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株式会社さくらケーシーエス
カブシキガイシャサクラケーシーエス上場情報・通信業4761EDINET: E05090SAKURA KCS Corporation
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
225億円
1.02%営業利益 (FY25)
13.8億円
22.18%経常利益 (FY25)
14.9億円
23.80%純利益 (FY25)
11.4億円
27.93%総資産
256億円
5.45%自己資本比率
77.7%
—ROE
5.9%
1.10%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社さくらケーシーエスは、三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)系列の情報サービス会社であり、金融・公共・産業の3部門にわたりシステム構築、システム運用管理、BPOサービス等を提供する。SMBCグループ向け売上が全体の約2割超、富士通グループ向けが約1割超を占め、大手グループとの安定的な取引が収益基盤を支えている。FY2025(2025年3月期)は売上高225億円と前年比1.0%減にとどまったものの、不採算案件の抑制・撤退と収益性の高い案件への集中により営業利益は前年比22.2%増の14億円、純利益は同27.9%増の11億円と上場来最高益を更新した。ROEは目標値(3.5〜4.0%)を大幅に上回る5.9%に達し、自己資本比率は77.7%と財務健全性も維持している。中期経営計画(2023〜2026年)の計数目標の多くを前倒し達成しており、2025年度は次期中計への布石として、SAPビジネスへの積極投資・デジタル基盤拡大・生成AI活用・新データセンター開設を推進する段階に入っている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: システム構築・運用管理・BPOの3形態が柱で、売上225億円のうちシステム構築受注残高は39億円と今後の計上余力も持つ。
- 2顧客: SMBCグループ(売上比約19%)・富士通グループ(約12%)を基軸に、自治体・一般事業法人にも幅広く展開する。
- 3価値提案: 金融・公共・産業の3部門体制でワンストップのITサービスを提供し、自社データセンターによる運用安定性も強みとする。
- 4コスト構造: 人件費が主要コストであり、ベースアップ・教育投資を拡充しつつ不採算案件撤退で営業利益率6.1%を確保する。
Risks · リスク要因
- 1特定顧客集中リスク: SMBCグループ・富士通グループ上位2社で売上の約31%を占め、両グループの情報化投資削減が業績に直撃する構造である。
- 2情報セキュリティリスク: 顧客の個人情報・機密情報を大量に保管しており、サイバー攻撃・情報漏洩が発生した場合は損害賠償・信用失墜が生じうる。
- 3人材確保・人件費上昇リスク: IT人材不足が深刻化する中、賃上げ継続による費用増と採用難が重なれば収益性の改善余地が縮小するリスクがある。
- 4システム構築の不採算化リスク: 案件の複雑化・大型化・短納期化が続く中、品質・納期未達によるコスト超過は過去にも収益を圧迫した要因である。
Strengths · 強み
- 1SMBCグループとの深い取引関係: 金融部門売上70億円・セグメント利益率22.6%と高収益を維持し、系列ITベンダーとしての参入障壁が高い。
- 2不採算管理体制の高度化: 「システム案件協議会」と専任組織設置により不採算案件を早期収束させ、減収下でも利益率を改善させた実績がある。
- 3強固な財務基盤: 自己資本比率77.7%・現預金を厚く保有し、景気変動時にも投資余力と無借金経営を堅持できる財務体質である。
- 4自治体標準化特需の取り込み: 公共部門で自治体情報システム標準化案件を獲得し、FY2025に売上69億円・利益前年比+41.8%と急成長している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1SAPビジネスへの重点投資: 当面成長が見込まれるSAPビジネスに積極的にリソースを投入し、ERPソリューション分野の収益性向上を図る。
- 2新データセンター開設: 神戸市内にJDCCティア4相当の最新鋭データセンターを開設し、データセンタービジネスの強化・拡大を推進する。
- 3生成AI・ローコードツール導入: 開発現場・間接業務への生成AIおよびローコードツールの順次導入で生産性向上と開発力底上げを目指す。
- 4次期中期経営計画の策定: 現計画(2026年3月終了)の主要目標を前倒し達成済みのため、2025年度中に次期計画を策定しサステナブル成長を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025は上場来最高益を更新: 売上225億円(-1.0%)ながら営業利益14億円(+22.2%)・純利益11億円(+27.9%)となり、収益の質が大幅に改善した。
公共部門が急拡大: 自治体情報システム標準化需要で公共部門売上が前年比+8.4%の69億円、セグメント利益は前年比+41.8%と高成長を達成した。
投資活動でキャッシュ急減: 投資有価証券取得と本社ビル改修により投資CFが64億円のマイナスとなり、期末現金残高が37億円と前年比66億円減少した。
ROEが目標を大幅超過: 中計目標のROE3.5〜4.0%に対し実績5.9%を達成し、配当性向も目安30〜40%に対し31.3%と安定配当方針を堅持している。
02
業績推移
売上高
225億円▼1.0%FY25
営業利益
13.8億円▲22.2%FY25
純利益
11.5億円▲27.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 219 | 238 | 247 | 248 | 236 | 228 | 225 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 8.2 | 9.9 | 11.3 | 13.8 |
| 経常利益 | 6.0 | 8.5 | 8.9 | 8.8 | 10.4 | 12.1 | 14.9 |
| 純利益 | 3.8 | 4.7 | 7.4 | 6.0 | 7.5 | 8.9 | 11.4 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 207 | 215 | 228 | 223 | 228 | 242 | 256 |
| 純資産 (自己資本) | 156 | 157 | 168 | 173 | 178 | 192 | 199 |
| 自己資本比率 (%) | 75.3 | 72.8 | 73.7 | 77.8 | 78.2 | 79.1 | 77.7 |
| 現金及び預金 | 73.3 | 83.1 | 87.2 | 74.0 | 84.3 | 104 | 37.0 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 6.7 | 16.7 | 7.2 | ▲1.9 | 17.4 | 29.7 | 3.6 |
| 投資CF | ▲3.8 | ▲1.1 | 2.4 | ▲5.6 | ▲2.0 | ▲5.3 | ▲64.2 |
| 財務CF | ▲4.9 | ▲5.8 | ▲5.6 | ▲5.7 | ▲5.2 | ▲5.2 | ▲5.9 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
102.26
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
5.9%
自己資本利益率
ROA
4.5%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
FinanceRelated0.0兆31.0%0.00兆22.6%
IndustryRelated0.0兆38.4%0.00兆19.5%
PublicRelated0.0兆30.6%0.00兆16.6%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
946人
平均年齢
44.8歳
平均勤続
21.0年
単体 平均年収
696万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
44.00円+11
配当性向
19.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
18
FY21
18
FY22
20
FY23
25
FY24
33
FY25
44
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。