大
大塚ホールディングス株式会社
オオツカホールディングスカブシキカイシャ上場医薬品4578EDINET: E21183Otsuka Holdings Co., Ltd.
決算期: 12月期
業種: 医薬品
売上高 (FY25)
2.47兆円
5.97%営業利益 (FY25)
0.48兆円
48.15%経常利益 (FY25)
0.47兆円
39.36%純利益 (FY25)
0.36兆円
5.84%総資産
4.20兆円
12.26%自己資本比率
72.3%
—ROE
12.6%
0.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
大塚ホールディングスは、医療関連事業(売上の約70.6%)とニュートラシューティカルズ(NC)関連事業(約23.4%)を中核とするヘルスケアコングロマリットである。医療事業では抗精神病薬「レキサルティ」・抗がん剤「ロンサーフ」・持続性注射剤「エビリファイ メンテナ/アシムトファイ」が成長ドライバーとなり、NC事業では「ポカリスエット」「ネイチャーメイド」「エクエル」が全社会課題カテゴリーで増収を達成した。売上高は2019年1.40兆円から2025年2.47兆円へ6年間で約76%成長しており、FY2025の営業利益は前期比48.2%増の4,794億円と大幅増益となった。一方、第4次中計(2024〜2028年)では「サムスカ」のLOE(独占販売期間終了)による調整局面を抱えつつ、『ネクスト8』製品の上市や3,000億円規模のR&D投資継続、ROIC/ROEを軸とした資本コスト経営を推進しており、成長と投資の両立が課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 医療関連事業が売上の70.6%(1.74兆円)、NC関連事業23.4%(5,777億円)で構成し、2本柱が収益を支えている。
- 2顧客: 精神・神経・がん領域の患者・医療機関と、スポーツ飲料・サプリメントを求める一般消費者の双方を対象としている。
- 3価値提案: 「治療から予防・健康増進」まで一貫したトータルヘルスケアを提供し、Well-being領域への拡張を進めている。
- 4コスト構造: 年間3,525億円規模のR&D費が最大コストで、売上総利益の拡大で吸収しながら事業利益4,461億円を確保している。
Risks · リスク要因
- 1LOEによる収益剥落: サムスカの米国独占販売期間が2025年4月に終了し、売上が前期比21.1%減と急落、欧日でも後発品の影響が継続する。
- 2新薬開発の不確実性: ネクスト8製品(ウロタロント・センタナファジン等)の臨床失敗や承認遅延は中計目標を大幅に下回らせるリスクがある。
- 3薬価引き下げ・価格規制: 日本の中間年改定や米国インフレ抑制法による価格交渉強化、MFN政策が採算を直撃する可能性がある。
- 4為替・地政学リスク: 売上の約7割が海外由来で円安恩恵と裏腹に、米関税政策や地政学的不安定が原材料・物流コストを押し上げるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1精神科領域の処方実績: レキサルティが米国・日本で認知症アジテーション適応を獲得し、売上が前期比23.9%増の3,313億円に拡大している。
- 2持続性注射剤の差別化: エビリファイ アシムトファイが前期比83.7%増と急成長し、競合が少ない長期作用型製剤でシェアを拡大している。
- 3グローバルNC基盤: ポカリスエットはインド・ナイジェリアに新規展開、ネイチャーメイドは米国eコマースでシェア拡大を続けている。
- 4財務の強固さ: 売上高2.47兆円・ROE12.6%・減損損失が前期比79%減と財務健全性が高まり、積極投資余力を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ネクスト8製品の上市: ウロタロント・センタナファジン・ジパレルチニブ等の承認申請を複数進め、LOE後の新成長ドライバーを2026〜2028年に確立する。
- 2R&D投資の継続: 第4次中計期間中に累計3,000億円規模の研究開発投資を維持し、ADC創薬のアラリス社買収等でパイプラインを拡充する。
- 3NC事業の高成長市場展開: ポカリスエットをインド・ナイジェリアで販売開始、ファーマバイト社の米国新工場稼働でサプリメントの生産・販売能力を増強する。
- 4資本コスト経営の実践: ROIC・ROEを業績管理指標に据え、事業利益成長率2桁以上の再達成と株主還元充実を2028年度目標に設定している。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上2.47兆円(+6.0%)、営業利益4,794億円(+48.2%)と大幅増益。マイクロポート社株売却益と減損損失縮小(前期比79%減)が寄与した。
レキサルティ急成長: アルツハイマー型認知症アジテーション適応取得(日本2024年9月)を受け、売上3,313億円と前期比23.9%増を達成した。
VOYXACT承認取得: 抗APRIL抗体シベプレンリマブがIgA腎症でグローバルフェーズ3迅速承認を取得し、次世代パイプラインの具体化が進んだ。
アラリス社買収完了: 次世代ADC創薬基盤を持つアラリス社を取得し、がん領域の開発ポートフォリオを拡充、R&D費は前期比12.3%増の3,528億円に達した。
02
業績推移
売上高
2.47兆円▲6.0%FY25
営業利益
0.48兆円▲48.2%FY25
純利益
0.36兆円▲5.8%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 兆円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1.40 | 1.42 | 1.50 | 1.74 | 2.02 | 2.33 | 2.47 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.15 | 0.14 | 0.32 | 0.48 |
| 経常利益 | 0.17 | 0.19 | 0.16 | 0.17 | 0.14 | 0.34 | 0.47 |
| 純利益 | 0.13 | 0.15 | 0.13 | 0.13 | 0.12 | 0.34 | 0.36 |
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 2.58 | 2.63 | 2.82 | 3.10 | 3.36 | 3.74 | 4.20 |
| 純資産 (自己資本) | 1.77 | 1.85 | 2.01 | 2.23 | 2.39 | 2.73 | 3.03 |
| 自己資本比率 (%) | 68.4 | 70.5 | 71.3 | 71.7 | 71.2 | 73.1 | 72.3 |
| 現金及び預金 | 0.33 | 0.36 | 0.41 | 0.47 | 0.51 | 0.43 | 0.53 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 0.19 | 0.23 | 0.23 | 0.21 | 0.28 | 0.35 | 0.40 |
| 投資CF | ▲0.05 | ▲0.10 | ▲0.10 | ▲0.08 | ▲0.19 | ▲0.27 | ▲0.16 |
| 財務CF | ▲0.09 | ▲0.10 | ▲0.10 | ▲0.10 | ▲0.06 | ▲0.19 | ▲0.14 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
685.06
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
12.6%
自己資本利益率
ROA
8.7%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
224人
平均年齢
46.9歳
平均勤続
3.3年
単体 平均年収
1,000万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
210.00円+30
配当性向
82.6%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
150
FY21
150
FY22
150
FY23
160
FY24
180
FY25
210
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。