株
株式会社ダスキン
カブシキガイシャダスキン上場サービス業4665EDINET: E04926DUSKIN CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
1888億円
5.60%営業利益 (FY25)
72.7億円
42.96%経常利益 (FY25)
107億円
35.78%純利益 (FY25)
88.1億円
91.94%総資産
2033億円
0.61%自己資本比率
74.5%
—ROE
5.8%
2.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ダスキンは、モップ・マット等の清掃用品レンタルを中心とする訪販グループ(売上構成比約57%)と、ミスタードーナツを主力とするフードグループ(同約35%)の2セグメントで構成されるフランチャイズ主体の生活サービス企業である。売上高は2021年の底(1,538億円)から4期連続増収で1,888億円まで回復し、FY2025は営業利益が前期比43%増の73億円と大幅に改善した。訪販グループではRFID(電子タグ)を活用したマット・モップ管理の刷新が原価低減に直結し、フードグループではミスドのメニューリニューアル・価格改定と新規出店が奏功して売上・利益ともに拡大した。中期経営方針2028では2028年3月期に売上高2,078億円・純利益106億円・ROE7%以上を目標に掲げ、M&A・新業態開発・デジタル活用による「3つのシン化」を推進する。一方、主力のクリーンサービス事業は家庭・事業所市場ともに縮小傾向にあり、労働力不足・物価上昇・FC加盟店管理といった構造的課題への対応が持続成長の鍵となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 訪販グループ(レンタル・役務)が売上の約57%、ミスタードーナツ中心のフードグループが約35%を占めるFC二本柱構造である。
- 2顧客: 家庭・事業所向けに清掃用品をレンタル提供し、フードは全国のミスドFC店舗を通じて一般消費者に販売する。
- 3価値提案: 定期訪問による対面サービスと衛生・清潔の継続的提供に加え、ドーナツのブランド刷新で来店頻度と客単価を引き上げる。
- 4コスト構造: 清掃用品の洗浄・物流コストが訪販の主要原価であり、RFIDによる検数自動化で原価率改善を図っている。
Risks · リスク要因
- 1主力クリーンサービスの市場縮小: 使い捨て商品普及や企業の経費削減意識により市場は減少傾向にあり、家庭・事業所向けとも減収が続く構造リスクがある。
- 2FC加盟店との関係リスク: 新商品導入・価格改定・設備投資には加盟店の同意が必要であり、離脱や法令違反が生じた場合に業績・ブランドへの影響が大きい。
- 3人材不足と労務コスト上昇: 少子高齢化による就労人口減少で訪問・サービス人材の確保が困難になりつつあり、賃上げコストの増加も収益を圧迫するリスクがある。
- 4食品安全・個人情報漏洩リスク: ミスドで食中毒が発生した場合の営業停止リスクに加え、大量の顧客情報を保有するためサイバー攻撃による情報漏洩が信用失墜につながる恐れがある。
Strengths · 強み
- 1RFID活用による物流効率化: マット・モップへの電子タグ取り付けをFY2024中に完了し、検数工程の自動化で訪販原価率を継続改善できる体制を構築した。
- 2ミスドの高ブランド認知と商品開発力: 著名IPコラボや高級チョコブランドとの共同開発等で話題性を創出し、FY2025は来店客数・客単価の双方が前期超えを達成した。
- 3FC網と対面接点の規模: 全国に広がるFC加盟店網と訪問営業ルートが参入障壁となり、地域密着の顧客基盤を長期にわたり維持している。
- 4事業ポートフォリオの分散: 清掃レンタル・家事代行・介護用品・フードと多様なサービスを展開し、単一事業依存リスクを分散させている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1長期戦略「Do-Connect」と中期経営方針2028: 2028年3月期に売上2,078億円・純利益106億円・ROE7%以上を目標とし、3つのシン化(新化・進化・深化)を柱に据える。
- 2新規事業・M&Aによる成長加速: ボストンハウス子会社化(FY2024)やレスキューサービス拡大に続き、ベンチャー出資・海外事業拡大・新業態開発を積極推進する方針である。
- 3デジタル・DX投資の拡充: RFID活用に続き生成AI・自動配送技術の活用によるビジネスモデル変革を推進し、生産性向上と顧客接点強化を同時に実現する。
- 4資本効率改善と株主還元強化: 政策保有株式の縮減・自己株式取得を継続し、株主資本の最適化を図りながらROE7%超達成に向けた財務規律を維持する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は大幅改善: 売上高1,888億円(+5.6%)、営業利益73億円(+43.0%)、純利益88億円(+91.9%)と、RFID導入完了による原価低減と全セグメント増収が寄与した。
ミスドが牽引するフードグループ: 2024年7月の定番商品リニューアル・価格改定が奏功し、フードグループ売上は前期比+83億円(+14.2%)の667億円、営業利益は85億円(+23.7%)に拡大した。
ボストンハウス子会社化で業態多様化: FY2024 1月にイタリアンレストラン「ナポリの食卓」等を展開する健康菜園(ボストンハウス)を子会社化し、フードの新市場開拓を加速した。
中期経営方針2028を2025年5月公表: 2028年3月期目標(売上2,078億円・純利益106億円・ROE7%以上)と株主還元方針変更を発表し、資本コスト意識の向上を対外的に示した。
02
業績推移
売上高
1,888億円▲5.6%FY25
営業利益
72.7億円▲43.0%FY25
純利益
88.1億円▲91.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1587 | 1591 | 1538 | 1632 | 1705 | 1788 | 1888 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 99.0 | 86.4 | 50.8 | 72.7 |
| 経常利益 | 100 | 79.3 | 66.3 | 122 | 114 | 78.8 | 107 |
| 純利益 | 59.8 | 55.9 | 28.2 | 81.3 | 72.0 | 45.9 | 88.1 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1942 | 1852 | 1884 | 1981 | 1975 | 2021 | 2033 |
| 純資産 (自己資本) | 1499 | 1420 | 1458 | 1510 | 1518 | 1545 | 1515 |
| 自己資本比率 (%) | 77.2 | 76.7 | 77.4 | 76.3 | 76.8 | 76.4 | 74.5 |
| 現金及び預金 | 252 | 272 | 297 | 400 | 313 | 200 | 210 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 136 | 88.5 | 101 | 196 | 121 | 111 | 167 |
| 投資CF | ▲126 | 31.4 | ▲50.2 | ▲85.2 | ▲128 | ▲166 | ▲50.7 |
| 財務CF | ▲66.7 | ▲100 | ▲25.6 | ▲8.3 | ▲79.9 | ▲57.4 | ▲108 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
185.72
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.8%
自己資本利益率
ROA
4.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
DirectSellingGroup0.1兆57.1%0.01兆5.3%
FoodGroup0.1兆35.4%0.01兆12.8%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆7.6%0.00兆3.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
1,963人
平均年齢
46.1歳
平均勤続
15.3年
単体 平均年収
735万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
162.00円+27
配当性向
63.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
80
FY21
60
FY22
113
FY23
128
FY24
135
FY25
162
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。