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ライオン株式会社
ライオンカブシキガイシャ上場化学4912EDINET: E00991Lion Corporation
決算期: 12月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
4221億円
2.22%営業利益 (FY25)
364億円
28.11%経常利益 (FY25)
394億円
22.28%純利益 (FY25)
276億円
30.15%総資産
5286億円
6.32%自己資本比率
61.1%
—ROE
9.0%
1.60%01
企業サマリ
Overview · 事業概要
ライオンは「より良い習慣づくりで人々の毎日に貢献する」をパーパスに掲げ、オーラルヘルスケア・ビューティケア・ファブリックケア・リビングケア・薬品など幅広い日用品・ヘルスケア製品を国内外で販売する老舗消費財メーカーである。売上高は2019年の3,475億円から2025年の4,221億円へと一貫して拡大しており、FY2025は前期比2.2%増収、営業利益は同28.1%増の364億円と収益性が急改善した。これは、ホームケア事業の生産体制見直しや競争費用効率化による構造改革成果、高付加価値製品(「デントヘルス薬用ハミガキDXプレミアム」等)の育成、サプライチェーンのデジタル変革による物流費抑制が奏功したためである。 2025年度スタートの3ヵ年中期経営計画「Vision2030 2nd STAGE」では「収益力の強靭化」をテーマに、最重点事業のオーラルヘルスケアへの重点投資、化学品事業の連結子会社2社株式譲渡による事業ポートフォリオ整理、オーストラリアのナチュラルビューティケアブランド「Sukin」買収による海外展開強化を推進している。2027年目標としてEPSの年平均成長率向上と累進配当の継続を掲げ、3ヵ年で約1,500億円のキャッシュ獲得・約500億円の戦略的投資を計画する。国内成熟市場での収益構造改革と、アジアを中心とする海外成長の両立が今後の焦点となる。
Business Model · ビジネスモデル
- 1収益源: 一般用消費財事業(売上の約61%)・産業用品事業(14%)・海外事業(42%)の3セグメントで構成され、消費財が主軸である。
- 2顧客: 国内では量販店・ドラッグストア経由で個人消費者に販売し、海外ではアジア中心に現地法人・合弁で展開している。
- 3価値提案: 歯磨きや手洗いなどの「習慣づくり」に着目した製品・情報提供で、予防衛生・健康維持の日常需要を継続的に取り込む。
- 4コスト構造: 原材料費が最大コスト要因で、複数購買・グローバル調達で抑制しつつ、デジタル活用による物流費削減で利益率改善を進める。
Risks · リスク要因
- 1原材料価格高騰リスク: 気候変動や地政学的リスクにより石油化学・農産物系原材料の調達コストが上昇し、価格転嫁が遅れると収益を圧迫する。
- 2海外事業の政治経済リスク: 主要市場のタイ・中国の景気減速や規制変更が継続しており、FY2025も中国では不動産市場停滞・物価下落が事業に影響した。
- 3為替変動リスク: 海外売上比率が約42%に達し、円高局面では円換算の売上・利益が目減りするトランスレーションリスクが拡大している。
- 4事業投資・M&Aの回収リスク: 「Sukin」買収など海外ブランド取得を加速する中、想定と異なる市場環境となった場合に投資回収が困難になるリスクがある。
Strengths · 強み
- 1オーラルヘルスケアの圧倒的ブランド資産: 「システマ」「クリニカ」「NONIO」等の複数ブランドが国内シェアを支え、歯科ルートにも販路を持つ。
- 2アジア展開の地盤: タイ・中国・韓国・ベトナム・バングラデシュ等に現地生産・販売拠点を持ち、FY2025海外事業売上は1,780億円と全体の約42%を占める。
- 3高付加価値品シフトによる収益改善力: 最高価格帯の新製品投入と低採算ブランドの売却により、一般用消費財の事業利益率がFY2025に21.3%増と急改善した。
- 4サプライチェーンのデジタル変革: 欠品率低減・在庫改善・物流費抑制を実現し、構造的なコスト競争力を底上げしている。
Strategy · 戦略・今後の展望
- 1オーラルヘルスケアを最重点事業に集中投資: 口腔衛生から口腔機能(嚙む・飲み込む・会話)へ価値提供を拡張し、2030年までに5億人へのオーラルケア習慣提供を目指す。
- 2事業ポートフォリオ組み替えの加速: 化学品子会社2社の株式譲渡・「リード」ブランド売却など低収益事業を整理し、創出資金をビューティケア・薬品のチャレンジ事業へ振り向ける。
- 3海外M&Aと現地基盤整備: 2025年1月にオーストラリア「Sukin」を買収、バングラデシュ新工場完工など、アジア・オセアニアでの事業基盤を2027年目標に向け着実に拡充する。
- 4キャピタルアロケーション規律化: 3ヵ年で約1,500億円のキャッシュ獲得・約500億円の戦略投資を計画し、累進配当の維持とEPS年平均成長率向上を財務目標に掲げる。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025業績は年初目標超過: 売上高4,221億円(前期比+2.2%)、営業利益364億円(同+28.1%)、純利益276億円(同+30.1%)と中計「2nd STAGE」初年度に大幅増益を達成した。
オーストラリア「Sukin」ブランドを買収: 2025年1月にPNB Consolidated Pty Ltdの全株式を取得し、ナチュラルビューティケア領域での海外成長戦略を本格始動した。
化学品子会社2社の株式譲渡を決定: ライオン・スペシャリティ・ケミカルズとその子会社PT. IPPOSHA INDONESIAの譲渡を2026年2月に決定し、事業ポートフォリオの選択と集中を加速した。
マネジメント体制を刷新: 2026年1月よりバリューチェーンを軸としたビジネスユニット制に移行し、権限委譲による意思決定の迅速化と「先に仕掛ける会社」への変革を推進中である。
02
業績推移
売上高
4,221億円▲2.2%FY25
営業利益
364億円▲28.1%FY25
純利益
276億円▲30.1%FY25
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
03
財務諸表
損益計算書 (PL)
単位: 億円
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 3475 | 3554 | 3662 | 3899 | 4028 | 4129 | 4221 |
| 売上原価 | — | — | — | — | — | — | — |
| 売上総利益 | — | — | — | — | — | — | — |
| 販管費 | — | — | — | — | — | — | — |
| 営業利益 | — | — | — | 288 | 205 | 284 | 364 |
| 経常利益 | 314 | 445 | 341 | 313 | 224 | 322 | 394 |
| 純利益 | 206 | 299 | 238 | 219 | 146 | 212 | 276 |
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総資産 | 3807 | 4355 | 4280 | 4693 | 4864 | 4972 | 5286 |
| 純資産 (自己資本) | 2084 | 2317 | 2516 | 2643 | 2803 | 2937 | 3227 |
| 自己資本比率 (%) | 54.7 | 53.2 | 58.8 | 56.3 | 57.6 | 59.1 | 61.1 |
| 現金及び預金 | 1104 | 1215 | 973 | 1011 | 855 | 1022 | 881 |
| 有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
| ネット有利子負債 | — | — | — | — | — | — | — |
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
| 項目 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 368 | 407 | 193 | 420 | 301 | 437 | 406 |
| 投資CF | ▲208 | ▲199 | ▲342 | ▲195 | ▲348 | ▲76.6 | ▲435 |
| 財務CF | ▲106 | ▲91.4 | ▲102 | ▲198 | ▲118 | ▲212 | ▲124 |
| FCF | — | — | — | — | — | — | — |
| 設備投資 (CapEx) | — | — | — | — | — | — | — |
| 減価償却費 | — | — | — | — | — | — | — |
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
99.74
1株純利益 (円)
BPS
—
1株純資産 (円)
ROE
9.0%
自己資本利益率
ROA
5.2%
総資産利益率
PER
—
株価収益率
PBR
—
株価純資産倍率
配当利回り
—
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04
セグメント
セグメント情報は準備中です。
05
地域別売上
地域別売上データは準備中です。
06
従業員
従業員データ
連結
—人
単体
3,059人
平均年齢
44.0歳
平均勤続
17.0年
単体 平均年収
711万円
連結従業員数 推移
FY21
—
FY22
—
FY23
—
FY24
—
FY25
—
08
配当・株主還元
配当・株主還元
FY25 実績1株配当 (年間)
45.00円+5
配当性向
44.4%
1株配当 推移 (円・生値)
FY20
34
FY21
36
FY22
37
FY23
39
FY24
40
FY25
45
※ 生値。株式分割の遡及調整は未適用。
09
IR資料
IR資料は準備中です。
10
競合比較
競合比較は準備中です。
11
ニュース
関連ニュースは準備中です。