東
東映アニメーション株式会社
トウエイアニメーションカブシキガイシャ上場情報・通信業4816EDINET: E02458TOEI ANIMATION CO.,LTD.
決算期: 03月期
業種: 情報・通信業
売上高 (FY25)
1008億円
13.74%営業利益 (FY25)
324億円
38.81%経常利益 (FY25)
332億円
25.46%純利益 (FY25)
236億円
25.69%総資産
1910億円
17.35%自己資本比率
80.2%
—ROE
16.6%
1.30%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
東映アニメーションは1956年創業の日本最大・世界有数のアニメーション製作会社であり、テレビ244タイトル・劇場275タイトル・総コンテンツ約14,000本に及ぶ巨大IPライブラリーを保有する。「ワンピース」「ドラゴンボール」「プリキュア」「スラムダンク」など世代を超えて愛される複数の超大型IPが安定的に収益を生み出すビジネス構造が最大の強みであり、FY2025の版権事業売上は505億円(前年比+27.5%)と全社売上の約50%を占める。売上高はFY2023以降3期連続で大幅増収となり、FY2025は初の1,000億円台に乗せた。営業利益324億円(前年比+38.8%)、純利益236億円(前年比+25.7%)、ROE16.6%と高い収益性を維持しており、現金及び預金824億円と財務基盤も盤石である。成長戦略として、新規IP創出の加速、海外版権・配信権の拡大、欧州・中東・中国等での地産地消型ビジネスやハリウッド型グローバル展開を推進しており、AI・CGを活用した製作能力の進化にも積極投資している。一方、特定IP依存の業績変動リスク、国内外での人材獲得競争の激化、海賊版・違法配信による収益機会の損失が主要なリスクとして挙げられる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 版権事業(ゲーム化権・商品化権等)が売上505億円・全体の約50%を占め、映像製作・販売事業373億円が補完する。
- 2顧客: 国内外のゲームメーカー・玩具メーカー・配信プラットフォームにIPライセンスを供与し、バンダイナムコ等が主要取引先である。
- 3価値提案: 「ワンピース」「ドラゴンボール」等の超大型IPを複数同時保有し、親子三世代にわたる「エバーグリーン化」で安定収益を確保する。
- 4コスト構造: 外注費65億円を含む映像製作先行コストが主体で、製作後は版権収入が低限界費用で長期積み上がるストック型収益を形成する。
Risks · リスク要因
- 1ヒット作依存の業績変動: アニメ作品の人気は消費者嗜好に左右され、「スラムダンク」反動減等で商品販売事業が前年比-13.8%となるなど特定作品の振れが大きい。
- 2人材獲得競争の激化: 業界全体の製作量増加と新規参入増加でアニメーター獲得競争が激化しており、人材流出は製作品質と競争力に直結するリスクである。
- 3海賊版・著作権侵害: 海外での違法配信・模倣品により正規収益が阻害されるほか、第三者からの著作権クレーム訴訟リスクも常時存在する。
- 4海外展開の地政学・規制リスク: 中東・中国等での事業展開において地政学リスク・法規制・商慣習の違いが顕在化した場合、収益計画が大幅に毀損する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1IPライブラリーの規模: テレビ・劇場合計519タイトル・約14,000本という日本最大の作品数が参入障壁となり、新規競合が短期で追随不可能である。
- 2超大型IP群の複数保有: 「ワンピース」「ドラゴンボール」「プリキュア」「スラムダンク」を同時保有し、特定作品への依存を分散しながら合計で高収益を維持する。
- 3版権ビジネスの高収益性: FY2025版権事業セグメント利益259億円・利益率約51%と極めて高く、過去最大級の規模を更新した。
- 4強固な財務基盤: 現金及び預金824億円・有利子負債ゼロ水準で、大型戦略投資やIPM&Aを機動的に実行できる財務余力を持つ。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1IP増強と長期化: 新規IP創出数を加速しつつ、親子二世代・三世代化(エバーグリーン化)によりIPライフサイクルを長期化して安定収益基盤を拡大する。
- 2海外版権・配信の拡大: 「ワンピース」「ドラゴンボール」の海外配信権販売を強化し、サウジアラビア向け等の新興国・新地域への輸出を本格化する。
- 3地産地消型・ハリウッド型の二軸グローバル戦略: 欧州・中東・中国等で現地パートナーとの地産地消型に加え、海外企画作品を全世界同時展開するハリウッド型ビジネスを並行推進する。
- 4製作技術の革新投資: 2Dと3Dの先端技術統合・AI活用による新映像表現の開発と、2023年4月開講の「東映アニメーション作画アカデミー」による内製人材育成を推進する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績が過去最高水準に到達: 売上高1,008億円(前年比+13.7%)・営業利益324億円(同+38.8%)と初の1,000億円台を達成し、版権事業が牽引した。
版権事業の大幅拡大: 「ドラゴンボール」ゲーム化権と「ワンピース」「デジモン」商品化権が国内外で好調に稼働し、版権事業売上505億円(同+27.5%)を記録した。
「スラムダンク」復活上映と「ゲゲゲの謎」がヒット: 映画「THE FIRST SLAM DUNK」復活上映および「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版」が興行・ブルーレイ販売で好評を得た。
サウジアラビア向け新規テレビアニメ納品: 海外映像部門でサウジアラビア向け作品の納品が完了し、中東市場への地産地消型事業展開の実績を初積み上げた。
02
業績推移
売上高
1,008億円▲13.7%FY25
営業利益
324億円▲38.8%FY25
純利益
236億円▲25.7%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 557 | 548 | 516 | 570 | 875 | 887 | 1008 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 181 | 287 | 234 | 324 |
| 経常利益 | 163 | 165 | 160 | 188 | 298 | 265 | 332 |
| 純利益 | 114 | 114 | 111 | 128 | 209 | 188 | 236 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 885 | 940 | 1055 | 1269 | 1505 | 1627 | 1910 |
| 純資産 (自己資本) | 672 | 747 | 851 | 960 | 1145 | 1317 | 1532 |
| 自己資本比率 (%) | 75.9 | 79.4 | 80.7 | 75.7 | 76.1 | 80.9 | 80.2 |
| 現金及び預金 | 263 | 324 | 381 | 361 | 449 | 521 | 668 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 105 | 106 | 80.5 | 151 | 153 | 163 | 272 |
| 投資CF | ▲38.9 | ▲11.3 | 3.0 | ▲154 | ▲29.5 | ▲45.4 | ▲55.4 |
| 財務CF | ▲21.5 | ▲31.5 | ▲29.4 | ▲24.7 | ▲45.4 | ▲64.1 | ▲64.4 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
115.52
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
16.6%
自己資本利益率
ROA
12.4%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
Copyright0.1兆49.9%0.03兆51.5%
GoodsSelling0.0兆9.1%0.00兆7.1%
OperatingSegmentsNotIncludedInReportableSegmentsAndOtherRevenueGeneratingBusinessActivities0.0兆4.0%0.00兆4.4%
VideoProductionAndSelling0.0兆37.0%0.01兆27.8%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
696人
平均年齢
39.0歳
平均勤続
8.0年
単体 平均年収
827万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
41.00円-114
配当性向
42.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
70
FY21
70
FY22
94
FY23
155
FY24
155
FY25
41
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。