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富士フイルムホールディングス株式会社

フジフイルムホールディングスカブシキガイシャ上場化学4901EDINET: E00988
FUJIFILM Holdings Corporation
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY26)
3.36兆円
5.04%
営業利益 (FY26)
0.00兆円
0.17%
経常利益 (FY26)
0.37兆円
7.64%
純利益 (FY26)
0.28兆円
6.05%
総資産
6.05兆円
15.31%
自己資本比率
63.4%
—
ROE
7.7%
0.30%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

富士フイルムホールディングスは、かつての写真フィルム事業で培った精密化学・ナノテクノロジー・光学技術を梃子に、ヘルスケア・エレクトロニクス・ビジネスイノベーション・イメージングの4部門に事業を分散させた日本有数の技術複合企業である。FY2025(2024年度)の連結売上高は3.20兆円(前年比+7.9%)、営業利益は3,302億円(+19.3%)と3期連続過去最高を更新した。セグメント別ではエレクトロニクス部門が生成AI向け半導体材料・OLED材料の急拡大で営業利益+67.1%と最大の貢献をし、イメージング部門もインスタントカメラ好調で+36.4%と躍進した。一方、ヘルスケア部門は売上高が初めて1兆円を超えたものの、バイオCDMO拠点の設備増強に伴う一時費用が重なり営業利益は-20.3%と減益となった。中期経営計画「VISION2030」では収益性・資本効率を重視し、2026年度に売上高3兆4,500億円・営業利益3,600億円・ROE8.1%を目標とする。成長投資の主軸はバイオCDMO(デンマーク・米国ノースカロライナ拠点の大型製造設備増設)と半導体材料(世界20拠点への積極投資)であり、Regeneron社との10年・総額30億ドル超の契約締結など大型受注も相次いでいる。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: ヘルスケア32%・ビジネスイノベーション37%・イメージング17%・エレクトロニクス14%の4部門が利益を分担している。
  • 2顧客: 医療機関・製薬企業・半導体メーカー・法人オフィス・個人消費者と幅広い顧客層に製品とサービスを提供している。
  • 3価値提案: フィルム由来の精密化学・ナノテク・AI画像処理技術を複数市場に転用し、代替困難な高機能材料と受託製造能力を武器とする。
  • 4コスト構造: 研究開発費は売上高比5.1%(1,634億円)、設備投資も年5,420億円規模に拡大し技術・製造能力への先行投資が構造的に重い。
Risks · リスク要因
  • 1為替変動リスク: 海外売上比率約66%で、米ドル1円変動で営業利益約10億円・ユーロ1円変動で約8億円の影響を受ける構造的な為替エクスポージャーがある。
  • 2バイオCDMO過剰投資リスク: 細胞・遺伝子治療薬市場の開発停滞で中小型設備の稼働率が低迷しており、大型設備増設後の受託獲得が計画通りに進まない場合は収益が大幅に悪化する可能性がある。
  • 3半導体市場の循環変動リスク: 生成AI需要に依存した半導体材料の急拡大は景気後退や設備投資抑制局面で急減速するリスクがあり、FY2025の+67%増益の持続性は不透明である。
  • 4関税・地政学リスク: 米国の大幅関税引き上げとサプライチェーン混乱は原材料調達コストや顧客需要に影響し、世界的な景気後退が現実化した場合には複数部門で同時に業績が悪化しうる。
Strengths · 強み
  • 1技術の横展開力: フィルム時代の精密塗布・機能性分子技術をバイオ医薬品・半導体材料・ディスプレイ材料へ転用し、競合に先行するポジションを確立している。
  • 2バイオCDMOの受託実績: デンマーク・米国ノースカロライナ拠点で大型製造設備を整備し、Regeneron社と10年・30億ドル超の長期契約を締結する等、大手製薬との信頼関係が厚い。
  • 3半導体材料のワンストップ供給: 2023年のプロセスケミカル買収で製品ラインを拡充し、世界20製造拠点から複数工程の材料を一括提供できる稀少なポジションを持つ。
  • 4イメージング事業の意外な収益力: インスタントカメラ・中判デジタルカメラがニッチ市場で高付加価値を維持し、FY2025営業利益1,392億円・利益率25.7%と全部門中最高となっている。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1VISION2030の数値目標: 2026年度に売上高3兆4,500億円・営業利益3,600億円・ROE8.1%・ROIC5.8%を目指し、収益性と資本効率を重視した経営を推進する。
  • 2バイオCDMO拡大: 米国ノースカロライナ拠点で2025年後半に大型設備8基を稼働させ、国内富山拠点のデュアルユースCDMO設備を2027年に立ち上げて受託能力を大幅増強する。
  • 3半導体材料のグローバル対応: 世界20製造拠点への積極投資に加えインドへの新拠点設置を検討し、地産地消体制で大手顧客のローカル供給要求に応える戦略を推進する。
  • 4ヘルスケア売上高1兆円超の維持: 健診サービス「NURA」の中東・インドへの展開加速と、メディカルシステム事業のAI・ITリカーリングビジネス拡大でヘルスケア部門の増収基調を継続する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は3期連続最高更新: 売上高3.20兆円(+7.9%)・営業利益3,302億円(+19.3%)・純利益2,611億円(+7.2%)を達成し、VISION2030初年度は順調に滑り出した。
Regeneron社と大型長期契約締結: 2025年4月に米国ノースカロライナ拠点でRegeneron Pharmaceuticals社と10年間・総額30億ドル超の製造受託契約を締結し、バイオCDMOの収益基盤が大きく強化された。
エレクトロニクス部門が急拡大: 生成AI向け半導体材料とOLED材料の需要急増により、部門売上高が+20.7%・営業利益が+67.1%と全部門で最高の伸び率を記録した。
設備投資と有利子負債が拡大: 投資CF支出は5,420億円、長期・短期借入金合計は6,859億円と前年比大幅増加しており、FY2025次期見通しは営業利益3,310億円・ROEは7.7%へ小幅低下の見込みである。
02

業績推移

売上高
3.36兆円▲5.0%FY26
0.001.002.003.004.00FY19FY21FY23FY25
営業利益
0.00兆円▲0.2%FY26
0.000.010.020.020.03FY19FY21FY23FY25
純利益
0.28兆円▲6.0%FY26
0.000.080.150.230.30FY19FY21FY23FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.02.55.07.510.0FY19FY21FY23FY25
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
0100200300400FY19FY21FY23FY25
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 兆円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25FY26
売上高2.432.322.192.532.862.963.203.36
売上原価————————
売上総利益————————
販管費————————
営業利益———0.030.000.000.000.00
経常利益0.210.170.240.260.280.320.340.37
純利益0.140.120.180.210.220.240.260.28
貸借対照表 (BS)
単位: 兆円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25FY26
総資産3.413.323.553.964.134.785.256.05
純資産 (自己資本)2.041.952.202.502.763.173.353.84
自己資本比率 (%)59.758.862.163.366.866.363.863.4
現金及び預金0.650.400.390.490.270.180.170.17
有利子負債————————
ネット有利子負債————————
キャッシュフロー (CF)
単位: 兆円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25FY26
営業CF0.250.260.420.320.210.410.430.41
投資CF▲0.21▲0.24▲0.28▲0.15▲0.32▲0.53▲0.54▲0.55
財務CF▲0.15▲0.25▲0.16▲0.11▲0.12▲0.000.110.12
FCF—————▲0.01▲0.10▲0.10
設備投資 (CapEx)—————0.420.530.51
減価償却費————————
1株指標・収益性 (FY26)
株価データは準備中
EPS
229.65
1株純利益 (円)
BPS
849
1株純資産 (円)
ROE
7.7%
自己資本利益率
ROA
4.6%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY26)
研究開発費 (R&D)
0.16兆円
売上比 4.7%
設備投資 (CapEx)
0.51兆円
売上比 15.1%
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
—人
単体
1,198人
平均年齢
43.3歳
平均勤続
17.2年
単体 平均年収
1,086万円
連結従業員数 推移
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
FY26
—
07

大株主

大株主 Top 10

FY26 有価証券報告書時点
#1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)220.8百万株18.30%
#2株式会社日本カストディ銀行(信託口)75.9百万株6.29%
#3STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行)41.2百万株3.41%
#4日本生命保険相互会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)33.9百万株2.81%
#5JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行)17.5百万株1.45%
#6THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 株式会社みずほ銀行)16.1百万株1.33%
#7STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行)14.9百万株1.23%
#8MOXLEY & CO LLC(常任代理人 株式会社みずほ銀行)14.2百万株1.17%
#9THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042(常任代理人 株式会社みずほ銀行)13.2百万株1.09%
#10GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク)12.9百万株1.06%
08

配当・株主還元

配当・株主還元

FY26 実績
1株配当 (年間)
105.00円+10
配当性向
597.3%
1株配当 推移 (円・生値)
FY21
148
FY22
165
FY23
190
FY24
220
FY25
95
FY26
105
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。

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