ロ
ロート製薬株式会社
ロートセイヤクカブシキガイシャ上場医薬品4527EDINET: E00942ROHTO PHARMACEUTICAL CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 医薬品
売上高 (FY25)
3086億円
13.95%営業利益 (FY25)
389億円
2.77%経常利益 (FY25)
404億円
4.72%純利益 (FY25)
310億円
0.23%総資産
4219億円
21.87%自己資本比率
64.3%
—ROE
12.3%
1.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ロート製薬は「目薬」「肌ラボ」「メンソレータム」などで知られるOTC医薬品・スキンケアの中堅ヘルスケア企業で、売上高はFY2019の1,836億円からFY2025の3,086億円へ6年で約1.7倍に拡大した。事業はOTC医薬品・スキンケア・機能性食品のセルフケア領域をコアに、医療用眼科・再生医療・CDMOをプロフェッショナルメディケーションの成長投資領域と位置付ける6本柱で構成される。地理的にはアジア(売上構成比32.5%)・日本(53.4%)・欧米(14.2%)の3極体制で、FY2025はシンガポールのユーヤンサン・インターナショナル社(漢方薬)とオーストリアのモノ社(医薬品・医療機器)の連結化が売上を牽引した。一方、原価率上昇と研究開発費の計画増により営業利益は389億円(前期比-2.8%)と減益となり、収益性と成長投資のバランスが課題である。2025年5月に発表した中長期成長戦略では「事業収益力の強化」「技術商品力の深化と拡充」「メディカル事業の基盤構築」の3基本戦略を掲げ、2030年に向けてグローバル展開の深化と再生医療・CDMO事業の立ち上げを並行して推進している。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: OTC医薬品・スキンケアを中核に6事業を展開し、国内売上53.4%・海外47.0%で収益を分散している。
- 2顧客: 個人消費者向けのB2Cが主軸で、大木など上位3社向けが売上高の33.4%を占める卸依存構造である。
- 3価値提案: 目薬・スキンケアの長年ブランドと再生医療等のサイエンス知見を組み合わせた高機能商品を115か国超に提供している。
- 4コスト構造: 国内工場(本社・上野)中心の自社製造に加え、子会社CDMOで受託製造を担い、研究開発費を計画的に増強している。
Risks · リスク要因
- 1利益率の低下圧力: 原価率上昇と研究開発費増により営業利益がFY2025に-2.8%減となり、投資拡大局面での収益性悪化リスクがある。
- 2海外規制・地政学リスク: 売上の47.0%が海外で、ミャンマーでは輸入規制厳格化により大幅減収が既に顕在化している。
- 3取引先集中リスク: 上位3社で売上高33.4%が集中しており、大手得意先の方針変更や倒産が業績に直接影響する構造である。
- 4M&Aののれん負担: ユーヤンサン社取得で452億円超ののれんが計上され、期待シナジー未達の場合に大規模減損が生じるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1ブランド資産: 「ロートV5」「肌ラボ」「メンソレータム」等の確立ブランドがアジア・欧米で高い認知と棚確保力を持つ。
- 2眼科技術の深さ: OTC目薬トップメーカーとしての技術蓄積を医療用眼科・デジタル医療機器へ展開できる固有の強みを持つ。
- 3M&A実行力: FY2025にユーヤンサン・インターナショナル社・モノ社を連結化し、売上+14%の主要ドライバーにした積極的なM&A実績がある。
- 4再生医療の先行投資: 2013年から脂肪由来幹細胞研究に投資し、スキンケアとの掛け合わせで差別化できる独自パイプラインを保有する。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1事業収益力の強化: 2025年5月発表の中長期成長戦略で「事業収益力の強化」を第1柱とし、営業利益率の回復と安定的なEBITDAマージン向上を目指す。
- 2グローバル深化: アジア(ベトナム・インドネシア中心)への経営資源集中投入と、メンソレータム社を軸とした欧米での維持・拡大を並行推進する。
- 3メディカル事業の基盤構築: 再生医療パイプラインの複数進行と医療用眼科・デジタル医療機器開発を進め、2030年までにプロフェッショナルメディケーション事業を収益化する。
- 4CDMO進化: クオリテックファーマ・ロートニッテン・木津川研究所の3拠点で開発製造受託を強化し、外部顧客獲得による新収益源を構築する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高3,086億円(+14.0%): ユーヤンサン・モノ社の連結化と円安・インバウンド効果が重なり過去最高売上を更新した。
営業利益389億円(-2.8%): 原価率上昇と研究開発費増が利益を圧迫し、増収減益となり収益性改善が急務となっている。
大型M&A2件完了: FY2024にシンガポールのユーヤンサン社(漢方薬)とオーストリアのモノ社(医薬品・医療機器)を取得し、のれんが452億円超増加した。
2025年5月に中長期成長戦略発表: 「事業収益力の強化」「技術商品力の深化と拡充」「メディカル事業の基盤構築」の3戦略と転換社債253億円の資金調達を実施した。
02
業績推移
売上高
3,086億円▲14.0%FY25
営業利益
389億円▼2.8%FY25
純利益
310億円▲0.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1836 | 1883 | 1813 | 1996 | 2387 | 2708 | 3086 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 290 | 340 | 400 | 389 |
| 経常利益 | 190 | 227 | 239 | 288 | 356 | 424 | 404 |
| 純利益 | 98.0 | 154 | 167 | 211 | 264 | 309 | 310 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2010 | 2156 | 2261 | 2749 | 3097 | 3462 | 4219 |
| 純資産 (自己資本) | 1322 | 1400 | 1566 | 1840 | 2151 | 2470 | 2714 |
| 自己資本比率 (%) | 65.8 | 64.9 | 69.3 | 66.9 | 69.5 | 71.4 | 64.3 |
| 現金及び預金 | 373 | 447 | 523 | 709 | 777 | 866 | 732 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 217 | 190 | 200 | 273 | 309 | 342 | 369 |
| 投資CF | ▲102 | ▲94.0 | ▲102 | ▲164 | ▲132 | ▲163 | ▲892 |
| 財務CF | ▲33.9 | ▲16.0 | ▲23.5 | 34.7 | ▲162 | ▲138 | 353 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
136.11
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.3%
自己資本利益率
ROA
7.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
America0.0兆6.7%0.00兆7.4%
Asia0.1兆32.5%0.01兆12.2%
Europe0.0兆6.2%0.00兆7.4%
Japan0.2兆53.5%0.02兆13.6%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆1.1%0.00兆10.5%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,753人
平均年齢
42.3歳
平均勤続
14.0年
単体 平均年収
826万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
52.00円+13
配当性向
43.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
39
FY21
41
FY22
51
FY23
52
FY24
39
FY25
52
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。