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株式会社ドリーム・アーツ
カブシキガイシャドリームアーツ上場情報・通信業4811EDINET: E39009DreamArts Corporation
決算期: 12月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
56.5億円
12.32%営業利益 (FY25)
9.8億円
25.97%経常利益 (FY25)
10.7億円
39.90%純利益 (FY25)
7.6億円
37.57%総資産
53.1億円
12.30%自己資本比率
54.9%
—ROE
29.0%
2.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ドリーム・アーツは、国内従業員1,000名以上の大企業約3,700社をターゲットとする「BD(ビッグ・ドーナツ)市場」に特化したSaaSベンダーである。主力製品「SmartDB®」はプログラミング不要のノーコード開発ツールで、IT専門知識を持たない現場人材(市民開発者)が業務アプリを自社開発できる環境を提供する。これにより、従来の受託SIに依存したシステム開発からの脱却と業務デジタル化の内製化を支援し、深刻化するIT人材不足という社会課題に応えるビジネスモデルを構築している。社内ポータル「InsuiteX®」やチェーンストア向け「Shopらん®」も展開し、クロスセルによる顧客内シェア拡大も図っている。 FY2025(2025年11月期)の売上高は57億円(前期比+12.3%)、営業利益は約10億円(同+26.0%)、経常利益は約11億円(同+40.0%)と増収増益を達成した。売上高は2019年の27億円から6年で2倍超に拡大しており、サブスクリプション型のリカーリング収益モデルが成長の安定性を支えている。FY2025末時点のホリゾンタルSaaS契約企業数は195社(前期比+34社)、MRRは約3.2億円(同+5,096万円増)に達する。ROE29%と資本効率も高く、大企業DX需要の本格化を背景に中期的な成長余地は大きいと評価できる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: SmartDB®を中心とするSaaSサブスクリプション料金が主収益で、クラウド事業売上高は44.7億円(FY2025)、全体の約79%を占めている。
- 2顧客: 従業員1,000名以上の国内大企業約3,700社をターゲットとし、FY2025末時点でホリゾンタルSaaS契約企業は195社にとどまり拡大余地が大きい。
- 3価値提案: 非IT人材による市民開発でIT人材不足を解消し、ERP周辺の現場業務をノーコードで内製化することでDXコストと期間を大幅に削減できる。
- 4コスト構造: 人材採用・育成と広告宣伝への先行投資が主要費目で、中国大連の開発子会社を活用してプロダクト開発コストの効率化を図っている。
Risks · リスク要因
- 1競合激化リスク: 国内外の大手SaaSベンダーやMicrosoft Power Platformなど資本力・技術力に優る競合が同領域に参入しており、価格競争激化で競争力が相対的に低下する恐れがある。
- 2解約率・単価上昇の鈍化リスク: サブスク型ゆえに既存顧客の解約増加や追加契約の伸び悩みが収益に直結し、景気悪化時のIT投資抑制が顧客の契約縮小につながる可能性がある。
- 3技術革新への対応リスク: 生成AIの急速な進展により競合製品の機能格差が縮小するリスクがあり、DAPA構想など自社へのAI組込みへの継続的な開発投資が不可欠である。
- 4中国子会社の地政学リスク: 大連の開発拠点が法規制変更・政治的混乱・為替制限等の影響を受けた場合、開発・サポート体制に支障をきたし事業継続に影響を与える可能性がある。
Strengths · 強み
- 1大企業特化の深い実績: 創業以来の大企業向け専業で培った導入・運用ノウハウと信頼関係が参入障壁となり、顧客継続率の維持に寄与している。
- 2ノーコード×市民開発の先行優位: IT人材不足が深刻化する中で「デジタルの民主化」コンセプトを早期に確立し、SmartDB®の認知度と認定資格制度で競合との差別化を図っている。
- 3高収益なリカーリングモデル: サブスク型収益でROE29%・営業利益率約17%を実現し、MRRが安定した売上基盤として機能している。
- 4ERPフロントとしての拡張性: SAP等の基幹系ERPと連携するフロントシステムとして採用が進んでおり、大企業内での利用範囲拡大によるアップセルが売上成長を牽引している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1SmartDB®のデファクトスタンダード化: 中期経営計画において大企業ノーコード市場でのデファクト確立を掲げ、マーケティング強化と認定資格制度の普及で市民開発者の裾野を拡大する方針である。
- 2AI機能の本格実装: DAPA(DreamArts Practical AI)構想のもとSmartDB®へのAI組込みを推進し、意思決定サポート機能の拡充で製品競争力と顧客LTVの向上を目指している。
- 3クロスセルによる顧客内売上拡大: SmartDB®・InsuiteX®・Shopらん®の連携強化でワークフロー・情報共有・ナレッジ管理を統合し、1社当たり契約単価の引き上げを図っている。
- 4オンプレミスからクラウドへの移行促進: 既存オンプレ顧客のSaaS移行提案を積極化し、逓減するオンプレミス事業(FY2025: 5.3億円)をクラウド事業収益へ転換することで成長を加速させる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績: 売上高57億円(+12.3%)、営業利益約10億円(+26.0%)、経常利益約11億円(+40.0%)、純利益約7.6億円(+37.4%)と全指標で計画超の増収増益を達成した。
ホリゾンタルSaaS高成長: SmartDB®・InsuiteX®の売上高が35億円(+19.7%)に拡大し、FY2025末MRRは約3.2億円(前期比+5,096万円増)、契約企業数は195社(同+34社増)に達した。
大企業向け賃上げ促進税制の活用: 大企業向け賃上げ促進税制に基づく税額控除3,274万円を適用し、純利益を押し上げる税務効率化を実現した。
バーティカルSaaS(Shopらん®)は横ばい: FY2025売上高は7.8億円(前期比▲0.1%)と微減で、MRRも前期比1,308万円減と苦戦しており、チェーンストア向け事業の再成長が課題となっている。
02
業績推移
売上高
56.5億円▲12.3%FY25
営業利益
9.8億円▲26.0%FY25
純利益
7.6億円▲37.6%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 27.3 | 27.1 | 29.4 | 36.7 | 44.4 | 50.3 | 56.5 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 1.9 | 5.8 | 7.7 | 9.8 |
| 経常利益 | 0.6 | -0.2 | -0.3 | 1.8 | 5.6 | 7.7 | 10.7 |
| 純利益 | 0.4 | -0.2 | 0.1 | 1.3 | 4.2 | 5.5 | 7.6 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 18.8 | 20.8 | 20.2 | 24.3 | 39.5 | 47.3 | 53.1 |
| 純資産 (自己資本) | 7.5 | 7.3 | 7.1 | 8.5 | 18.2 | 23.1 | 29.2 |
| 自己資本比率 (%) | 40.2 | 35.3 | 35.2 | 35.2 | 46.2 | 48.8 | 54.9 |
| 現金及び預金 | — | — | 9.1 | 12.5 | 28.1 | 35.5 | 41.2 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | — | — | 1.3 | 7.2 | 11.8 | 10.0 | 10.9 |
| 投資CF | — | — | ▲1.3 | ▲2.4 | ▲1.6 | ▲2.0 | ▲0.7 |
| 財務CF | — | — | ▲2.0 | ▲1.5 | 5.4 | ▲0.8 | ▲4.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
65.22
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
29.0%
自己資本利益率
ROA
14.3%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
CloudBusiness0.0兆79.0%0.00兆40.4%
OnPremisesBusiness0.0兆9.3%0.00兆45.0%
ProfessionalServiceBusiness0.0兆11.7%0.00兆17.4%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
258人
平均年齢
36.7歳
平均勤続
8.4年
単体 平均年収
696万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
60.00円+20
配当性向
30.1%
1株配当 推移 (円・生値)
FY23
20
FY24
40
FY25
60
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。