FY2025ヘルスケア事業は前年比4.4%減と下押し圧力が続く。
Strengths · 強み
  • 1眼科特化の製品群: 点眼液・体外診断薬・眼内レンズ(WP-2011)まで眼科領域をワンストップで揃える参入障壁の高い製品ポートフォリオを持つ。
  • 2「強力わかもと」の認知力: 創業95年以上の歴史を持つブランドが台湾・中国・東南アジアでも浸透し、越境ECや訪日インバウンド需要を取り込める。
  • 3財務健全性: 自己資本比率77.4%・現金29.5億円と無借金に近い堅固な財務基盤が、中期的な設備投資・研究開発を支える余力となっている。
  • 4多様な収益軸: 医療用医薬品・OTC・グローバル・不動産の4事業が相互補完し、単一市場リスクを分散する構造になっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1眼科医療機器参入: 国内初導入を目指す眼内レンズ(WP-2011)と周術期薬剤(WP-1108)の早期承認・発売でシナジーを創出し、医薬事業の収益構造を転換する。
  • 2ヘルスケア拡張: フェムケアブランド「フェミフローラ」拡充と強力わかもと生産ライン増強投資により、インバウンド・越境EC需要の取り込みを強化する。
  • 3グローバル展開: インドネシア販売開始・中国越境EC拡大・台湾でのプロバイオティクス製品投入により、グローバル事業の売上比率を2028年度までに引き上げる。
  • 4資本効率改善: 2028年度ROE8.0%以上・配当性向50%以上・政策保有株式純資産比10%以下を目標に、PBR1倍割れ解消を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績悪化: 売上高77.9億円(前年比+0.7%)と横ばいながら、営業損失は4.6億円と前年の1.95億円から大幅に拡大し、赤字が深刻化した。
棚卸資産が10.4億円増加: 生産増強に伴う在庫積み上がりが営業CFをマイナス5.9億円に押し下げ、手元現金は29.5億円へ7.1億円減少した。
医療機器事業への布石: 眼内レンズ(WP-2011)導入に向けた仕入実績が医薬事業で前年比435%増加し、新規事業への先行投資フェーズに入っている。
中期経営計画始動: 2024年度に「Wakamoto 100」計画を策定し、ROE8%・配当性向50%・政策保有株式10%以下の3指標を2028年度目標として開示した。
02

業績推移

売上高
77.9億円0.7%FY25
037.575113150FY20FY22FY24
営業利益
-4.6億円133.7%FY25
00.40.81.11.5FY20FY22FY24
純利益
0.6億円41.3%FY25
00.61.31.92.5FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.00.81.52.33.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
02468FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高10710989.083.886.677.477.9
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益-0.11.4-2.0-4.6
経常利益-4.1-9.1-6.00.72.4-1.6-4.1
純利益-1.8-16.6-6.02.41.41.10.6
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産178160146150157154150
純資産 (自己資本)138119114115119120116
自己資本比率 (%)77.574.778.176.875.878.077.4
現金及び預金32.628.828.432.338.836.629.6
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF▲1.1▲1.61.63.46.3▲1.1▲5.9
投資CF▲2.0▲1.8▲2.00.50.2▲0.0▲0.1
財務CF▲2.7▲0.4▲0.0▲0.0▲0.0▲1.1▲1.0
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
1.85
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
0.6%
自己資本利益率
ROA
0.4%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
286
平均年齢
44.1
平均勤続
17.6
単体 平均年収
597万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1ロート製薬株式会社4.0百万株11.44%
#2キッセイ薬品工業株式会社3.8百万株10.88%
#3AVI JAPAN OPPORTUNITY TRUST PLC2.6百万株7.54%
#4株式会社ブレストシーブ2.5百万株7.20%
#5わかもと製薬取引先持株会1.9百万株5.51%
#6朝日生命保険相互会社1.2百万株3.46%
#7日本ゼトック株式会社1.2百万株3.46%
#8株式会社みずほ銀行1.1百万株3.14%
#9アクサ生命保険株式会社0.8百万株2.27%
#10新菱冷熱工業株式会社0.8百万株2.16%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY25 実績
1株配当 (年間)
3.00
配当性向
162.2%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
0
FY21
0
FY22
0
FY23
3
FY24
3
FY25
3
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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