株
株式会社資生堂
カブシキガイシャシセイドウ上場化学4911EDINET: E00990Shiseido Company, Limited
決算期: 12月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
9700億円
2.08%営業利益 (FY25)
-288億円
480.04%経常利益 (FY25)
-277億円
2090.91%純利益 (FY25)
-407億円
276.21%総資産
12673億円
4.85%自己資本比率
47.4%
—ROE
-6.6%
4.90%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
資生堂は1872年創業、日本最大かつアジアを代表するプレミアム化粧品グループである。SHISEIDO・クレ・ド・ポー ボーテ・ナーズ・エリクシールなど多数のブランドを擁し、日本・中国トラベルリテール・米州・欧州・アジアパシフィックの5セグメントで展開する。FY2025売上高は9,700億円(前年比2.1%減)と2019年のピーク1.13兆円から依然回復しきれていない。中国・トラベルリテール事業(売上構成比35%)での消費低迷と米州の「Drunk Elephant」苦戦が主因で、米州事業ののれん減損468億円が営業損失288億円・純損失407億円につながった。一方、コア営業利益は445億円と前年比82億円改善し、EBITDA952億円(マージン9.8%)と実力ベースの収益力は回復途上にある。2024年11月に策定した「アクションプラン 2025-2026」で構造改革を進め、2026年コア営業利益率7%・2030年同10%以上を目標に掲げる「2030中期経営戦略」へ移行した。中国依存度の高さと米国ブランドポートフォリオの収益化が引き続き最大の課題であり、欧州事業の堅調さと注力ブランドの下期プラス成長が光明となっている。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: プレミアム化粧品のブランド販売が主体で、中国トラベルリテール35%・日本30%・欧州15%の3極構造が軸となっている。
- 2顧客: 百貨店・専門店・EC・免税店チャネルを通じ、世界120カ国以上の美意識の高い消費者にアプローチしている。
- 3価値提案: 150年超の皮膚科学研究と独自処方を基盤に、プレステージ・スキンケアで高単価・高リピートを実現している。
- 4コスト構造: マーケティングコストが売上高の38%超と最大費目で、研究開発費は売上比3%弱を継続投入している。
Risks · リスク要因
- 1中国依存リスク: 売上構成比35%の中国・トラベルリテール事業が消費低迷や免税政策変更に直接影響を受け、業績変動要因となっている。
- 2のれん減損リスク: 米州事業でFY2025に468億円ののれん減損を計上しており、「Drunk Elephant」等の回復次第で追加損失の可能性がある。
- 3為替変動リスク: 売上の約70%が海外で発生し、円高進行時には円換算売上高と利益が大幅に圧縮されるリスクがある。
- 4規制・地政学リスク: 各国の薬事規制強化や地政学的緊張が原材料調達・販売許認可・消費者マインドに影響を及ぼすリスクが上昇している。
Strengths · 強み
- 1研究開発力: 売上比3%の研究開発投資を継続し、独自のR&D理念「DYNAMIC HARMONY」のもと皮膚科学の特許・論文を蓄積している。
- 2ブランドポートフォリオ: クレ・ド・ポー ボーテ等のウルトラプレステージから大衆向けまで多層構成で価格帯リスクを分散している。
- 3日本セグメントの高収益: FY2025コア営業利益率13.1%と全セグメント最高水準を維持し、安定的な利益貢献源となっている。
- 4欧州の成長加速: 欧州事業は売上前年比6.4%増と最高成長率を達成し、ブランド拡張余地が大きいことを示している。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1アクションプラン 2025-2026: 2026年末までにコア営業利益率7%を達成するため、人件費・経費の構造改革と注力ブランドへの選択集中を完遂する。
- 22030中期経営戦略: 2030年までにコア営業利益率10%以上・市場を上回る売上成長を目標に、ブランド力向上・グローバルオペレーション進化・サステナブル価値創造の3本柱を推進する。
- 3イノベーション投資: 研究開発費を売上比3%目安で継続投入し、メディカル&ダーマ・ライフスタイル等の新カテゴリー創出と展開国拡大を加速する。
- 4デジタル・AI活用: AI投資を強化し、パーソナライズ顧客体験・需要予測最適化・バックオフィス自動化でオペレーションコストを削減する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025最終赤字: 米州事業ののれん減損468億円が響き、純損失407億円・ROE-6.6%と2期連続赤字となったが、コア営業利益は445億円と前年比22%増加した。
中国・トラベルリテール減収: 同セグメント売上は前年比4.3%減の3,422億円で、上期の消費低迷が通期を押し下げた一方、下期は回復基調に転じた。
欧州事業の躍進: 売上前年比6.4%増の1,411億円と全セグメント最高成長を記録し、注力ブランドのグローバル展開効果が顕在化した。
2030中期経営戦略の始動: 2025年内に新戦略を発表し、2026年1月にThe Shiseido Philosophyを改定、スローガン「一瞬も 一生も 美しく」を再掲して企業価値最大化へ舵を切った。
02
業績推移
売上高
9,700億円▼2.1%FY25
営業利益
-287.9億円▼480.0%FY25
純利益
-406.8億円▼276.2%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 11315 | 9209 | 10100 | 10674 | 9730 | 9906 | 9700 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 466 | 281 | 75.8 | -288 |
| 経常利益 | 1087 | 96.4 | 991 | 504 | 310 | -12.7 | -277 |
| 純利益 | 736 | -117 | 469 | 342 | 217 | -108 | -407 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 12188 | 13398 | 13010 | 13077 | 12555 | 13318 | 12673 |
| 純資産 (自己資本) | 5179 | 4704 | 5407 | 6043 | 6187 | 6325 | 6008 |
| 自己資本比率 (%) | 42.5 | 35.1 | 41.6 | 46.2 | 49.3 | 47.5 | 47.4 |
| 現金及び預金 | 975 | 1363 | 1565 | 1190 | 1047 | 985 | 918 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 756 | 640 | 1342 | 467 | 890 | 484 | 1099 |
| 投資CF | ▲2028 | ▲701 | 667 | ▲413 | ▲355 | ▲837 | ▲434 |
| 財務CF | 1137 | 469 | ▲1906 | ▲524 | ▲756 | 234 | ▲772 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
—
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
—
自己資本利益率
ROA
—
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
3,850人
平均年齢
39.3歳
平均勤続
11.2年
単体 平均年収
708万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
60.00円-10
配当性向
—%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
60
FY21
70
FY22
125
FY23
90
FY24
70
FY25
60
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。