藤
藤倉化成株式会社
フジクラカセイカブシキガイシャ上場化学4620EDINET: E00832FUJIKURA KASEI CO,.LTD.
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
555億円
5.54%営業利益 (FY25)
13.1億円
0.54%経常利益 (FY25)
20.3億円
10.13%純利益 (FY25)
5.1億円
52.47%総資産
590億円
2.50%自己資本比率
73.2%
—ROE
1.3%
1.50%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
藤倉化成は、コーティング(売上の52%)・塗料・電子材料・化成品・合成樹脂の5事業を展開する特殊化学品メーカーである。主力のコーティングセグメントではプラスチック用コーティング材「レクラック」「フジハード」を自動車・化粧品容器向けに国内外へ供給し、海外売上高比率は51.6%に達する。FY2025は売上高555億円と5.5%増収を達成したが、コーティングセグメントの営業利益が中国・欧州・タイ市場の低迷と国内自動車メーカーの減産影響で前年比48%減と急落した。電子材料・化成品・塗料が黒字転換・大幅増益で補完したものの、特別損失の減損計上も重なり純利益は5億円と52%減少した。第11次中期経営計画(2023~2026年度)の最終年度目標は売上630億円・営業利益40億円・ROE8%だが、2年目終了時点で営業利益13億円・ROE1.3%と大幅未達であり、2025年10月着工予定の佐野事業所新工場建設(2027年9月生産開始)による収益力強化が急務となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: コーティング52%・塗料21%・合成樹脂12%・化成品8%・電子材料7%の5事業で売上555億円を構成している。
- 2顧客: 自動車・化粧品・住宅・エレクトロニクスメーカーに特殊化学品を供給し、海外売上比率は51.6%に達する。
- 3価値提案: 固有技術(導電材料「ドータイト」、塗料「レクラック」等)をベースに機能性・環境対応型製品を提供している。
- 4コスト構造: 原料の大半が石油化学系であり、人件費・減価償却費増加も重なり販管費が利益を圧迫する構造である。
Risks · リスク要因
- 1中計未達リスク: 最終年度目標ROE8%に対し現状1.3%、営業利益目標40億円に対し13億円と乖離が著しく達成難度が高い。
- 2為替変動リスク: 海外売上比率51.6%のもとで円高局面には業績・財務への影響が大きく、ヘッジで完全回避は困難である。
- 3原材料価格リスク: 主原料が石油化学系製品であり、原油・ナフサ価格の高騰が調達コストを直撃し利益率を圧迫する。
- 4生産拠点集中リスク: 主力工場が栃木県佐野に集中しており、自然災害や事故発生時に操業停止・多額修復費用が生じる恐れがある。
Strengths · 強み
- 1グローバル供給網: 米・欧・ASEAN・中国・インドに現地法人を構え、海外売上比率51.6%を支えるネットワークを保有している。
- 2多セグメント分散: コーティングが低迷した際も電子材料・化成品・塗料が補完し、FY2025で複数セグメントが黒字転換した。
- 3財務健全性: 自己資本比率69.3%・現金124億円と無借金に近い財務基盤が新工場建設等の設備投資余力を確保している。
- 4固有製品ブランド: 「ドータイト」「レクラック」等の差別化製品が特定用途で市場地位を持ち、スイッチングコストを生んでいる。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1新工場建設: 佐野事業所第三工場敷地内に新工場を2025年10月着工・2027年9月生産開始を目指し、安全操業と収益性を強化する。
- 2コーティングのグローバル拡大: 米・欧・ASEAN・中国・インドの現地法人を活用し、プラスチック用コーティング材の世界展開を加速する。
- 3高付加価値品開発: 電子材料の新接合分野導電材料、化成品の体外診断薬等の新領域を2026年度最終年度ROE8%達成の成長源と位置付ける。
- 4株主還元強化: 中計期間中の総還元性向70%以上・配当16円以上維持・機動的な自己株式取得により資本効率改善を図る。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績概要: 売上555億円(+5.5%)も営業利益13億円(+0.5%)にとどまり、減損損失計上で純利益は5億円と前年比52.5%減少した。
コーティング大幅減益: 中国・欧州・タイの需要低迷と国内自動車メーカー減産が重なり、同セグメントの営業利益が前年比48.1%減の6億83百万円となった。
電子材料・化成品が黒字転換: 電子材料は営業損失1億43百万円から34百万円黒字へ、化成品も損失49百万円から2億29百万円黒字へ改善した。
合成樹脂が急拡大: 北米向けアクリル樹脂原料の新規獲得が寄与し、売上高が前年比38.8%増の64億19百万円と全セグメント最高の伸長率を記録した。
02
業績推移
売上高
555億円▲5.5%FY25
営業利益
13.1億円▲0.5%FY25
純利益
5.1億円▼52.5%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 552 | 531 | 495 | 482 | 508 | 526 | 555 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 12.3 | 3.5 | 13.0 | 13.1 |
| 経常利益 | 31.7 | 19.9 | 19.0 | 14.5 | 5.3 | 18.5 | 20.3 |
| 純利益 | 20.3 | 12.3 | 12.2 | 7.4 | 0.1 | 10.8 | 5.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 519 | 508 | 538 | 528 | 549 | 576 | 590 |
| 純資産 (自己資本) | 362 | 364 | 365 | 385 | 396 | 416 | 432 |
| 自己資本比率 (%) | 69.6 | 71.6 | 67.9 | 73.0 | 72.1 | 72.2 | 73.2 |
| 現金及び預金 | 128 | 118 | 118 | 130 | 120 | 120 | 124 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 39.5 | 16.1 | 15.9 | 25.8 | 9.5 | 32.8 | 32.8 |
| 投資CF | ▲19.6 | ▲17.2 | ▲10.8 | ▲8.1 | ▲11.8 | ▲12.3 | ▲15.3 |
| 財務CF | ▲9.4 | ▲8.3 | ▲3.8 | ▲9.2 | ▲12.4 | ▲23.1 | ▲19.2 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
16.94
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
1.3%
自己資本利益率
ROA
0.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ArchitecturalCoatings0.0兆21.0%0.00兆2.9%
CoatingsForPlastics0.0兆52.0%0.00兆2.4%
ElectronicMaterials0.0兆7.1%0.00兆0.9%
PolymersAndResins0.0兆8.3%0.00兆5.0%
SyntheticResins0.0兆11.6%0.00兆0.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
437人
平均年齢
41.9歳
平均勤続
17.3年
単体 平均年収
683万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
27.00円+3
配当性向
61.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
24
FY21
24
FY22
24
FY23
24
FY24
24
FY25
27
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。