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株式会社アイビー化粧品

カブシキガイシャアイビーケショウヒン上場化学4918EDINET: E01035
IVY COSMETICS CORPORATION
決算期: 03月期
業種: 化学
売上高 (FY25)
29.3億円
7.96%
営業利益 (FY25)
4.2億円
126.20%
経常利益 (FY25)
4.2億円
123.40%
純利益 (FY25)
0.4億円
73.13%
総資産
35.7億円
0.06%
自己資本比率
69.2%
ROE
1.8%
5.80%
01

企業サマリ

Overview · 事業概要

株式会社アイビー化粧品は「日本の肌はアイビーがつくる」をビジョンに掲げ、訪問販売・対面販売を主力チャネルとする総合化粧品メーカーである。売上高はコロナ禍の影響で2024年3月期に27億円まで落ち込んだが、2025年3月期は29億円(前年比+8.0%)と回復基調に転じた。スキンケアが売上の73%を占め、新製品「サーマンス ボディ エステ」「ベーシックプラス」等の投入が奏功した。営業利益は4.2億円と前年比2.3倍に急拡大し、売上高経常利益率14.4%は目標の15%に迫る水準に達した。一方で、純利益は特別損失4.8億円(退職給付制度の終了に伴う費用等)の計上により43百万円にとどまり、ROEは1.8%と低水準である。自己資本比率は69.2%と財務健全性は高いが、2018年12月発行のA種優先株式10億円に対する累積優先配当が未解消であり、継続企業の前提に重要な疑義が注記されている点は投資家として留意が必要である。訪問販売チャネルの市場縮小・高齢化という構造的な逆風の中で、DX推進・海外展開・特許技術のライセンス収益化を成長の柱として模索している段階にある。

Business Model · ビジネスモデル
  • 1収益源: 訪問販売チャネルが主軸で、スキンケア73%・美容補助商品13%・メークアップ7%の製品構成で売上29億円を構成している。
  • 2顧客: 全国242社の販売会社へ卸売し、販売会社が営業所・ビューティマネージャーを通じて最終消費者へ届ける間接販売モデルをとっている。
  • 3価値提案: 「ノーマライジング」コンセプトのエイジングケア高機能製品と、対面カウンセリングによる高い顧客満足度を差別化軸としている。
  • 4コスト構造: 売上原価率29.5%と低く、販売費・一般管理費比率が高い人件費・研修費依存型であり、売上へのレバレッジが利益に大きく影響する。
Risks · リスク要因
  • 1A種優先株式の累積未払配当: 2018年発行の10億円優先株式の累積配当が未解消であり、継続企業の前提に重要な疑義が有報に注記されている。
  • 2訪問販売市場の構造縮小: 生活様式の変化・高齢化・若年層離れにより市場は縮小傾向にあり、販売員・新規顧客の獲得が慢性的な課題となっている。
  • 3新製品・強化製品依存リスク: 売上高の約47%を新製品・強化製品が占め、キャンペーン時期に偏った季節変動が大きく、販売会社の過剰在庫が翌期業績を直撃するリスクがある。
  • 4特定商取引法の規制強化リスク: 主力の訪問販売は「特定商取引に関する法律」の規制対象であり、法改正により販売システムの根幹が制約される可能性がある。
Strengths · 強み
  • 1高粗利構造: 売上原価率約29.5%を維持し、売上高経常利益率14.4%と化粧品中堅企業として高い収益性を誇る。
  • 2自己資本比率69.2%: 無借金経営に近い財務健全性を持ち、2025年3月期末の純資産は24.7億円と安定した資本基盤を有している。
  • 3独自特許技術: 自社開発研究所が化粧品から医薬品の請求項まで取得し、医薬品会社へのライセンス提供という新収益源の可能性を有している。
  • 4販売組織の粘着性: 創業50年近い訪問販売ネットワーク(242社の販売会社)を擁し、リピート購入を軸とした安定的な顧客基盤を維持している。
Strategy · 戦略・今後の展望
  • 1復配の実現: 翌事業年度(2026年3月期)の普通配当復配を最優先課題とし、A種優先株式の累積配当解消も順次進める方針である。
  • 2上代売上高1,000億円への道筋: 中期目標として上代(定価ベース)売上高100億円(10,000百万円)を掲げ、2025年3月期実績83億円から引き続き拡大を目指す。
  • 3DX推進と海外展開: 業務のDX対応を推進しつつ、育毛剤「ステムシグナル」の台湾輸出を皮切りに輸出相手国を拡大し、新たな収益柱を育成する。
  • 4創業50周年(2026年度)に向けた製品強化: 棚卸資産回転期間の目標6.0ケ月達成と需要予測精度向上を図りながら、エイジングケア軸の高機能新製品を開発・投入する。
Recent Highlights · 直近の動向
FY2025売上高29億円(+8.0%)で2期ぶり増収: スキンケアが+8.4%、美容補助商品が+15.0%と牽引し、上代売上高も83億円(前年比+7.2%)に回復した。
営業利益が前年比2.3倍の4.2億円に急拡大: 販管費を前年比4.8%削減した経費コントロールが奏功し、売上高営業利益率は14.4%に改善した。
特別損失4.8億円で純利益は43百万円にとどまる: 退職給付制度終了に伴う一時費用が重し、前年純利益1.6億円から大幅減益となった。
新株予約権行使で189百万円を調達: 資本金・資本準備金がそれぞれ約0.9億円増加し、自己資本比率は62.6%から69.2%へ上昇した。
02

業績推移

売上高
29.3億円8.0%FY25
010203040FY20FY22FY24
営業利益
4.2億円126.2%FY25
01.32.53.85FY20FY22FY24
純利益
0.4億円73.1%FY25
00.511.52FY20FY22FY24
利益率推移営業利益率 / 純利益率
営業利益率純利益率
0.03.87.511.315.0FY20FY22FY24
EPS 推移1 株当たり当期純利益 (円)
EPS
07.51522.530FY20FY22FY24
03

財務諸表

損益計算書 (PL)
単位: 億円
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
売上高33.438.334.335.329.427.129.3
売上原価
売上総利益
販管費
営業利益0.8-0.21.94.2
経常利益-10.40.30.10.8-0.21.94.2
純利益-10.40.5-0.20.4-3.81.60.4
貸借対照表 (BS)
単位: 億円 (自己資本比率を除く)。ネット有利子負債 = 有利子負債 − 現金及び預金。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
総資産56.548.747.243.538.535.735.7
純資産 (自己資本)14.015.015.122.719.822.424.7
自己資本比率 (%)24.730.832.152.151.462.869.2
現金及び預金8.60.51.11.32.52.15.8
有利子負債
ネット有利子負債
キャッシュフロー (CF)
単位: 億円。FCF = 営業CF − 設備投資。▲はマイナス。
項目FY19FY20FY21FY22FY23FY24FY25
営業CF5.30.34.3▲1.12.84.54.5
投資CF0.60.23.30.6▲0.30.1▲0.2
財務CF1.1▲8.7▲6.90.6▲1.3▲5.0▲0.6
FCF
設備投資 (CapEx)
減価償却費
1株指標・収益性 (FY25)
株価データは準備中
EPS
2.44
1株純利益 (円)
BPS
1株純資産 (円)
ROE
1.8%
自己資本利益率
ROA
1.2%
総資産利益率
PER
株価収益率
PBR
株価純資産倍率
配当利回り
直近 DPS / 株価
成長投資 (FY25)
04

セグメント

セグメント情報は準備中です。

05

地域別売上

地域別売上データは準備中です。

06

従業員

従業員データ

連結
単体
107
平均年齢
47.8
平均勤続
19.7
単体 平均年収
507万円
連結従業員数 推移
FY21
FY22
FY23
FY24
FY25
07

大株主

大株主 Top 10

FY25 有価証券報告書時点
#1株式会社白銀社1.2百万株18.61%
#2株式会社ブリーズ0.2百万株3.68%
#3アイビー化粧品取引先持株会0.2百万株2.85%
#4安藤 英基0.1百万株2.35%
#5白銀 恵美子0.1百万株2.08%
#6安藤 英雄0.1百万株1.98%
#7白銀 浩二0.1百万株1.95%
#8アイビー共栄会0.1百万株1.90%
#9楽天証券株式会社0.1百万株1.86%
#10株式会社日本カストディ銀行(信託口)0.1百万株1.32%
08

配当・株主還元

配当データは準備中です。

09

IR資料

IR資料は準備中です。

10

競合比較

競合比較は準備中です。

11

ニュース

関連ニュースは準備中です。