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株式会社ラウンドワン
カブシキガイシャラウンドワン上場サービス業4680EDINET: E04710ROUND ONE Corporation
決算期: 03月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
1771億円
11.23%営業利益 (FY25)
262億円
6.21%経常利益 (FY25)
230億円
6.16%純利益 (FY25)
154億円
5.07%総資産
2599億円
8.30%自己資本比率
25.7%
—ROE
23.3%
0.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ラウンドワンはボウリング・クレーンゲーム等アミューズメント・カラオケ・スポッチャを一棟に集約した来場型複合エンターテインメント施設を国内100店舗・米国57店舗・中国数店舗で運営する。FY2025の売上収益は1,771億円(前年比+11.2%)、営業利益は262億円(同+6.2%)で、コロナ禍で610億円まで落ち込んだFY2021から4年で約3倍に回復した。収益の柱は日本セグメント(売上比57.9%)と米国セグメント(同41.3%)の2本立てで、米国はボウリング+13.7%・アミューズメント+23.3%と日本を大幅に上回る成長率を示している。主力のクレーンゲームは1店舗あたり約120台を配置する「Mega Crane Zone」を展開し、バーチャルYouTuber・アニメとのコラボ景品が集客を牽引している。国内市場は若年層人口減少が構造的課題であるため、中長期成長の主軸を米国新規出店と「ラウンドワンデリシャスプロジェクト」(日本食フードホール併設店)に置いており、2024年持株会社体制への移行を機にガバナンス整備を進めている。ROE23.3%・営業CF639億円と財務体質は良好だが、創業者・杉野社長への経営依存や米国経済動向・為替変動が主要リスクとして存在する。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: ボウリング・アミューズメント・カラオケ・スポッチャの4サービスを1施設に集約し、来場客から時間制・ゲームごとの料金を徴収する。
- 2顧客: 若年層を主軸にファミリー・シニア・インバウンド客へと客層を拡大し、国内100店舗・米国57店舗で年間数千万人規模の来場者を獲得する。
- 3価値提案: クレーンゲームの「Mega Crane Zone」(1店舗120台超)とコラボ景品による高頻度リピート需要で、競合他社に対して圧倒的な規模優位を提供する。
- 4コスト構造: 大多数の店舗建物を賃借するため固定賃料が収益変動リスクとなる一方、減価償却費437億円規模の設備投資を伴う資本集約型モデルである。
Risks · リスク要因
- 1創業者依存リスク: 代表取締役社長の杉野公彦氏が創業者兼大株主として主要経営判断を担っており、同氏不在時に事業展開が重大な影響を受ける可能性がある。
- 2来場型ビジネスの脆弱性: FY2021のコロナ禍で売上が610億円(FY2020比▲41.8%)まで急落した経験が示すとおり、感染症・自然災害で収益が壊滅的に悪化するリスクがある。
- 3為替・米国経済リスク: 米国セグメントが売上の41.3%を占め、ドル高・現地景気悪化・関税政策変更が業績に直接影響し、FY2025も不安定な為替相場が続いている。
- 4少子化と嗜好変化: 国内若年層の減少とスマートフォン・高性能PCの普及によるエンターテインメント多様化で、ボウリング・カラオケ既存需要が中長期的に縮小するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1国内圧倒的規模: 国内100店舗体制で多種エンターテインメントを1施設に集約し、代替困難な「時間消費型」体験を提供して競合参入障壁を形成している。
- 2米国での高成長: 大型ショッピングモール内57店舗に展開し、FY2025米国アミューズメント収入が前年比+23.3%と高い投資効率を実証している。
- 3クレーンゲーム商品力: 自社開発・クリエイター共同開発景品とアニメ・バーチャルYouTuberコラボで継続的な集客力を維持し、アミューズメント収入が売上の59.7%を占める。
- 4高収益財務体質: FY2025のROE23.3%・営業CF639億円を維持し、自己資金中心の海外出店投資と100億円の自己株取得を同時実行できる財務余力がある。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1米国出店加速: FY2025に8店舗を新規出店し累計57店舗に到達、ジャパニーズフードホール併設の新業態店舗とアミューズメント小型店の2形態で更なる拡大を目指す。
- 2新事業「ラウンドワンデリシャスプロジェクト」: 国内最高評価の日本食を米国主要都市に展開し、既存エンターテインメント施設との相乗効果で客単価向上と新収益源確立を図る。
- 3DX・IT活用による経営効率改善: 店舗業務効率化ミーティングや幹部研修を通じてITリテラシーを底上げし、総労働時間削減とサービス品質向上の両立を推進する。
- 4財務体質強化と株主還元: IFRS会計基準へ移行し透明性を高める一方、FY2025に自己株式100億円取得を実施し、金利上昇・インフレ耐性を高める財務基盤構築を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は売上1,771億円(+11.2%)・営業利益262億円(+6.2%)と増収増益を達成したが、値上げ効果もあり営業利益率は14.8%と前年の15.5%から若干低下した。
米国で年間8店舗を新規出店し累計57店舗に拡大、米国セグメント売上が731億円(前年比+22.7%)と全体成長を牽引し、売上構成比が41.3%に上昇した。
FY2025から日本基準をIFRS会計基準に変更し、減価償却費437億円・使用権資産計上により財務諸表の国際的な比較可能性を向上させた。
2024年4月に持株会社体制へ移行し、グループ子会社管理体制を再編するとともに自己株式を100億円取得、財務活動によるCFの支出は250億円に拡大した。
02
業績推移
売上高
1,771億円▲11.2%FY25
営業利益
262億円▲6.2%FY25
純利益
154億円▲5.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1013 | 1048 | 610 | 964 | 1421 | 1592 | 1771 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -17.3 | 169 | 247 | 262 |
| 経常利益 | 112 | 87.2 | -198 | 53.6 | 167 | 217 | 230 |
| 純利益 | 71.6 | 47.9 | -180 | 39.4 | 97.4 | 147 | 154 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 1173 | 1358 | 1506 | 1577 | 2322 | 2400 | 2599 |
| 純資産 (自己資本) | 626 | 651 | 409 | 546 | 573 | 657 | 669 |
| 自己資本比率 (%) | 53.3 | 48.0 | 27.2 | 34.6 | 24.7 | 27.4 | 25.7 |
| 現金及び預金 | 225 | 345 | 449 | 463 | 291 | 365 | 512 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 209 | 206 | ▲75.3 | 283 | 358 | 629 | 640 |
| 投資CF | ▲108 | ▲121 | ▲63.4 | ▲84.7 | ▲119 | ▲154 | ▲240 |
| 財務CF | ▲112 | 36.3 | 241 | ▲193 | ▲421 | ▲410 | ▲251 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
57.38
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
23.3%
自己資本利益率
ROA
5.9%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比
Japan0.1兆61.6%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆1.0%
UnitedStatesOfAmerica0.1兆37.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
35人
平均年齢
35.2歳
平均勤続
11.0年
単体 平均年収
678万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
16.00円+4
配当性向
100.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
30
FY21
30
FY22
30
FY23
28
FY24
12
FY25
16
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。