株
株式会社ACCESS
カブシキカイシャアクセス上場情報・通信業4813EDINET: E05168ACCESS CO., LTD.
決算期: 01月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
159億円
5.38%営業利益 (FY25)
-22.6億円
14.26%経常利益 (FY25)
-18.8億円
2.08%純利益 (FY25)
-53.8億円
141.22%総資産
215億円
5.95%自己資本比率
46.7%
—ROE
-42.9%
28.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社ACCESSは1984年創業の独立系研究開発型ソフトウェア企業で、IoT事業・Webプラットフォーム事業・ネットワーク事業の3セグメントを展開する。売上高は2019年の81億円から2025年の159億円へ成長を続けているが、収益面では慢性的な営業赤字が続いており、FY2025は営業損失23億円・純損失54億円と損失が急拡大した。主因は米国子会社IP Infusion Inc.でのネットワーク事業の伸び悩みと開発コスト上昇に加え、同子会社において売上の過大・早期計上やソフトウェア資産の過大計上といった不適切な会計処理が発覚したことによる特別調査費用26億円の計上と減損損失4.7億円の計上である。IoT事業とWebプラットフォーム事業はセグメント黒字化を達成し一定の進捗を示しているものの、売上高8,061百万円を占めるネットワーク事業のセグメント損失が24.9億円に拡大しており、同事業の正常化が企業全体の回復に直結する。自己資本比率は74.2%から46.5%へ急低下し、継続企業の前提に関する重要事象として有価証券報告書に記載されており、ガバナンス改善と事業成長の両立が喫緊の経営課題となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: IoT事業(35%)・Webプラットフォーム事業(14%)・ネットワーク事業(51%)の3セグメントで構成される。
- 2顧客: 国内外の通信事業者・通信機器メーカー・家電メーカー・DX需要を持つ一般企業に提供する。
- 3価値提案: 独自の「OcNOS®」や「NetFront® Browser」等の自社ソフトをライセンス・ロイヤリティ形式で供給する。
- 4コスト構造: 研究開発費・エンジニア人件費が主要コストで、米国・インド・欧州などに開発拠点を有する。
Risks · リスク要因
- 1ゴーイングコンサーン: 継続的な営業赤字と純損失54億円計上により自己資本比率が46.5%に急低下し、資金繰り懸念が存在する。
- 2会計不正リスク: 米国子会社での売上過大計上等の不適切会計が発覚し、特別調査費用26億円を計上、再発防止策が未確立である。
- 3ネットワーク事業依存: 売上高の51%を占める同事業の成長遅延とセグメント損失24.9億円が全社収益を大きく圧迫している。
- 4人材・為替リスク: グローバルなソフトウェア人材獲得競争の激化と、海外子会社比率が高いことによる為替変動影響が大きい。
Strengths · 強み
- 1技術蓄積: 1984年設立以来40年超のIoT・ネットワーク技術の蓄積により、通信事業者向けに「OcNOS®」を世界展開できる。
- 2製品実績: 「NetFront® Browser」はスマートデバイス・TV・車載分野でグローバルな搭載実績を持ち参入障壁が高い。
- 3多拠点体制: 米国・インド・カナダ・欧州・アジアに開発・販売拠点を構え、Tier1/2/3通信事業者に直接営業できる。
- 4IoT収益基盤: DX需要を背景にプロフェッショナルサービスが拡大し、IoT事業はセグメント黒字化を2025年に達成した。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1ネットワーク事業強化: AI関連データセンター向け「OcNOS®」案件パイプラインを構築し、Tier1通信事業者への受注拡大を継続的に推進する。
- 2IoT事業拡大: ハードウェアも含む総合提案でプロフェッショナルサービスを深耕し、生成AI・エネルギー管理分野の引き合い増加を取り込む。
- 3Webプラットフォーム再編: 欧州拠点を適正化し採算性の高い日本市場を中心に地理的拡大を図り、車載インフォテインメント受注を伸ばす。
- 4ガバナンス改革: 特別調査委員会の提言に基づき内部牽制体制を再構築し、2026年1月期中に実効性ある再発防止策を完成させる。
Recent Highlights · 直近の動向
会計不正発覚: 2024年10月に社内調査、11月に特別調査委員会を設置し、米国子会社での売上過大計上等が判明、特別調査費用26億円を計上した。
純損失54億円: FY2025純損失は前期22億円から54億円へ倍増し、自己資本比率も74.2%から46.5%へ急低下した。
ネットワーク事業赤字拡大: 売上高8,061百万円(+3.6%)ながらセグメント損失は18億円から24.9億円へ悪化し、全社損益を牽引した。
IoT・Web黒字転換: IoT事業がセグメント損益156百万円、Webプラットフォーム事業が49百万円の黒字を達成し、2セグメントは改善を示した。
02
業績推移
売上高
159億円▲5.4%FY25
営業利益
-22.6億円▼14.3%FY25
純利益
-53.8億円▼141.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 81.4 | 94.2 | 78.2 | 97.7 | 130 | 151 | 159 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -32.2 | -17.1 | -19.8 | -22.6 |
| 経常利益 | 5.1 | 4.3 | -21.2 | -29.2 | -9.1 | -19.3 | -18.8 |
| 純利益 | 3.8 | 4.9 | -22.9 | -32.4 | -24.6 | -22.3 | -53.8 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 317 | 328 | 261 | 243 | 213 | 203 | 215 |
| 純資産 (自己資本) | 298 | 302 | 232 | 207 | 169 | 151 | 101 |
| 自己資本比率 (%) | 93.9 | 92.2 | 88.9 | 85.1 | 79.3 | 74.4 | 46.7 |
| 現金及び預金 | 227 | 191 | 165 | 151 | 116 | 103 | 106 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 5.9 | 4.9 | 3.0 | ▲3.7 | ▲9.1 | 1.0 | 11.3 |
| 投資CF | ▲31.6 | ▲41.2 | ▲26.2 | ▲13.4 | ▲10.6 | ▲15.7 | ▲10.7 |
| 財務CF | ▲4.0 | ▲0.2 | ▲0.2 | ▲0.4 | ▲13.2 | ▲0.3 | ▲0.5 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
GlobalWebPlatformBusiness0.0兆14.4%0.00兆2.2%
IoTBusiness0.0兆35.0%0.00兆2.8%
NetworkBusiness0.0兆50.6%▲0.00兆-30.9%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
317人
平均年齢
40.3歳
平均勤続
9.5年
単体 平均年収
761万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY20 実績1株配当 (年間)
3.00円
配当性向
11.9%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
3
FY20
3
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。