日
日本ラッド株式会社
ニッポンラッドカブシキガイシャ上場情報・通信業4736EDINET: E05054Nippon RAD Inc.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
43.6億円
9.31%営業利益 (FY25)
3.2億円
19.10%経常利益 (FY25)
3.9億円
21.12%純利益 (FY25)
4.2億円
27.13%総資産
49.4億円
14.97%自己資本比率
68.6%
—ROE
13.2%
1.39%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
日本ラッド株式会社は、エンタープライズソリューション事業(SI・ERP・BI開発)とIoTインテグレーション事業(製造業向けDX・医療IoT・エンベデッド)の2セグメントを擁する独立系ITソリューション企業である。創業以来半世紀超にわたりソフトウェアエンジニア育成と受託開発で実績を積み、近年はAdvantech社との協業によるインダストリアルIoTや、自社開発マルチクラウド・データOpsプラットフォーム「Dereva」を核とした「人からプロダクトアセットへの収益構造転換」を推進している。FY2025(2025年3月期)の売上高は44億円(前年比+9.3%)、営業利益3億円(+19.4%)、純利益4億円(+27.2%)とすべての利益指標で2ケタ成長を達成し、2024年5月策定の3カ年中期経営計画の初年度目標を上回る進捗となった。IoTインテグレーション事業が+21.4%と全社成長を牽引する一方、エンタープライズソリューション事業は+1.2%増と構造改革の過渡期にあり、高付加価値案件への人材シフトと新卒育成強化が当面の課題である。売上・利益ともに2019年以降の7期連続成長トレンドを維持しており、時価総額が小さい半面、無借金かつ現金21億円超を保有する財務健全性が投資魅力の一つとなっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: エンタープライズSI(売上の55%)とIoTインテグレーション(45%)の2セグメントで構成し、プロダクト収益への移行を進めている。
- 2顧客: 製造業・医療機関・大手企業のDX・IoT投資需要を主要顧客とし、最大顧客・第一環境社が売上の約19.5%を占める。
- 3価値提案: 自社プラットフォーム「Dereva」とAdvantech社HWを組み合わせ、現場から経営までのデータOpsをワンストップで提供する。
- 4コスト構造: エンジニア人件費が主要コストであり、自社プロダクト比率向上によって人月依存から脱却し利益率改善を目指している。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客(第一環境社で売上の約19.5%)への売上集中が高く、同社の投資抑制や関係変化が業績に直接影響を及ぼすリスクがある。
- 2ITエンジニア不足が常態化する中、優秀人材の確保・定着が困難になると受注断念や開発規模縮小につながる経営上の最重要リスクである。
- 3AI・クラウド技術の急速な進化により保有技術が陳腐化した場合、競争力低下と受注減少が当社の業績に深刻な悪影響を与える可能性がある。
- 4受託開発における仕様変更・見積り誤差等で大型不採算案件が複数発生した場合、固定費比率の高い構造から利益が急速に悪化するリスクがある。
Strengths · 強み
- 1半世紀超のSI実績と独自エンジニア育成ノウハウを保有し、新卒採用から即戦力育成まで自社完結できる人材基盤を持つ。
- 2Advantechとの協業により世界トップクラスの産業用HWとの組み合わせ提案が可能で、競合と差別化された製造業IoT提案力を持つ。
- 3「Dereva」「konekti」「konektiBOX」など自社プロダクト群を保有し、属人依存を排したスケーラブルな提案体制を構築しつつある。
- 4無借金経営で現金21億円超を確保し、ROE13.2%と財務健全性・資本効率の双方で中小IT企業として高水準を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1中期経営計画(2024-2027年)で「人からプロダクトアセットへの収益構造転換」を掲げ、2027年3月期売上42億円・営業利益3億円を目標とする。
- 2「Dereva」をコアサービスに据え、外部エコシステムパートナーとの連携によりマルチクラウド・データOpsプラットフォームとして市場展開を加速する。
- 3高付加価値案件への人材ローテーションを推進し、低収益SI案件から脱却することで55期(FY2026)を構造転換の最重要期と位置づけている。
- 4地域性・コア技術・人材を持つ企業を対象に積極的なM&Aを実施し、連結グループ拡大と「人材・技術」双方の獲得を図る方針である。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高は43億56百万円(前年比+9.3%)、純利益4億17百万円(+27.2%)と中計初年度目標を全指標で上回る想定超過進捗を達成した。
2025年1月に自社開発マルチクラウド・データOpsプラットフォーム「Dereva」を市場発表し、製造業DXの中核サービスとして展開を開始した。
IoTインテグレーション事業が売上19億42百万円(+21.4%)と全社成長を牽引し、生産管理ソリューションの新規引き合いが急増している。
本社移転に伴う有形固定資産取得1億95百万円などの先行投資で期末現金は21億84百万円と前年比70百万円減少したが、財務基盤は引き続き堅固である。
02
業績推移
売上高
43.6億円▲9.3%FY25
営業利益
3.2億円▲19.1%FY25
純利益
4.2億円▲27.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 33.4 | 34.2 | 30.1 | 33.1 | 35.5 | 39.9 | 43.6 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 0.6 | 0.9 | 2.7 | 3.2 |
| 経常利益 | 0.8 | 1.1 | -1.0 | 0.8 | 1.4 | 3.2 | 3.9 |
| 純利益 | 0.3 | 0.8 | -1.8 | 0.2 | 1.4 | 3.3 | 4.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 44.6 | 44.6 | 40.4 | 40.3 | 41.1 | 43.0 | 49.4 |
| 純資産 (自己資本) | 26.7 | 27.2 | 25.3 | 25.4 | 26.2 | 29.3 | 33.9 |
| 自己資本比率 (%) | 59.8 | 61.0 | 62.8 | 63.1 | 63.7 | 68.1 | 68.6 |
| 現金及び預金 | 32.5 | 30.9 | 29.2 | 26.8 | 24.9 | 22.6 | 21.8 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 1.8 | 0.9 | 0.3 | 1.9 | 0.0 | 3.8 | 1.4 |
| 投資CF | ▲1.4 | ▲1.0 | ▲0.6 | ▲2.9 | ▲0.0 | ▲4.4 | ▲1.8 |
| 財務CF | 16.3 | ▲1.5 | ▲1.4 | ▲1.5 | ▲1.9 | ▲1.7 | ▲0.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
79.08
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
13.2%
自己資本利益率
ROA
8.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
280人
平均年齢
39.6歳
平均勤続
13.0年
単体 平均年収
571万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
10.00円-5
配当性向
12.7%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
5
FY21
5
FY22
5
FY23
5
FY24
15
FY25
10
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。