窪
窪田製薬ホールディングス株式会社
クボタセイヤクホールディングスカブシキカイシャ上場医薬品4596EDINET: E32854Kubota Pharmaceutical Holdings Co., Ltd.
決算期: 12月期
業種: 医薬品
売上高 (FY25)
0.2億円
22.22%営業利益 (FY25)
-8.9億円
33.46%経常利益 (FY25)
-6.8億円
49.29%純利益 (FY25)
-6.8億円
49.29%総資産
19.8億円
28.34%自己資本比率
91.7%
—ROE
-42.2%
23.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
窪田製薬ホールディングスは、ウェアラブル近視デバイス「Kubota Glass」、超小型モバイルOCT「eyeMO」、低分子化合物エミクススタト塩酸塩の3つを主要パイプラインとする眼科特化型の研究開発ベンチャーである。FY2025の事業収益は21百万円(前年比-22%)、営業損失は約9億円と収益化には程遠い状況が続いており、累積損失は約257億円に達している。一方、費用面では研究開発費が前年比42.9%減の3.1億円、販売費及び一般管理費が同23.6%減の5.4億円と支出の圧縮が進み、営業CFの流出額も前年の11.9億円から5.8億円へ縮小した。資金面では直近の増資により現金・同等物は19.2億円を確保し、当面の研究開発継続性は維持されているが、株式希薄化を伴う調達依存が続く構図に変わりはない。Kubota Glassは中国でディストリビューター4社と連携して販売を拡大中であり、エミクススタト塩酸塩はフランスのLaboratoires KÔLとLOIを締結してライセンス契約を協議中と、事業化に向けた具体的な動きも出始めている。ただし、いずれも収益貢献時期は不透明であり、開発失敗リスク・資金調達リスク・知的財産リスクが依然として大きく、投資家には高リスク・高リターン型の銘柄として慎重な評価が求められる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 医療機器販売(Kubota Glass)が主収益だが、FY2025は21百万円にとどまりライセンス収入は未発生である。
- 2顧客: 近視進行抑制を求める消費者・患者と、ライセンス契約を通じた製薬・医療機器パートナー企業を主対象とする。
- 3価値提案: 有効な治療法が存在しない眼疾患(スターガルト病・近視等)に対し革新的デバイスと低分子薬で医療空白を埋める。
- 4コスト構造: 売上を大幅に上回る研究開発費3.1億円と販管費5.4億円が先行し、損失が恒常的に発生する開発型モデルである。
Risks · リスク要因
- 1開発失敗リスク: エミクススタト第3相では主要評価項目未達の前歴があり、再試験でも承認取得できない場合は企業価値が大幅に毀損する。
- 2資金調達リスク: 継続的な赤字(累積損失257億円)により株式発行による希薄化が繰り返され、既存株主の価値が希薄化し続ける。
- 3売上依存の脆弱性: FY2025売上21百万円は費用総額の約2%にすぎず、ライセンス収入や販売急拡大がなければ自立的経営は困難である。
- 4知的財産・規制リスク: 特許取得失敗・範囲縮小・第三者侵害に加え、各国規制変更がKubota Glassの承認・販売計画を遅延させる可能性がある。
Strengths · 強み
- 1眼科特化の知財: 近視抑制の光刺激メカニズムに関する特許ポートフォリオを保有し、Kubota Glassの技術的参入障壁を形成している。
- 2グローバル開発体制: 日本・米国・欧州に拠点を持ち、FDA・EMAとの規制対話やハーバード大学との臨床連携を実現している。
- 3後期パイプライン集中: エミクススタト第3相解析でサブグループ有意差(p=0.0206)を確認済みで、再試験への規制当局協議が進んでいる。
- 4費用削減の実行力: FY2025に研究開発費を前年比42.9%削減しつつ主要パイプラインを維持し、キャッシュバーンを約半減させた。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1Kubota Glassのグローバル展開: 中国4社のディストリビューターを活用した販売拡大に加え、台湾・英国・南アジアへの市場参入準備を2025-2026年に進める。
- 2エミクススタトのライセンス化: Laboratoires KÔLとのLOIに基づきライセンス契約を早期締結し、コンパッショネート・ユース制度で収益化を先行させる。
- 3資金調達の多様化: 株式市場依存からパートナー企業提携・ライセンス収入へ資金源をシフトし、年間キャッシュ使用額を3-4年分の手元資金内に管理する。
- 4パイプライン選択と集中: 早期段階の低分子・遺伝子治療の優先順位を下げ、開発後期かつ規制リスクの低い医療機器へ経営リソースを重点投下する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上21百万円(前年比-22%)、営業損失9億円だが、費用削減により営業CFの流出は前年11.9億円から5.8億円へ約半減した。
増資による資金確保: 普通株式の新規発行により資本が前年比424百万円増加し、期末の現金・同等物は1,919百万円へ改善した。
エミクススタトLOI締結: フランスのLaboratoires KÔLと意向表明書を締結し、ライセンス・独占権契約の詳細交渉を2025年度内に推進中である。
上場維持基準の適合: 2025年12月末時点の時価総額が東京証券取引所グロース市場の時価総額基準を上回り、上場廃止リスクが一時的に解消した。
02
業績推移
売上高
0.2億円▼22.2%FY25
営業利益
-9億円▲33.5%FY25
純利益
-6.8億円▲49.3%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2.5 | 0.4 | 1.7 | 0.1 | 0.4 | 0.3 | 0.2 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -20.4 | -15.0 | -13.5 | -8.9 |
| 経常利益 | -31.1 | -24.4 | -26.2 | -20.2 | -14.9 | -13.3 | -6.8 |
| 純利益 | -30.7 | -24.4 | -26.2 | -20.2 | -14.9 | -13.3 | -6.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 87.4 | 66.9 | 48.3 | 44.2 | 30.2 | 15.4 | 19.8 |
| 純資産 (自己資本) | 80.8 | 59.9 | 41.5 | 39.5 | 26.5 | 13.9 | 18.1 |
| 自己資本比率 (%) | 92.4 | 89.6 | 85.9 | 89.4 | 87.7 | 90.1 | 91.7 |
| 現金及び預金 | 41.9 | 25.3 | 39.8 | 40.5 | 27.7 | 14.5 | 19.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | ▲34.2 | ▲22.5 | ▲25.1 | ▲20.9 | ▲13.4 | ▲12.0 | ▲5.8 |
| 投資CF | 45.9 | 3.4 | 35.6 | 5.0 | ▲0.5 | ▲0.4 | ▲0.0 |
| 財務CF | 4.6 | 4.5 | 1.7 | 14.5 | 1.0 | ▲0.9 | 10.7 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
7人
平均年齢
47.6歳
平均勤続
1.9年
単体 平均年収
535万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当データは準備中です。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。