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株式会社トライアイズ
カブシキガイシャトライアイズ上場サービス業4840EDINET: E05183TriIs Incorporated
決算期: 12月期
業種: サービス業
売上高 (FY25)
14.2億円
48.18%営業利益 (FY25)
-2.0億円
10350.00%経常利益 (FY25)
2.3億円
7.57%純利益 (FY25)
-4.2億円
316.92%総資産
49.7億円
12.41%自己資本比率
87.8%
—ROE
0.0%
3.80%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
株式会社トライアイズは不動産投資事業・建設コンサルタント事業・ファッションブランド事業の3セグメントを擁する純粋持株会社である。FY2025売上高は前期比48.1%増の14億円と回復基調にあるが、沖縄開発プロジェクトの進捗遅延に伴う棚卸資産評価損(1億6,000万円)および貸倒引当金(6億7,400万円)の大規模計上が響き、営業損失2億円・純損失4億円に転落した。経常利益が2億円を確保できたのは、海外子会社の有償減資に伴う為替差益4億700万円という一過性の営業外収益に依存しており、事業実態としての収益性は依然脆弱である。売上高推移を見ると、2019年17億円をピークに2023年6億円まで落ち込み、2024年以降は不動産買取再販の拡充で回復局面に入った。一方、2021年から連続する営業損失とマイナスの営業キャッシュフローにより、継続企業の前提に関する疑義事象が有価証券報告書に記載されている。当面32億9,300万円の現金・預金を保有しているため短期の資金繰りに重大な懸念はないとしているが、不動産投資サイクルの安定化・建設コンサルタントの人材確保・ファッションブランドのロイヤルティ収益拡大という3つの課題解消が急務である。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 不動産買取再販(売上の65%)・建設コンサルタント(23%)・ファッションブランドライセンス(12%)の3セグメントで構成される。
- 2顧客: 不動産はオープンハウスリアルエステート等法人投資家向け、建設コンサルは国土交通省・自治体等公共発注機関が主要顧客である。
- 3価値提案: 区分所有物件等を取得しバリューアップ後6〜12カ月で売却する資産回転型モデルと、ダム長寿命化等の公共インフラ保全で安定受注を確保する。
- 4コスト構造: 販管費約3億9,300万円が固定費負担となり、不動産原価率の高さと評価損が粗利を圧迫する構造が課題となっている。
Risks · リスク要因
- 1継続企業の前提に疑義注記が付されており、2021年以来の連続営業損失とマイナスの営業キャッシュフローが解消されない場合は財務的持続性が問われる。
- 2沖縄開発プロジェクトへの対応として貸倒引当金6億7,400万円を計上済みであり、同プロジェクトの長期化や追加損失が業績をさらに悪化させるリスクがある。
- 3建設コンサルタント事業は公共事業費削減・技術者不足が慢性リスクであり、FY2025の受注高が前年比46%減の1億9,600万円にとどまっている。
- 4M&Aによる事業ポートフォリオ拡大を重要戦略と位置付けているが、風評リスクや買収価格・統合失敗により投下資本が毀損する可能性がある。
Strengths · 強み
- 1建設コンサルのダム・河川・砂防分野での受注実績が蓄積されており、防災・減災需要拡大を背景に受注残高4億500万円を維持している。
- 2現金・預金32億9,300万円を保有し、小規模ながら投資機会への機動的な対応が可能な財務流動性を有している。
- 3CLATHASブランドのライセンシングビジネスへ転換することで、濱野皮革工藝売却後もロイヤルティ収入を確保しファッション事業の損失体質を改善している。
- 42022年以降に内部管理のスペシャリストが代表取締役に就任し、内部統制規程の全面改訂やコンプライアンス委員会整備を進め、ガバナンス基盤を再構築している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1不動産買取再販サイクルを中核に据え、収益物件の取得→バリューアップ→6〜12カ月での売却を反復し、売上高営業利益率とROEの黒字回復を目指す。
- 22025年度後半よりM&A・資本業務提携を重要施策として位置付け、事業ポートフォリオの多様化と新規収益柱の早期確立を推進する。
- 3建設コンサルタント事業では人材採用・育成を強化し、防災・減災・国土強靭化関連業務での受注シェア拡大と売上高・営業利益の回復を図る。
- 4CLATHASライセンシーの支援とSNSフォロワー拡大を通じたブランド認知度向上で、ロイヤルティ収入を拡大しファッションブランド事業の利益貢献を高める。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高14億2,400万円(前期比+48.1%)と回復したが、不動産投資の棚卸資産評価損1億5,900万円と貸倒引当金6億7,400万円が重なり純損失4億2,300万円に転落した。
沖縄開発プロジェクトの進捗遅延が経営上の最大課題となり、特別損失計上額は合計8億300万円に達し、業績に甚大な影響を与えた。
海外子会社の有償減資実施に伴い為替差益4億700万円を計上、これが経常利益2億3,100万円の確保に寄与した一過性の収益要因となった。
濱野皮革工藝の全株式売却を実施し、ファッションブランド事業の損失主因を排除、同事業の営業利益は前期比67.1%増の2,500万円に改善した。
02
業績推移
売上高
14.2億円▲48.2%FY25
営業利益
-2.1億円▼10350.0%FY25
純利益
-4.2億円▼316.9%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 17.1 | 10.0 | 10.1 | 7.2 | 6.4 | 9.6 | 14.2 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | -1.1 | -0.1 | 0.0 | -2.0 |
| 経常利益 | 1.8 | 0.4 | -2.2 | -2.1 | 2.3 | 2.5 | 2.3 |
| 純利益 | 1.3 | 0.0 | -2.3 | 4.7 | 1.0 | 1.9 | -4.2 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 68.6 | 65.0 | 64.2 | 62.2 | 56.0 | 56.7 | 49.7 |
| 純資産 (自己資本) | 44.3 | 42.3 | 41.5 | 53.3 | 51.5 | 52.3 | 43.6 |
| 自己資本比率 (%) | 64.6 | 65.1 | 64.7 | 85.7 | 91.9 | 92.1 | 87.8 |
| 現金及び預金 | 18.9 | 14.9 | 6.0 | 10.3 | 29.6 | 28.2 | 32.6 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 3.8 | ▲1.0 | ▲0.8 | ▲1.9 | ▲5.6 | ▲1.9 | ▲8.5 |
| 投資CF | 1.5 | ▲1.1 | ▲7.6 | 27.1 | 29.4 | 0.1 | 10.5 |
| 財務CF | ▲5.0 | ▲1.4 | ▲1.3 | ▲22.0 | ▲3.1 | ▲0.1 | 2.3 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント売上構成比営業利益利益率
ConstructionConsultingBusiness0.0兆23.4%0.00兆15.9%
FashionBrandBusiness0.0兆11.6%0.00兆15.2%
RealEstateInvestmentBusiness0.0兆65.0%▲0.00兆-7.0%
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
7人
平均年齢
49.0歳
平均勤続
4.8年
単体 平均年収
577万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY21 実績1株配当 (年間)
12.00円
配当性向
38.5%
1株配当 推移 (円・生値)
FY19
15
FY20
12
FY21
12
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。