テ
テルモ株式会社
テルモカブシキガイシャ上場精密機器4543EDINET: E01630TERUMO CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 精密機器
売上高 (FY25)
1.04兆円
12.40%営業利益 (FY25)
0.16兆円
12.54%経常利益 (FY25)
0.15兆円
9.76%純利益 (FY25)
0.12兆円
9.97%総資産
1.83兆円
0.16%自己資本比率
74.8%
—ROE
8.7%
0.00%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
テルモは「医療を通じて社会に貢献する」を企業理念とし、心臓血管カンパニー・メディカルケアソリューションズカンパニー・血液・細胞テクノロジーカンパニーの3事業を軸に160カ国以上で医療機器・ソリューションを提供する国内最大手の医療機器メーカーである。FY2025(2025年3月期)の売上収益は前期比12.4%増の1兆362億円と初の1兆円台を達成し、調整後営業利益は同29.8%増の2,034億円と利益成長が売上を大幅に上回った。成長の主エンジンは心臓血管カンパニー(売上6,244億円、全体の60%)で、手首からのカテーテル治療「ラディアル・アプローチ」関連製品や脳血管治療製品が米州を中心に伸長した。血液・細胞テクノロジーカンパニーも北米での血漿イノベーションビジネスが加速し前期比19.0%増と急拡大している。2021年策定の5カ年成長戦略「GS26」では「デバイスからソリューションへ」を掲げ、Delivery(生体アクセス技術)・Digital(データ活用)・Deviceuticals(機器と薬剤の融合)の3方向でイノベーションを推進しており、製品単品売りから顧客課題を解決するエコシステム型ビジネスへの転換を加速させている。為替追い風が剥落した場合の収益変動や、日本市場での公定価格下落圧力などが投資家が注視すべき課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 心臓血管60%・血液細胞19%・メディカルケア20%の3カンパニー制で海外比率79%と高い外需依存型収益構造である。
- 2顧客: 世界160カ国超の病院・血液センター・製薬会社に対し、医療機器からデータソリューションまで複合提案を行う。
- 3価値提案: ラディアル手技など低侵襲カテーテル技術と血液・細胞処理の専門性を核に、患者QOL向上と医療効率化を両立させる。
- 4コスト構造: 研究開発費と生産設備投資(有形固定資産取得686億円)が重く、最適地生産とDXで収益性改善を継続している。
Risks · リスク要因
- 1為替変動リスク: 海外売上比率79%と高く、円高局面では売上・利益が大幅に押し下げられる可能性があり、FY2025も為替寄与が顕著だった。
- 2日本の薬価・公定価格改定: 国内でインターベンショナルシステムズ事業が価格下落の影響を受け、定期的な改定で収益が圧迫されるリスクが継続する。
- 3規制・品質コンプライアンスリスク: 医療機器は各国の薬事規制が厳しく、品質問題や承認遅延が発生した場合、製品回収や販売停止で財務影響が生じる。
- 4M&A・統合リスク: 買収に伴う無形資産償却が調整後と報告営業利益の乖離(差額456億円)を生み、将来の大型買収では更なる収益押し下げが生じうる。
Strengths · 強み
- 1ラディアル手技の圧倒的シェア: 心臓血管のTRI関連製品は世界標準に近い地位を持ち、全身血管への水平展開でさらに市場を拡大できる。
- 2血漿イノベーションビジネスの先行優位: 北米で原料血漿採取システムを展開し血液・細胞テクノロジーが前期比19%増と高成長を実現している。
- 3多極分散の生産・販売体制: グローバル最適地生産の推進により、地政学リスクを分散しながら需要拡大に対応できる供給体制を構築している。
- 4強固なキャッシュ創出力: 営業CFが前期比64%増の2,108億円となり、積極投資と株主還元を同時に賄える財務的余力が高い。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1GS26最終フェーズの収益化: 2026年度最終年度に向け調整後営業利益率20%超を目指し、高付加価値製品シフトと最適地生産でさらなる改善を図る。
- 2ラディアル手技の全身血管展開: 心臓に限らず脳血管・下肢血管・腹部血管にTRIを拡大し、グローバルで低侵襲治療普及率100%を長期目標に掲げる。
- 3血漿イノベーションの地理的拡大: 北米で確立した原料血漿採取システムを米国外市場に順次展開し、血液・細胞テクノロジーの第2の成長軸に育てる。
- 4デジタル・AI活用とDeviceuticalsの推進: AIDシステム(インスリン自動投与)や核酸医薬向けデバイス開発を通じ、機器と薬剤の融合製品ラインを2030年代に向けて確立する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025で初の売上1兆円突破: 売上収益1兆362億円(前期比+12.4%)・純利益1,170億円(同+10.0%)と過去最高を更新し、調整後営業利益は+29.8%と大幅増益となった。
血液・細胞テクノロジーが急伸: 北米血漿イノベーションビジネスの加速により同セグメントの売上が前期比19.0%増の2,003億円に拡大し、利益も前期比約61%増となった。
自己株式取得と増配を実施: 財務活動CFで自己株式301億円取得・配当356億円支払いと積極的な株主還元を実施し、ROE8.7%を維持している。
2025年4月にセグメント名称・開示体制を再編: 心臓血管カンパニーの事業名をグローバルブランドに統一し、血液・細胞テクノロジーカンパニーの開示セグメントも組織変更に合わせ再整備した。
02
業績推移
売上高
1.04兆円▲12.4%FY25
営業利益
0.16兆円▲12.5%FY25
純利益
0.12兆円▲10.0%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 0.60 | 0.63 | 0.61 | 0.70 | 0.82 | 0.92 | 1.04 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.12 | 0.12 | 0.14 | 0.16 |
| 経常利益 | 0.10 | 0.11 | 0.10 | 0.11 | 0.12 | 0.14 | 0.15 |
| 純利益 | 0.08 | 0.09 | 0.08 | 0.09 | 0.09 | 0.11 | 0.12 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1.12 | 1.24 | 1.35 | 1.47 | 1.60 | 1.83 | 1.83 |
| 純資産 (自己資本) | 0.70 | 0.75 | 0.86 | 1.01 | 1.11 | 1.33 | 1.37 |
| 自己資本比率 (%) | 62.3 | 60.8 | 63.4 | 68.7 | 69.3 | 72.5 | 74.8 |
| 現金及び預金 | 0.12 | 0.17 | 0.20 | 0.21 | 0.19 | 0.20 | 0.22 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.09 | 0.12 | 0.12 | 0.14 | 0.12 | 0.15 | 0.21 |
| 投資CF | ▲0.07 | ▲0.08 | ▲0.09 | ▲0.08 | ▲0.06 | ▲0.08 | ▲0.08 |
| 財務CF | ▲0.07 | 0.01 | ▲0.01 | ▲0.07 | ▲0.09 | ▲0.06 | ▲0.11 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
79.01
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
8.7%
自己資本利益率
ROA
6.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
5,633人
平均年齢
40.3歳
平均勤続
15.7年
単体 平均年収
778万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
39.00円-27
配当性向
31.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
42
FY21
43
FY22
50
FY23
59
FY24
66
FY25
39
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。