株
株式会社カイノス
カブシキガイシャカイノス上場医薬品4556EDINET: E00977kainos loboratories,inc
決算期: 03月期
業種: 医薬品
売上高 (FY25)
53.1億円
4.94%営業利益 (FY25)
8.2億円
4.74%経常利益 (FY25)
8.3億円
10.87%純利益 (FY25)
6.4億円
0.47%総資産
87.8億円
2.26%自己資本比率
77.1%
—ROE
9.8%
0.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社カイノスは、体外診断用医薬品(臨床検査試薬)および医療機器の開発・製造・販売を一貫して手掛ける東京の中堅専門メーカーである。売上高は生化学検査試薬(22.7億円、構成比43%)と免疫血清検査試薬(27.5億円、同52%)の2本柱で構成され、東邦薬品・アルフレッサ等の大手医薬品卸を主要販売チャネルとする。FY2025は免疫検査分野が前期比+11.8%と好調に伸長し、売上高53億円(+4.9%)を達成した。一方、コスト増や円安を背景に営業利益は8.2億円(-4.8%)、経常利益は8.3億円(-10.8%)と若干の減益となったが、ROEは9.8%とKPI目標の8%を上回った。戦略上の注力製品である敗血症診断用「LATECLE PCT試薬」は年間売上高1億円目標を概ね達成し、今後のシェア拡大が期待される。国内検査薬市場が成熟・飽和する中、提携企業との協業強化と新製品の早期投入、並びに生産効率改善による収益性維持が当面の重要課題である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 生化学43%・免疫52%・その他5%の試薬・機器販売が単一セグメントで53億円を構成している。
- 2顧客: 東邦薬品(12.2%)・アルフレッサ(12.0%)等の大手医薬品卸経由で全国医療機関に供給している。
- 3価値提案: 開発から製造・販売まで自社一貫体制でQMS品質基準を満たす独創的な検査試薬を安定供給している。
- 4コスト構造: 原材料の一部を輸入依存し為替予約でヘッジしつつ、自社製造比率を高め原価低減を継続している。
Risks · リスク要因
- 1薬事規制リスク: 体外診断用医薬品は承認・許可・監視制度の対象であり、規則改訂が業績に直接影響する可能性がある。
- 2為替変動リスク: 輸血検査関連の主要原料は輸入依存度が高く、円安継続が原材料コスト上昇を通じて利益を圧迫する。
- 3競合・診療報酬リスク: 他社の画期的新製品発売や診療報酬改定が既存製品の売上を大幅に毀損する可能性がある。
- 4ライセンス・棚卸リスク: 他社ライセンス製品の契約変更リスクと、検査機器の正味売却価額の見積不確実性が財務に影響する。
Strengths · 強み
- 1一貫製造体制: 開発・製造・販売を自社完結することで品質管理とリードタイム短縮を同時に実現している。
- 2免疫検査の成長性: 輸血検査試薬・腫瘍マーカーが牽引しFY2025免疫分野売上+11.8%と高い成長率を示した。
- 3財務健全性: 純資産67.8億円・現金30.6億円を保有し、有利子負債を削減した無借金に近い低リスク財務体質である。
- 4ROE目標達成: ROE9.8%とKPI目標8%を上回り、資本効率を意識した経営姿勢が投資家への訴求点となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1PCT試薬拡販: 敗血症診断「LATECLE PCT試薬」のシェア拡大を最優先とし、学術・販売活動を継続強化する方針である。
- 2新製品開発加速: 社外新技術・製品導入を強化し提携企業との協業で予防医学・早期診断領域への製品ラインを拡充する。
- 3生産効率改善: QMSを維持しながら製造機器を効果的に導入し、高品質・安定生産体制の拡大と原価低減を図る。
- 4人材確保・育成: 積極採用と賃上げで人材を確保し、教育訓練を通じた組織力強化で持続的な売上成長を支える。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高53億円(+4.9%): 免疫検査分野27.5億円(+11.8%)が全体を牽引し6期連続での増収基調を維持した。
利益は小幅減益: 営業利益8.2億円(-4.8%)・経常利益8.3億円(-10.8%)で、物価上昇・円安によるコスト増が影響した。
財務改善進展: 短期借入金2.4億円返済で負債合計20.1億円(-3.1億円)となり、現金残高は30.6億円(+2.2億円)に増加した。
PCT試薬が年商1億円達成: 「LATECLE PCT試薬」が当初目標を概ね達成し、敗血症診断領域の新規収益源として定着した。
02
業績推移
売上高
53.1億円▲4.9%FY25
営業利益
8.2億円▼4.7%FY25
純利益
6.4億円▲0.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 46.7 | 46.1 | 42.6 | 46.1 | 49.2 | 50.6 | 53.1 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 7.5 | 8.2 | 8.7 | 8.2 |
| 経常利益 | 6.0 | 6.2 | 6.5 | 7.8 | 8.5 | 9.3 | 8.3 |
| 純利益 | 3.9 | 4.0 | 4.2 | 5.1 | 5.7 | 6.4 | 6.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 58.6 | 67.5 | 69.6 | 75.7 | 81.2 | 85.9 | 87.8 |
| 純資産 (自己資本) | 36.4 | 43.8 | 46.6 | 52.0 | 56.7 | 62.7 | 67.8 |
| 自己資本比率 (%) | 62.0 | 65.0 | 66.9 | 68.7 | 69.9 | 72.9 | 77.1 |
| 現金及び預金 | 6.1 | 16.2 | 19.0 | 23.4 | 26.8 | 28.3 | 30.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 4.3 | 6.8 | 5.9 | 6.0 | 5.5 | 4.3 | 7.0 |
| 投資CF | ▲0.2 | ▲0.5 | ▲1.2 | ▲1.4 | ▲0.1 | ▲0.7 | ▲0.7 |
| 財務CF | ▲6.5 | 3.9 | ▲1.9 | ▲0.3 | ▲1.9 | ▲2.0 | ▲4.1 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
152.06
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.8%
自己資本利益率
ROA
7.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
157人
平均年齢
44.8歳
平均勤続
14.7年
単体 平均年収
722万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
35.00円+3
配当性向
23.0%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
15
FY21
15
FY22
25
FY23
25
FY24
32
FY25
35
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。